【アニメ動画】 魔女の宅急便 Kiki's Delivery Service
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『魔女の宅急便』(まじょのたっきゅうびん、英題: Kiki's Delivery Service )は、角野栄子の児童書(児童文学)『魔女の宅急便(第1巻)』を原作とした長編アニメーション映画である。
スタジオジブリ製作で宮崎駿監督作品。1989年7月29日に公開される。
これまでジブリを支えてきた徳間書店に加え、日本テレビがスポンサーに付き、鈴木敏夫がジブリにプロデューサとして移籍している。その上でテレビCMなど広告宣伝面にも力が入れられた結果、配給収入21.5億円と、前作『となりのトトロ』の3倍以上を記録する。従来アニメ映画を見なかった若い女性、そして家族連れを中心に幅広い層に人気を集めた。ジブリブランドを経済面で確実な物とした作品とも言える。
原作をかなり自由に脚色し、背景にはアイルランドやスウェーデン、ポルトガルなどで取材してきた町の風景を使っている。また、フォルクスワーゲン・ビートルが多数登場している事から、ドイツも多少モチーフにされていると思われる。白黒テレビが普及している一方で、ボンネットバスや大きな飛行船が使われているなど、現代ではなく過去の時代を舞台にしていると思われる(宮崎監督によれば「第二次世界大戦を経験しなかったヨーロッパ」という設定)。
主な舞台になった町は、スウェーデンのゴトランド島にあるヴィスビューおよび首都ストックホルムの町とその近郊がモデルになっている。宮崎がAプロダクション(シンエイ動画)時代の1971年に幻の映画企画『長くつ下のピッピ』のロケハンで訪れた場所でもある。
映画の主題歌には、ユーミンこと荒井由実が歌う既存の楽曲「ルージュの伝言」(オープニング、アルバム「COBALT HOUR」に収録)と「やさしさに包まれたなら」(エンディング)が採用され、映画公開当時リバイバルヒットとなった。尚、「やさしさに包まれたなら」はシングルとアルバムでアレンジが異なり、本作で使用されたバージョンは荒井由実のセカンドアルバムである「MISSLIM」、近年のバラードベストアルバム「sweet,bitter sweet〜YUMING BALLAD BEST」に収録されている。
また、1978年公開の『さらば宇宙戦艦ヤマト-愛の戦士たち』の記録を抜いて日本の劇場用アニメ映画の興行記録を更新した。英語版作品名は "Kiki's Delivery Service"。主題歌は日本版と異なり、別の英語の歌が用いられている。
ほかに、日本テレビで2年に1回ほどの割合で金曜ロードショーで放送されている。
[編集] あらすじ
魔女の娘は、13歳になると修行のために家を出て独立するという掟があった。そんな女の子の一人キキは、黒猫ジジと共に港町コリコに降り立った。パン屋の女主人に気に入られ、店先を借りて宅急便を開業することとした彼女。そこには新しい生活と喜び、失敗と挫折、人力飛行機に熱中する少年トンボ(映画では、コポリという本名が紹介されている)との出会いが待っていた。
[編集] キャッチコピー
『おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。』(糸井重里)
[編集] 声の出演
キキ、ウルスラ:高山みなみ(二役)
ジジ:佐久間レイ(キキの相棒の黒猫)
おソノ:戸田恵子(キキが間借りさせてもらっているパン屋のおかみさん)
トンボ:山口勝平(キキに好意を持っている男の子、友達)
コキリ:信沢三恵子(キキのお母さん、魔女)
老婦人:加藤治子(キキにお届けものの仕事を依頼した人)
バーサ:関弘子(老婦人宅のお手伝いさん)
オキノ:三浦浩一(キキのお父さん)
おソノの夫、警官、アナウンサー:山寺宏一
マキ:井上喜久子
ケット:渕崎ゆり子
ケットの母:土井美加
ケットの父:土師孝也
ケットの祖母:浅井淑子
ドーラ婆さん:斎藤昌(コキリにリューマチの薬を作ってもらっている)
時計塔の番人:西村知道
先輩魔女:小林優子
トラックの運転手:池水通洋
ホテルのフロント係:辻親八
飛行船船長:大塚明夫
赤ん坊:坂本千夏
ケーキの少女:鍵本景子
デッキブラシを持っていたおじさん:田口昂
役不明:丸山裕子、津賀有子、亀井芳子
協力:江崎プロダクション
[編集] 英語版
キキ:キルスティン・ダンスト
ウルスラ:ジャニーン・ガラファロ
ジジ:フィル・ハートマン
おソノ:トレス・マクニール
トンボ:マシュー・ローレンス
コキリ:キャス・ソーシィ
老婦人:デビー・レイノルズ
バーサ:エディ・マックラーグ
[編集] 原作との相違点
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注意:以降に作品の結末など核心部分が記述されています。
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キキの持っているラジオは、映画ではもともと父のオキノが持っていた物だが、原作ではキキが旅立つ際にオキノが買い与えた物だった。
映画では、魔女の子供が女の子だったらほぼ強制的に魔女になる(上記の通り、13歳で修行に出る)のに対して、原作では10歳位になったら魔女になるかならないか決める事ができる設定だった。
キキが初めてほうきで空を飛んだ時期は、映画ではキキ本人が覚えていないくらい幼い頃だったが、原作ではキキが魔女になることを決めてから(11歳位)だった。
映画ではグーチョキパン店に着いた翌日には宅急便の仕事を思いついたが、原作では着いてから3日ぐらい部屋に閉じこもっていた。
キキとトンボは、映画ではキキが事故を起しそうになった後街の中で会うのだが、原作ではキキが宅急便を始めてから砂浜で会う設定だった。
原作では、トンボは最初、にこりともしない少年として描かれている。表記もトンボではなく、ひらがなのとんぼ。
映画ではウルスラは猫のぬいぐるみを拾っただけでなくストーリー上重要な役割を持っているが、原作では猫のぬいぐるみを拾いその後お届け物を頼んだだけで、ストーリー上それほど重要ではなく、ウルスラという名前も付いていない。なお、映画でもウルスラという名前は一度も出てこない。
飛行クラブは、映画では人力飛行機を作る集まりだったが、原作では魔女のほうきや魔法の絨毯などおとぎ話に登場する空飛ぶ乗り物を研究する集まりだった。
劇場版に登場する飛行船は、当初登場しなかったらしい[要出典]。後で付け足されたらしい。
[編集] スタッフ
原作:角野栄子
監督、脚本、プロデューサー:宮崎駿
作画監督:大塚伸治 近藤勝也 近藤喜文
美術監督:大野広司
キャラクター・デザイン:近藤勝也
音楽:久石譲
主題歌:荒井由実「ルージュの伝言」「やさしさに包まれたなら」
[編集] 賞歴
第13回日本アカデミー賞・話題賞
第44回毎日映画コンクール・アニメーション映画賞
第7回ゴールデングロス賞・マネーメイキング監督賞・予告編コンクール賞
エランドール賞特別賞
キネマ旬報・読者選出日本映画1位・読者選出日本映画監督賞
全国映連賞・作品賞・日本映画監督賞
文化庁優秀映画製作奨励金交付作品
米国のENTERTAINMENT・WEEKLY誌の1998年度ベストビデオ部門第1位に選出。
[編集] 協賛
ヤマト運輸
「宅急便」がヤマト運輸の登録商標であることを原作者も映画制作者も当初は知らなかったというエピソードは有名である。しかし、映画化にあたり「『魔女の宅急便』という題名が『宅急便』の商標権侵害で問題になった」という話は誤解である。ただし、全く無断で公開した場合には道義的に問題となったと思われる。
映画公開に先立って「宅急便」が登録商標であることに初めて気づき、スタジオジブリがヤマト運輸へ問題がないかどうか相談したところ、同社の商標と映画に登場する「ジジ」がともに黒猫のキャラクターであるということを理由に、制作側の焦りとは裏腹に同社の粋な計らい(ヤマトにとっては大きな宣伝効果もあった)でこの協賛が実現した。ヤマト運輸のトレードマークである黒猫と「ジジ」との直接の関係はない(ヤマトのトレードマークは子連れであるが、ジジもエンディングでは子連れ(黒猫)でほうきに乗っていた)。
[編集] 補足
主題歌を決定する際、プロデューサーを務める鈴木敏夫が、会議直前に行った松任谷由実のコンサートに触発を受け、荒井由実の採用を宮崎監督に提案した。もともと宮崎監督は、若い頃に荒井由実の楽曲を聴いていたため、それがこの時の採用につながった、と言われている。しかし、当初は、同じ荒井由実でも「ルージュの伝言」の他に「中央フリーウェイ」も候補に挙がっていたが、東京都下の具体的な地名が歌詞に入っているために取りやめたという。
映画化に対して原作者の角野栄子は、原作でキキの故郷の木に付けられていた鈴をキキが旅立つ時に鳴らして欲しいという注文をしていた。これで旅立ちのシーンが印象深くはなったが、原作を知らない人には意味が分からないものであった。
ウルスラの描く絵に、八戸市立湊中学校養護学級の共同作品「虹の上をとぶ船」が一部加筆の上で使われている。
キキを演じた高山みなみは、元々はウルスラ役のみ演じる予定だったが、キキ役に適任者がいなかった為、オーデションを受けた上でキキ役に選ばれたが、今度はウルスラ役に適任者がいなくなり、キキとウルスラの一人二役を演じる事になった。
この映画がアニメ映画の出世作となった山口勝平と高山みなみは、本作においてはヒロインとその友人という役柄を演じているが、7年後に二人は「名探偵コナン」で同一人物(工藤新一(山口)=江戸川コナン(高山))を演じる役者になった。
映画の製作に当たり、宮崎駿が音楽担当の久石譲に曲を作ってもらう為、それぞれの場面をイメージした詩のような物を書いて渡した。これは後に一部編集の上単行本「元気になれそう」として出版された。
キキの髪型については当初原作のイメージを重視しロングヘアーであったが、作画が難しいという事で様々な髪型が試され、最終的にはショートヘアーとなった。(初期イメージボード等では、髪を二つに分けていたり、三つ編み等もあった他、金髪もあった)
映画の最後の方で、キキが両親に送った手紙が画面に現れるが、その中の「友達」の「達」の字の横棒が一本少ない。
オソノさんは映画の製作当時、スタッフの中で「歳の割にはしっかりしているから、昔は色々あったに違いない、もしかしたら暴走族だったのでは?」という話が流れていて、エンディングではバイクに乗せるという案もあった。この案は実現しなかったが、映画のパンフレット等のオソノさんの紹介欄に「青春時代、それなりにツッパった経験を持つ」などと書かれた物があった。
後半のシーンで人ごみの中に宮崎駿が登場する。これはパンフレットにも書かれていた。
ラストシーンでジジの言葉が戻らなかった(台詞が無かった)ことについて、ファンの間ではいろいろ議論対象となっている(実はキキ(魔女)だけにはわかる言葉に戻っている、キキの魔女としての成長を見届けたためもう言葉は戻らない等)。
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以上で作品の核心的な内容についての記述は終わりです。
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[編集] 登録商標
スタジオジブリが劇場映画をもとに『魔女の宅急便』の商標[1]を取得しているが、主にキャラクタービジネスを意図して、刊行物や様々な商品につけられる商標である。これは完成した映画名がもとになって登録が認められたもので、日本では「映画の題名」自体には商標権を設定できない。もちろんヤマト運輸の宅急便とは、指定商品又は指定役務(サービス)の範囲が異なる。
[編集] 脚注
^ [1]検索により登録商標の登録状況がわかる。(特許庁)
[編集] 関連出版物・CD
[編集] 出版物
絵コンテ集(絶版)
アニメージュ特別編集ガイドブック「魔女の宅急便」(絶版)
THE ART OF KIKI'S DELIVERY SERVICE (絶版)
フィルムコミック(1巻〜4巻)
元気になれそう 上記の宮崎駿が書いた詩を一部編集し、作画スタッフが描いたイメージボードを挿絵として加えた物。
スタジオジブリ作品関連資料集 型録III
[編集] CD
イメージアルバム
サントラ音楽集
ヴォーカルアルバム
めぐる季節(シングルCD)
ハイテックシリーズ
元気になれそう(CD・非売品) 上記の「元気になれそう」をキキの声優である高山みなみが朗読(無論、キキの声で)した物。一般販売はされず、アニメージュの全員プレゼント企画で頒布された。 ウイキペディアより抜粋
スタジオジブリ製作で宮崎駿監督作品。1989年7月29日に公開される。
これまでジブリを支えてきた徳間書店に加え、日本テレビがスポンサーに付き、鈴木敏夫がジブリにプロデューサとして移籍している。その上でテレビCMなど広告宣伝面にも力が入れられた結果、配給収入21.5億円と、前作『となりのトトロ』の3倍以上を記録する。従来アニメ映画を見なかった若い女性、そして家族連れを中心に幅広い層に人気を集めた。ジブリブランドを経済面で確実な物とした作品とも言える。
原作をかなり自由に脚色し、背景にはアイルランドやスウェーデン、ポルトガルなどで取材してきた町の風景を使っている。また、フォルクスワーゲン・ビートルが多数登場している事から、ドイツも多少モチーフにされていると思われる。白黒テレビが普及している一方で、ボンネットバスや大きな飛行船が使われているなど、現代ではなく過去の時代を舞台にしていると思われる(宮崎監督によれば「第二次世界大戦を経験しなかったヨーロッパ」という設定)。
主な舞台になった町は、スウェーデンのゴトランド島にあるヴィスビューおよび首都ストックホルムの町とその近郊がモデルになっている。宮崎がAプロダクション(シンエイ動画)時代の1971年に幻の映画企画『長くつ下のピッピ』のロケハンで訪れた場所でもある。
映画の主題歌には、ユーミンこと荒井由実が歌う既存の楽曲「ルージュの伝言」(オープニング、アルバム「COBALT HOUR」に収録)と「やさしさに包まれたなら」(エンディング)が採用され、映画公開当時リバイバルヒットとなった。尚、「やさしさに包まれたなら」はシングルとアルバムでアレンジが異なり、本作で使用されたバージョンは荒井由実のセカンドアルバムである「MISSLIM」、近年のバラードベストアルバム「sweet,bitter sweet〜YUMING BALLAD BEST」に収録されている。
また、1978年公開の『さらば宇宙戦艦ヤマト-愛の戦士たち』の記録を抜いて日本の劇場用アニメ映画の興行記録を更新した。英語版作品名は "Kiki's Delivery Service"。主題歌は日本版と異なり、別の英語の歌が用いられている。
ほかに、日本テレビで2年に1回ほどの割合で金曜ロードショーで放送されている。
[編集] あらすじ
魔女の娘は、13歳になると修行のために家を出て独立するという掟があった。そんな女の子の一人キキは、黒猫ジジと共に港町コリコに降り立った。パン屋の女主人に気に入られ、店先を借りて宅急便を開業することとした彼女。そこには新しい生活と喜び、失敗と挫折、人力飛行機に熱中する少年トンボ(映画では、コポリという本名が紹介されている)との出会いが待っていた。
[編集] キャッチコピー
『おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。』(糸井重里)
[編集] 声の出演
キキ、ウルスラ:高山みなみ(二役)
ジジ:佐久間レイ(キキの相棒の黒猫)
おソノ:戸田恵子(キキが間借りさせてもらっているパン屋のおかみさん)
トンボ:山口勝平(キキに好意を持っている男の子、友達)
コキリ:信沢三恵子(キキのお母さん、魔女)
老婦人:加藤治子(キキにお届けものの仕事を依頼した人)
バーサ:関弘子(老婦人宅のお手伝いさん)
オキノ:三浦浩一(キキのお父さん)
おソノの夫、警官、アナウンサー:山寺宏一
マキ:井上喜久子
ケット:渕崎ゆり子
ケットの母:土井美加
ケットの父:土師孝也
ケットの祖母:浅井淑子
ドーラ婆さん:斎藤昌(コキリにリューマチの薬を作ってもらっている)
時計塔の番人:西村知道
先輩魔女:小林優子
トラックの運転手:池水通洋
ホテルのフロント係:辻親八
飛行船船長:大塚明夫
赤ん坊:坂本千夏
ケーキの少女:鍵本景子
デッキブラシを持っていたおじさん:田口昂
役不明:丸山裕子、津賀有子、亀井芳子
協力:江崎プロダクション
[編集] 英語版
キキ:キルスティン・ダンスト
ウルスラ:ジャニーン・ガラファロ
ジジ:フィル・ハートマン
おソノ:トレス・マクニール
トンボ:マシュー・ローレンス
コキリ:キャス・ソーシィ
老婦人:デビー・レイノルズ
バーサ:エディ・マックラーグ
[編集] 原作との相違点
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注意:以降に作品の結末など核心部分が記述されています。
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キキの持っているラジオは、映画ではもともと父のオキノが持っていた物だが、原作ではキキが旅立つ際にオキノが買い与えた物だった。
映画では、魔女の子供が女の子だったらほぼ強制的に魔女になる(上記の通り、13歳で修行に出る)のに対して、原作では10歳位になったら魔女になるかならないか決める事ができる設定だった。
キキが初めてほうきで空を飛んだ時期は、映画ではキキ本人が覚えていないくらい幼い頃だったが、原作ではキキが魔女になることを決めてから(11歳位)だった。
映画ではグーチョキパン店に着いた翌日には宅急便の仕事を思いついたが、原作では着いてから3日ぐらい部屋に閉じこもっていた。
キキとトンボは、映画ではキキが事故を起しそうになった後街の中で会うのだが、原作ではキキが宅急便を始めてから砂浜で会う設定だった。
原作では、トンボは最初、にこりともしない少年として描かれている。表記もトンボではなく、ひらがなのとんぼ。
映画ではウルスラは猫のぬいぐるみを拾っただけでなくストーリー上重要な役割を持っているが、原作では猫のぬいぐるみを拾いその後お届け物を頼んだだけで、ストーリー上それほど重要ではなく、ウルスラという名前も付いていない。なお、映画でもウルスラという名前は一度も出てこない。
飛行クラブは、映画では人力飛行機を作る集まりだったが、原作では魔女のほうきや魔法の絨毯などおとぎ話に登場する空飛ぶ乗り物を研究する集まりだった。
劇場版に登場する飛行船は、当初登場しなかったらしい[要出典]。後で付け足されたらしい。
[編集] スタッフ
原作:角野栄子
監督、脚本、プロデューサー:宮崎駿
作画監督:大塚伸治 近藤勝也 近藤喜文
美術監督:大野広司
キャラクター・デザイン:近藤勝也
音楽:久石譲
主題歌:荒井由実「ルージュの伝言」「やさしさに包まれたなら」
[編集] 賞歴
第13回日本アカデミー賞・話題賞
第44回毎日映画コンクール・アニメーション映画賞
第7回ゴールデングロス賞・マネーメイキング監督賞・予告編コンクール賞
エランドール賞特別賞
キネマ旬報・読者選出日本映画1位・読者選出日本映画監督賞
全国映連賞・作品賞・日本映画監督賞
文化庁優秀映画製作奨励金交付作品
米国のENTERTAINMENT・WEEKLY誌の1998年度ベストビデオ部門第1位に選出。
[編集] 協賛
ヤマト運輸
「宅急便」がヤマト運輸の登録商標であることを原作者も映画制作者も当初は知らなかったというエピソードは有名である。しかし、映画化にあたり「『魔女の宅急便』という題名が『宅急便』の商標権侵害で問題になった」という話は誤解である。ただし、全く無断で公開した場合には道義的に問題となったと思われる。
映画公開に先立って「宅急便」が登録商標であることに初めて気づき、スタジオジブリがヤマト運輸へ問題がないかどうか相談したところ、同社の商標と映画に登場する「ジジ」がともに黒猫のキャラクターであるということを理由に、制作側の焦りとは裏腹に同社の粋な計らい(ヤマトにとっては大きな宣伝効果もあった)でこの協賛が実現した。ヤマト運輸のトレードマークである黒猫と「ジジ」との直接の関係はない(ヤマトのトレードマークは子連れであるが、ジジもエンディングでは子連れ(黒猫)でほうきに乗っていた)。
[編集] 補足
主題歌を決定する際、プロデューサーを務める鈴木敏夫が、会議直前に行った松任谷由実のコンサートに触発を受け、荒井由実の採用を宮崎監督に提案した。もともと宮崎監督は、若い頃に荒井由実の楽曲を聴いていたため、それがこの時の採用につながった、と言われている。しかし、当初は、同じ荒井由実でも「ルージュの伝言」の他に「中央フリーウェイ」も候補に挙がっていたが、東京都下の具体的な地名が歌詞に入っているために取りやめたという。
映画化に対して原作者の角野栄子は、原作でキキの故郷の木に付けられていた鈴をキキが旅立つ時に鳴らして欲しいという注文をしていた。これで旅立ちのシーンが印象深くはなったが、原作を知らない人には意味が分からないものであった。
ウルスラの描く絵に、八戸市立湊中学校養護学級の共同作品「虹の上をとぶ船」が一部加筆の上で使われている。
キキを演じた高山みなみは、元々はウルスラ役のみ演じる予定だったが、キキ役に適任者がいなかった為、オーデションを受けた上でキキ役に選ばれたが、今度はウルスラ役に適任者がいなくなり、キキとウルスラの一人二役を演じる事になった。
この映画がアニメ映画の出世作となった山口勝平と高山みなみは、本作においてはヒロインとその友人という役柄を演じているが、7年後に二人は「名探偵コナン」で同一人物(工藤新一(山口)=江戸川コナン(高山))を演じる役者になった。
映画の製作に当たり、宮崎駿が音楽担当の久石譲に曲を作ってもらう為、それぞれの場面をイメージした詩のような物を書いて渡した。これは後に一部編集の上単行本「元気になれそう」として出版された。
キキの髪型については当初原作のイメージを重視しロングヘアーであったが、作画が難しいという事で様々な髪型が試され、最終的にはショートヘアーとなった。(初期イメージボード等では、髪を二つに分けていたり、三つ編み等もあった他、金髪もあった)
映画の最後の方で、キキが両親に送った手紙が画面に現れるが、その中の「友達」の「達」の字の横棒が一本少ない。
オソノさんは映画の製作当時、スタッフの中で「歳の割にはしっかりしているから、昔は色々あったに違いない、もしかしたら暴走族だったのでは?」という話が流れていて、エンディングではバイクに乗せるという案もあった。この案は実現しなかったが、映画のパンフレット等のオソノさんの紹介欄に「青春時代、それなりにツッパった経験を持つ」などと書かれた物があった。
後半のシーンで人ごみの中に宮崎駿が登場する。これはパンフレットにも書かれていた。
ラストシーンでジジの言葉が戻らなかった(台詞が無かった)ことについて、ファンの間ではいろいろ議論対象となっている(実はキキ(魔女)だけにはわかる言葉に戻っている、キキの魔女としての成長を見届けたためもう言葉は戻らない等)。
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以上で作品の核心的な内容についての記述は終わりです。
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[編集] 登録商標
スタジオジブリが劇場映画をもとに『魔女の宅急便』の商標[1]を取得しているが、主にキャラクタービジネスを意図して、刊行物や様々な商品につけられる商標である。これは完成した映画名がもとになって登録が認められたもので、日本では「映画の題名」自体には商標権を設定できない。もちろんヤマト運輸の宅急便とは、指定商品又は指定役務(サービス)の範囲が異なる。
[編集] 脚注
^ [1]検索により登録商標の登録状況がわかる。(特許庁)
[編集] 関連出版物・CD
[編集] 出版物
絵コンテ集(絶版)
アニメージュ特別編集ガイドブック「魔女の宅急便」(絶版)
THE ART OF KIKI'S DELIVERY SERVICE (絶版)
フィルムコミック(1巻〜4巻)
元気になれそう 上記の宮崎駿が書いた詩を一部編集し、作画スタッフが描いたイメージボードを挿絵として加えた物。
スタジオジブリ作品関連資料集 型録III
[編集] CD
イメージアルバム
サントラ音楽集
ヴォーカルアルバム
めぐる季節(シングルCD)
ハイテックシリーズ
元気になれそう(CD・非売品) 上記の「元気になれそう」をキキの声優である高山みなみが朗読(無論、キキの声で)した物。一般販売はされず、アニメージュの全員プレゼント企画で頒布された。 ウイキペディアより抜粋
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