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【映画】 電車男

電車男 DVD-BOX電車男 DVD-BOX
(2005/12/22)
伊東美咲、伊藤淳史 他

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電車男(でんしゃおとこ)は、インターネットの電子掲示板である2ちゃんねるへの書き込みを基にしたラブストーリー。名称は、投稿した人物のハンドルネームに由来する。ネットで生まれた感動の物語として単行本化されてベストセラーになり、漫画・映画・テレビドラマ・舞台にもなる。ネット発の純愛ストーリーとして世間でも話題になった一方で、その内容の真偽に関してはさまざまな考察が飛び交った。

2ちゃんねるの独身男性板(通称毒男板)に「男達が後ろから撃たれるスレ」というものがあった。これは、カップル板の恋愛進行中の人々による書き込み(レス)をコピーしてきて貼り付け、彼女のいない独身男性(毒男)たちを滅入らせるスレッドであった。また、実際に一部のスレッド参加者が恋愛に挑戦して一部始終をリアルタイムで報告し、さらに他の参加者たち(スレ住人)を悶えさせたりすることもあった。

このスレッドに、2004年3月14日21時55分に「731」により投稿された一見何気ない書き込み(749)が、物語の発端である。彼は「電車の中で酔っ払いに絡まれた女性を助けてお礼を言われた」と書き、さらに数日してから、助けたお礼にエルメスのティーカップが届けられたという書き込みをしたため、スレッドは一気に盛り上がり、電車男を応援するスレッドが派生した。男性は当初、発言番号731を名乗っていたが、スレッド参加者は彼を「電車男」、相手の女性を「エルメス」と呼ぶようになり、のちに彼も「電車男」を固定ハンドルにして書き込むようになった。

彼は、「彼女いない歴=年齢」のアキバ系ヲタクを自認し、それまでデートもしたことがないため、お礼の電話はどうするか・どうやって誘ったらいいか・どんな服装をしたらよいか、などスレッドに次々と相談を書き込んだ。これに対して、女性も含む他の参加者(スレ住人)からは様々なアドバイスが寄せられ、その甲斐あって電車男もデートを実現させ、ファッションにも気を配り、オタクグッズを処分して、次第にもてない男から成長しエルメスとの交際を進めていった。スレ住人たちは約2か月の間電車男を応援し、その報告を待ちわび、2人がどうなるかと固唾を飲んで見守っていたが、5月9日、電車男から「好きだと告白してうまくいった」旨の書き込みがあった。掲示板には多くの祝福のメッセージが寄せられた。

なお、電車男の書き込みはしばらく続き、5月17日に性交渉寸前の状況まで書き込みがあったため、独身男性板にふさわしくないと住人の非難を浴びた(住人が電車男のことを思って書き込んだという意見もある)。そして電車男は同日深夜の書き込みを最後に、独身男性板から姿を消した。


[編集] 人気の拡大
電車男のストーリーが話題になったのは、2ちゃんねるからよりもむしろ、40個近い電車男関連スレッドを読みやすいように編集したまとめサイト[1]の評判がブログなどの口コミで広がった結果であり、電車男は知っているが2ちゃんねるは知らない、という人もいる。

恋愛ストーリーの内容自体は非常にありふれたものだが、自分自身も恋人のいないモテない男を含むスレッド住人たちが、見ず知らずの他人の恋路を懸命に応援する姿が読者の共感や感動を呼び、有名ブログやニュースサイトで取り上げられるなどして2004年5月末以降はネット内で爆発的なブームとなり、書籍化の希望が2ちゃんねるに寄せられるほどとなった。


[編集] Flash化
まとめサイトなどを元に音楽にのせてストーリーを紹介するFlashが作られた。BGMが著作権法に抵触しJASRAC等から削除警告を受け、映画・ドラマ化の影響で公開は中止された。現在でも、WinnyやLimeWire等のファイル共有ソフト上では流通している。


[編集] 書籍化
単行本『電車男』(ISBN 4104715018)は、2004年10月22日に新潮社から発売された。

この書籍は、3月14日から5月16日までの電子掲示板の書き込みの様子を掲載している。2ちゃんねるを知らない人にもスレッドの雰囲気を伝えることを狙ったため、あえて小説化はせず、アスキーアートなども含めてスレッドの書き込みをそのまま掲載したとされる(また2ちゃんねる独特の用語についても解説が付いている)。ただし、膨大な分量にのぼるスレッド全文がそのまま掲載されたわけではなく、あくまで掲載されたのは上記の「まとめサイト」を元にしたものである、書籍『封印された「電車男」』(安藤健二・著)によれば、単行本『電車男』に掲載された文章はスレッド全体のわずか 6.4 % に過ぎないという。

単行本の著者は中野独人(なかのひとり)名義であるが、これは「中の一人」を意味するシャレであり、インターネット掲示板に集まる人たちを意味する架空の名前であって、特定の著者が人間として存在するわけではない(概念としては『共有筆名』に近いか)、というのが新潮社によるアリバイ工作である。 まとめサイトの編集者は「中の人」と言う固定ハンドルを名乗っており、当初、単行本は「中の人」名義で出版される予定であったという証言がある。

漫画化や映画化・ドラマ化もされたことで、書籍の発行部数は2005年6月20日に101万5000部を突破したと新潮社が発表。あわせて「電車男」のコメントも発表された。新聞社によっては、中野独人のコメントとしている。

2006年7月には英語訳 『Train Man』 が、イギリスの Constable and Robinson 社から刊行され(ISBN 1845293517)、今後の国際的評価が待たれる。


[編集] メディアミックス
書籍版を底本として、次のようなメディアミックス展開がされている。


[編集] 映画
2005年6月4日より、東宝系で上映。主題歌はORANGE RANGEの『ラヴ・パレード』。純愛映画として大きなヒットになった。なお、掲示板サイトの名称は「2ちゃんねる」ではなかった。 東宝の発表によれば、公開40日目の7月13日で観客動員は200万人を突破、その後もテレビドラマとの相乗効果で健闘し、DVD化にあたり東宝は「最終的に興行収入は35億円に達した」と発表している。 最終的な興行収入は37億円。


[編集] キャスト
電車男:山田孝之 - 後にTVドラマ版の第1回にゲスト出演する。
エルメス:中谷美紀(出演の理由はエルメスが「中谷に似ている」ことからか)
酔っ払い:大杉漣
エルメスの友人:西田尚美
ネットの住人達
ヒッキー・ひろふみ:瑛太
看護師・りか:国仲涼子
オタクA・よしが:岡田義徳
オタクB・たむら:三宅弘城
オタクC・むとう:坂本真
サラリーマン・ひさし:佐々木蔵之介
主婦・みちこ:木村多江

[編集] スタッフ
音楽:服部隆之
エグゼクティブ・プロデューサー:小岩井宏悦
監督:村上正典
脚本:金子ありさ

[編集] テレビドラマ
電車男 (テレビドラマ)を参照


[編集] 舞台
2005年8月5日から8月27日まで東京公演。その他は大阪・名古屋・仙台・北九州・長崎より5公演。9月11日全公演終了。


[編集] キャスト
電車男:武田真治
エルメス:優香(声の出演)
河原雅彦
鈴木一真
モロ師岡
佐伯新
脇知弘
千代将太

[編集] スタッフ
脚本・演出:堤幸彦
共同演出:大根仁

[編集] 漫画

ウィキポータル
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カテゴリ
漫画作品
漫画 - 漫画家
プロジェクト
漫画作品 - 漫画家
2004年から2005年にかけて、以下の漫画化が進行している。

小学館の青年漫画誌「週刊ヤングサンデー」(画・原秀則)(完結)
単行本「電車男」1〜3(小学館)
Editions Kurokawa(fr:Kurokawa)よりフランス語版Densha otoko - l'homme du train全3巻発売済み。
秋田書店の青年漫画誌「ヤングチャンピオン」(画・道家大輔)
Editions fr:Taifu Comicsよりフランス語版Le garçon du train(直訳は「電車の少年」)発売。
秋田書店の月刊漫画誌「チャンピオンRED」(画・渡辺航)
講談社の女性漫画誌「デザート」(画・御茶まちこ)(全1巻完結)
小学館の女性漫画誌「Judy」(画・橋本ライカ)

[編集] 朗読劇
2005年3月12日〜3月14日と5月9日の2回に分けて上演。
キャスト

電車男:朴璐美
エルメス:井上喜久子
父親(スレ住人):堀内賢雄
自転車男(スレ住人):高橋広樹
クレオ(スレ住人):横山智佐

[編集] CDドラマ
2005年9月22日にVol.1が発売

電車男:平川大輔
エルメス:島本須美
スレ住人:古谷徹
スレ住人:三石琴乃
スレ住人:緑川光
スレ住人:渡辺久美子

[編集] その他
映画化されなかったもう一つの「電車男」として、アダルトビデオ『電車男の接吻とセックス』が販売されている。監督二村ヒトシ、出演小泉キラリ。実際に掲示板に書き込まれた台詞が利用されている。
2004年12月21日新潮社の発表によると、電車男の漫画化・映画化の著作権使用料は新潟県中越地震の復興に寄付されるという。これは二次使用分のみであり、書籍の印税は含まれない。[2]

[編集] 映画版とTVドラマ版の両方に出演した俳優
山田孝之
白石美帆(映画版でカメオ出演している)
波岡一喜
この節の内容は「独自研究」にとどまっているおそれがあります。解釈、評価、分析、総合の根拠となる出典を示してください。


[編集] 疑惑と批判
一般的には「殺伐としたイメージの強い電子掲示板には珍しい、心暖まるエピソード」と捉えられている電車男の物語であるが、その一方で発祥の地である2ちゃんねるの独身男性板では以下のような厳しい批判があり、事実かそうでないかの議論が過熱した。


[編集] 疑問点
2ちゃんねるの該当板のスレでは早くから以下のような疑問が挙げられていた。

エルメスのティーカップは2万円以上はする商品であり、そのような高価なプレゼントをいきなり贈ることは、20代の行動にしてはやや不自然。万単位のプレゼントの授受は、個人差はあるがおおむね30代以降の人間の発想。
エルメスの人物像が不明。まるで恋愛ゲームに登場するキャラクターのような、『男性にとって都合がよい女性』像そのものに思え、現実にはいそうもないタイプに見える。ツインテールという髪型も、エルメスほどの年令の女性がする髪型とは考えづらい。
2ちゃんねるを利用しているような男であれば、「HERMES」という単語の意味がわからない場合はネットで検索するのが普通。
あってもおかしくないはずの、当事者たちの写真を公開するように求めるレスが、なぜか一つもない。
また電車男自身は、その後は2ちゃんねるに一度もこの名前で書き込みをしていない。マスコミであれだけ騒がれている存在であるにもかかわらず、“顔にモザイク”などの形でマスコミに出演したことさえ無い。(但し、チャット形式で顔を出さない条件で出たことがある)
電車男もエルメスも、コメント出し以外に存在をうかがわせる動きが見られない。
ときには犯罪者の個人情報さえ簡単に流出するはずのネット上において、これほど多くの人の話題に上ったはずの電車男とエルメスの実在を示す情報が、なぜかどこからも出てこない。あるサイトでは電車男とエルメスのプリクラとされるものがネット上で流れているが、あくまで推測の域を出ず、電車男のトリップを持つ本人がその写真について自分であると証明したわけではない。

[編集] 創作説
これらの考察から、電車男の書き込みはフィクション(電車男の作り話・妄想)ではないかという説も、すでに当時から根強く主張されていた。電車男の人気が拡大して書籍化の話が出始めると、スレ住人を中心に検証作業が行われた。電車男の書き込みが創作であることを裏付ける直接の証拠は見つかっていないが、物語の不自然さを浮き彫りにする状況証拠は多数挙げられた。一方で、電車男がたしかに実在するということを示す証拠は、ここ現在に到るまで皆無である(新潮社の担当編集者は電車男に会ったと主張しており、2ちゃんねる管理人のひろゆきも面会した[3]と説いている。しかしひろゆきは、電車男が実在することについて証拠の提示を拒んでいる。)
朝日新聞の関連記事においては、ひろゆき=電車男説も提示されたことすらあった。また、電車男の書き込みに「京浜東北線」とあることから、ある人がひろゆきにどの駅での事件なのか質問したが、ひろゆきは答えることができず、最終的に「知らない」と白状した([4])。

書籍化から舞台化・映画化と、矢継ぎ早にメディアミックス展開が開始される状況を目にした人たちからは、じつは電車男の「恋愛実話」というものは、最初から書籍化・ないしメディアミックスを狙って作りあげられたフィクションだったのでは?という疑問の声も上がっている。すなわち、日本で最大規模のインターネットコミュニティである2ちゃんねるという『場』を利用して、著者(まとめサイト作成者)・出版社・ひろゆきの3者(場合によっては、その他マスメディア企業ら)が結託することで、莫大な金銭的収益を得たのである、と。
ひろゆき自身はこの噂を否定しているが、この噂も絶対ないとは言い切れない。電車男スレッドが立つ前に、既に出版社側からの交渉を2ちゃんねる側が受けているというリサーチすら存在する。また、新潮社側の迅速な対応や日記での言及などをみると、一連の流れは新潮社の某編集者による創作だったのではないか、という意見もある。

一方で、電車男の話がたとえフィクションであったとしても、それに対するスレ住人たちの対応が事実であったことには変わりがない、という意見もあるが、そのスレ住人たちのレスの中にも、電車男が一般のスレ住人を騙った自作自演の書き込みが混じっていたことが判明している。中には「一連のスレッドはせいぜい、数人のメンバーで回していたのではないか?電車男を含む『劇団員』たちがスレに常駐し、スレの流れを特定の方向に誘導したのではないのか?」という意見もある。

以上の理由から、フィクションの可能性も存在する電車男の物語が実話として売られていることに違和感を抱く者は多く、この物語の「作者」への批判も依然として厳しい。しかし、「電車男」の物語に便乗した(或いはさせられた)大多数の「被害者」についての批判はあまりなされていない。

この他にも少子化問題を解決するための一環として政府によってつくられたという説も存在する。


[編集] 著作権侵害の疑い
書籍化に際しては、まとめサイトの掲示板や2ちゃんねるに著作権法上の疑義や、「無償で行った善意の行為を金に換える行為であって、承服できない」とする反対意見が数多く寄せられたが、新潮社は以下を根拠に出版を行った。

匿名掲示板であり投稿者を特定できないので、著作隣接権者である2ちゃんねるの運営者である西村博之の許諾を得た。
投稿者は、2ちゃんねるへ投稿するときに表示される確認文書で、二次利用に同意済みである。
電車男本人の許諾は得ている。
これには以下のような反論がある。

掲示板運営者は著作隣接権者とは言えない。
投稿時に二次利用を許諾した相手は2ちゃんねるであって、書籍化時の出版社ではない。
電車男本人の許諾を得たと主張するのならば、他の投稿者の許諾を得るのも容易ではないのか? そもそも、電車男とは誰なのか?
過去に、掲示板運営者が投稿者に無断で、掲示板への投稿(ホテルでの経験談や評価等)を出版した案件を著作権侵害と認定した判例はある(ホテル・ジャンキーズ事件 東京高判平成14.10.29)ものの、2ちゃんねるの場合、個々の発言を自分が書いたものだと立証することは困難である。著作権侵害は、刑事上は親告罪である。また、民事上は経済的な被害を直接受けている訳ではない“名無しさん”の投稿者が、裁判の手間や費用を負担してまで損害賠償を請求することは考えにくく、実際に訴訟も起きていない。
他に、著作権侵害などの点を指摘する人の中にはアンチ2ちゃんねるの人も多く、そうしたアンチ派が2ちゃんねる利用者の権利のために戦うこともまず考えられない。

なお、書籍化に反対する投稿が相次いだ『まとめサイト』の掲示板は、荒らし行為が蔓延しているという口実によって、掲示板自体が閉鎖された。当該掲示板は、数あるレンタル掲示板の中でもとりわけ優れた管理システムを実装しているにも拘わらず、アクセス禁止等の措置が執られることは一切なかった。


[編集] 意図的な編集
書籍は3月14日から5月16日までの投稿を収録しているが、前記のように5月17日に電車男はエルメスとの性的なシーンを2ちゃんねるに投稿しており、「下手なエロ小説以下」という批判もされていた。この箇所があるのとないのとではストーリーは全く変わってしまうが、書籍では削除されている。これは、電車男本人が「まとめサイトへの掲載はしないでほしい」という内容の書き込みをしたためであるが、電車男を純愛物語として成立させるため、5月17日のエピソードは封印する必要があったのではないかという見方もある。


[編集] ブームの仕掛け人
単行本がベストセラーになり、2005年には漫画化・映画化などが急展開で進められた。映画化はクランクインからロードショーまでたった2か月という強行スケジュールであり、漫画化は5誌に同時並行掲載と、単なるブームにしては強気すぎる展開である。そのため、「電車男の話は、もともと企業が仕掛けたのでは」「ブームを煽っている仕掛け人が裏にいるのではないか」という見方は当然あった。だとすれば、電車男は2ちゃんねるを利用して特定の話題を提供し、ブログなどの力も使用してブームを拡大させ、ネット外にまで広めた情報操作の「成功事例」の一つであると言えよう。今後、インターネット(特に2ちゃんねるやブロゴスフィア)における各種企業・政府機関・団体による商品広告・プロパガンダ・情報操作などのための方法論や貴重なデータを提供した例ともいえるかもしれない。
2ちゃんねるの該当スレッドでは、「関係者による作品擁護の自作自演書き込みがいくつもある」、という意見が多数書き込まれた。
可能性は低いが、一部には「あれは実は、政府が作らせた話だったのではないか?」という陰謀説もある。この説によれば、「世の中のオタクを脱オタさせ、負け犬女性と結婚させる事で少子化を乗りきろう」という目的で、関係省庁主導によりこの話が作られたのだという主張である。

[編集] 映画化の影響
本篇(スレッド)は単なるアスキーアートや文字の羅列であって、「純愛映画」として映画化されるとかなり誇張されたストーリーになるのではないのか、という危惧が上映以前からあった。映画版では実際に、映像化に際して多くの脚色が為されており、電車男を応援する2ちゃんねらー達の存在感は相対的に薄くなった。

また公開当時、盗作疑惑が2ちゃんねるなどで取りざたされていたORANGE RANGEの楽曲が主題歌に使われたことも、映画版に対する批判に拍車をかけた。2ちゃんねる当時のアスキーアートとしてはORANGE RANGEなどは皆無で、ハンドルを考慮したTHE BLUE HEARTSの『TRAIN TRAIN』が多用されていた。

2ちゃんねるの独身男性板は、ネット内でのブームの頃からまとめサイトを見てやってきた人たちが連日のように訪問する騒ぎとなり、電車男は今どうしているか・などを質問するスレッドや恋愛相談スレッドが乱立し、板の本来の機能はほぼ完全に麻痺する状態に陥ったため、対処しきれなくなった住民は「電車男」を禁句にするなど混乱が続いた。
また、興業的には大ヒットした映画の影響によって、今度は2ちゃんねるの恋愛系の掲示板に「第二の電車男」を意識した恋愛相談系統のスレッドが乱立している。その一部には、相手のプライバシーに関わる情報も書き込まれており、問題となっている。さらにドラマ化されたことにより、2ちゃんねるのテレビドラマ板には同時期放送のヒットドラマ女王の教室関連のスレッドとともに電車男関連のスレッドも乱立され、元からいた住民からは不満が相次いだ。
そして、2ちゃんねるというネットコミュニティの存在自体は電車男の映画化によって有名にはなったものの、その人気に釣られて「興味本位でやって来た低年齢層の訪問者(俗に言う『厨房』)やミーハーなネットユーザーが多数流入し、結果的に2ちゃんねるの質がかなり落ちてしまった」、という声は多数聞かれる。さらに、それら新参ユーザーが板ごとのローカルルールなどを知らずに書き込みをしたりして、元から板にいた住人たちから非難の声が上がると、今度はその新参ユーザーが逆上してスレを罵倒の言葉で埋め尽くして荒らすといった行為が続出するなど、コミュニティとしての2ちゃんねるの質の低下に拍車をかける事態が起きている。
ほかにも、電車男などの人物が映像化される際に過剰な演出をされたことから、「2ちゃんねらー=キモオタ(気持ち悪いオタクの意)」という負のイメージが世間に根付いてしまった、という2ちゃんねる利用者たちからの不満も出ている。


[編集] 2ちゃんねる隠し?
書籍化で話題になった当初は「2ちゃんねる発」が売り物であったが、映画化の際は正面から2ちゃんねるに言及されることは少なくなり、意図的に2ちゃんねるの存在を隠そうとしているのではないか、という指摘があった。

それを裏付けるように、映画の公式サイトやパンフレットにも「2ちゃんねる」と書かれた文章は無かった(「きぼんぬ」や「うp」などの2ちゃんねる用語自体は登場した)。
2005年6月7日に放送された『とくダネ!』で小倉智昭が「電車男はブログから生まれた」と発言、同年6月9日に放送された『めざましテレビ』では軽部真一が「電車男はある意味、フジテレビ映画」と発言した。6月11日放送の『めざましどようび』のブログ特集でも、前述した小倉の発言と同様に電車男はブログから生まれたと紹介し、2ちゃんねるに一切言及しなかった。しかしドラマ版では、再び「2ちゃんねる」への言及が多くなった。(ドラマの中では「アラジンちゃんねる」・略称「Aちゃんねる」となっている)
「キターーー!!」と書かれた看板を伊東美咲が持って写真撮影した。
2005年7月7日に放送された『とくダネ!』では、コメンテーターが「2ちゃんねるが元なので小説になる前の過去ログを読んだ」と言ったり、同日放送の『F2スマイル』では「2ちゃんねるが元になった」という切り口で番組を構成し、出演者に2ちゃんねるを見たことがあるか聞いた他、「これを知ればドラマが楽しくなる」として2ちゃんねる用語の解説をした。なお、ドラマで電車男を主演した伊藤淳史は、「2ちゃんねるはリンクが多くて分からない」と言ったものの、2ちゃんねる用語クイズにほぼ正解し、番組内で「もう2ちゃんねらーですね」と言われた。
しかしながら、実際に放映されたドラマ版電車男では、上記のとおり2ちゃんねるという名称は使われずAちゃんねるとされていること、そもそもフジテレビは「W杯トルコ戦中継と、その抗議の江ノ島ごみ拾い」「桜井」などで、2ちゃんねるとは仇敵の間柄であることなどを指摘する向きもある(2ちゃんねらーを参照)。

[編集] 類似する物語・エピソードなど

[編集] 名前の良く似ているもの
箱男(安部公房)
テレビや新聞・週刊誌などで電車男が話題になった直後、この作品の関係があるものと勘違いする人も見られた。1973年。
電話男(小林恭二)
電話で何にでも答えてくれる男を中心に、電話を通じて連帯しようとするコミュニティの栄光と罠を描く。インターネットやネットコミュニティを予告したとも言われる小説。作品としてははるかに過去のもので、1985年。第3回海燕新人文学賞。
バス男 (Napoleon Dynamite)
日本では劇場未公開のアメリカ映画。日本国内でのDVD発売に関し、ブームに便乗して題名が付けられたものであって、電車男とは直接の関係はない。

[編集] ネットから生まれた物語・エピソード
今週、妻が浮気します
インターネット上のQ&Aサイト「OKWave」で交わされたQ&A。妻のケータイを見て浮気の計画を知ってしまった男から、寄せられた悲痛な質問に回答が111もついたそのやり取りが書籍化された。
実録鬼嫁日記
インターネットのブログで掲載された、とある会社員「カズマ」氏とその妻の夫婦生活をベースにした書籍。またはそれをベースとした、テレビドラマのことである。(因みにこれはカズマ本人もテレビに出ていたりしているため、完全にノンフィクションである)
59番目のプロポーズ
ソーシャルネットワーキングサイト(SNS)のmixiで日記としてつづられたもの。モテるキャリアウーマン(アルテイシア)と、モテないオタクの間に芽生えた恋物語。また書籍化もされて、日本テレビ系列でドラマ化もされる。2006年7月11日に放送。
きらきら研修医
インターネットのブログで掲載された研修医「織田うさこ」の病院での出来事をベースにした書籍、またはそれを元にしたテレビドラマのことである。
このほか、○○男と呼ばれる人物ががネットで話題になることも多くなり、中でも痴漢男は書籍化・映画化された。ネット発の○○男を参照。


[編集] 備考
赤松健

2007年8月8日放送の「世界バリバリバリュー」で、売れている漫画家の一人として紹介された際、右上のテロップで「リアル電車男」と紹介されており、実際に妻の佳音との馴れ初めを披露し、赤松自身「電車男はある」と言った。

[編集] 参考文献
『「電車男」は誰なのか―“ネタ化”するコミュニケーション』中央公論新社 ISBN 4120036065
『封印された「電車男」』安藤健二著:太田出版 ISBN 4872339339
書籍収録から漏れた(あるいは意図的に排除された)レスに光を当て、電車男の実像に迫る。
『電波男』本田透著:三才ブックス ISBN 4861990025
電車男は「恋愛資本主義」による創作であると、厳しく批判している。

[編集] 関連項目
月面兎兵器ミーナ

[編集] 外部リンク
男達が後ろから撃たれるスレ 衛生兵を呼べ - 書籍版にもなった、まとめサイト
電車男@全過去ログ - まとめサイトに載らなかったレスも載せた完全なログ)
新潮社 - 公式サイト内紹介ページ

[編集] 検証・書評等
「2ちゃんねる」著作権侵害問題 - 著作権問題の検証サイト

[編集] メディアミックス
映画版公式サイト
テレビドラマ版公式サイト
ドラマCD 電車男 vol.1 | 株式会社 WAYUTA
"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E8%BB%8A%E7%94%B7" より作成
  ウイキペディアより抜粋

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