【アニメ】 .hack//Roots ドットハック ルーツ
■ぷよぷよ エロエロ動画 極エロです。■(同人誌) 買うてきます (コードギアス)
■アニメ動画で1日潰すかい?ranking
■ティファには微弱電流攻撃が良いらしいです【変態系MAD】
アニメ動画集1
アニメ動画集2
アニメ動画集3
爆笑フラッシュ集
爆笑動画集1
爆笑動画集2
爆笑動画集3
無料ゲーム集
第1話 Welcome to "The World"
第2話 Twilight Brigade
第3話 Join
第4話 Forefeel
第5話 Distrust
第6話 Conflict
第7話 Intrigue
第8話 Starting
第9話 Melle
第10話 Missing
第11話 Discord
第12話 Break Up
第13話 Tragedy
第14話 Unreturner
第15話 Pad
第16話 Resolution
第17話 Painful Forest
第18話 Limit
第19話 Violation
第20話 Pursuit
第21話 Defeat
第22話 Bonds
第23話 Trial
第24話 Confront
第25話 Truth
第26話 Determination
『.hack//Roots』(ドットハック ルーツ)は2006年4月5日から9月27日までテレビ東京系列で放送されたテレビアニメ。
プレイステーション2用ソフト.hack//G.U.と主人公が同一人物であり、ゲーム版の過去に起こった出来事を描いている。.hack//SIGNと一部同じ声優が出演している。
尚、地上デジタル放送ではハイビジョンで放送されている。16:9制作。(ただしなぜか放送中および番組表での【HV】表示はなかった。)
ストーリー
『.hack』自体の世界観については “.hackのストーリー” を参照。
西暦2017年、世界最大の大規模オンラインゲームとして栄華を誇る『The World R:2』(ザ ワールド リビジョンツー。以下“The World”)。そのネットワークが放つ力場に引き寄せられた17歳のある高校生は“ハセヲ ”という名のキャラクターを作り、その世界にログインする。しかし、友人から聞いた話と違い、そこはPK行為が認められた殺伐とした雰囲気に満ちていた。ハセヲはすぐにPK行為に遭い、ロスト(ゲーム内での死)してしまう。
ハセヲを蘇生させたのは“オーヴァン”と名乗る見知らぬ男性PC(プレーヤーキャラ)だった。PKに遭った事でこのゲームに不快感を示すハセヲにオーヴァンは『君には“資質”がある』と語る。不可解に感じ、その場を離れるハセヲ。だが、この時からハセヲの前には“The World”での有名プレーヤーが接触してくる様になる。オーヴァンは“The World”内でも特異な存在として知られており、彼らはそんな彼が目を付けたハセヲに何らかの特殊な能力があるのではと考えたのだ。そんな雰囲気を“ウザい”と感じたハセヲは誰も居ないフィールドで一人レベル上げを空しく続ける。そこへ現れるPKキャラ。圧倒的なレベルの差に再びロストの危機に陥ったハセヲを救ったのは、一人の少女キャラ・志乃であった。志乃はオーヴァンが率いるギルド(プレーヤー集団)『黄昏の旅団』のサブリーダー的存在であり、ハセヲを『黄昏の旅団』へと導く為にやって来たと語る。
その後も様々なギルドへの勧誘に戸惑うハセヲだが、最終的には『黄昏の旅団』への入団を選択する。それがどの様な意味を持つのか判らないまま・・・
キャラクター
本作では“黄昏の旅団”崩壊までを描いた物語前半と以降の後半では設定がかなり異なるキャラクターが多い。本項では便宜上、全編を通して登場する主要キャラクターについては前半・後半に分け、その後、前半・後半にしか登場しないキャラクターの詳細の記述をするという形を採った。
主要キャラクター
ハセヲ:櫻井孝宏
本作の主人公。友人から(R1の時代の)“The World”の評判を聴き、なんとなく面白そうだからといわゆる退屈しのぎが目的でゲーム世界にやってくる。暗いという程では無いが余り社交的な性格ではなく、嫌な事があるとすぐログアウトしたりギルドを離れて一人になりたがる傾向がある。物語初期〜中盤まではギルド・“黄昏の旅団”[1]に所属。その後はフリー。ゲーム内の職業(ジョブ)は錬装士(マルチウエポン)。このクラスを究めると様々な種類の武器を自らの力で錬成する事が出来るというのだが、高レベルの武器装備は難しいらしく“中途半端なクラス”という印象が拭えない。実際このクラスのキャラをゲーム内で見かける事も殆ど無い(ハセヲは何でもできそうで、かっこよさそうだと選んだらしい)。 尚、名前の由来は松尾芭蕉の俳号(芭蕉がはせをとも読めることから)。
リアル(現実世界)では都内在住の17歳の高校生で、本名は三崎亮。有名私立進学校に通う優等生。ネットゲーム(周囲にはプレイしている事を隠している)と学業を完璧に両立する傍ら志乃のお見舞いも欠かさない。親が某大手企業の部長クラスで裕福な家庭の育ちだが、両親共に帰りが遅く家ではほとんど一人で過ごす毎日。生活自体に不自由は無いがどこか満たされない思いを抱えながら“The World”をプレイしている。
実はR1時代からの古株プレイヤーなのだが、本人はその記憶の一切を失っている。7年前、楚良というPCを使って単独で“キー・オブ・ザ・トワイライト”について探り、その核心に触れたのだが、深入りしすぎたために未帰還者となってしまった(詳細は.hack//SIGNもしくは.hack//ZEROを参照)。他にも未帰還者は5人いるのだが、1人だけ記憶を失ってしまった。
物語前半 - “黄昏の旅団”に入り、メンバー達と共にレアアイテム“キー・オブ・ザ・トワイライト”を探索する過程において、口にはしないもののメンバーの一人・志乃と過ごす時間の中に“自分の居場所”を見出していく。しかし、志乃がトライエッジによってキルされゲーム内からロストし、現実世界でも意識不明(=未帰還者)となった事を機に、彼の精神は加速的に暴走していく。
物語後半 - 志乃を救い出す為、トライエッジを探索する事を誓った彼だが、周囲の人間に圧倒的なレベルの差を指摘され、“復讐”行為を諭される。だが、その忠告は彼には“強くなれ”としか聞こえなかった。やがてレベル上げの過程で参加した『痛みの森』と呼ばれるイベントで謎の意識的存在と接触した事を境に彼のPCボディは見るも禍々しいディテール(3rdフォーム)へと変貌。その後、PK行為を行うPC達を狩る"PKK"行為に手を染めながらレベルを上げ、トライエッジの情報をかき集める。この頃から彼は他のPC達にとってトライエッジとは違う意味で恐れられはじめ、“死の恐怖”という通り名で呼ばれる様になっていくが、最終的にトライエッジにデータドレイン(DD)されキャラデータが初期化。その後自らの行いを省みて、再び真に進むべき道に向かい歩き出す。因みに最終回(26話)において、アルケ・ケルン大瀑布で一瞬だけ.hack//G.U. Vol.3に登場する新フォームであるXthフォームに変化するシーンがある。この姿になったと同時に自分自身が“キー・オブ・ザ・トワイライト”となり、それこそがオーヴァンの真の目的でもあった。 オーヴァン:東地宏樹 ギルド“黄昏の旅団”のマスター(リーダー)。彼のPCボディはゲーム仕様に無い巨大な砲状の装具を腕に付けている(中身はブラックボックスの為不明)・キャラクターのデータ量がゲームエリア一つ分に相当する(直毘曰く)などの多くの謎を有しており、一説にはチート行為を行っているのではという噂もあるが、少なくとも単純なチート行為でないことは直毘との関係からも明らかである。職業は銃戦士(スチームガンナー)。 物語前半 - “キー・オブ・ザ・トワイライト”を求めて常にあちこちのエリアを探求していたが、第10話で直毘の計略にはまり拘束・監禁される。以後しばらくの間はゲーム内でも現実世界でも連絡不通の状態に陥る。この事が“黄昏の旅団”崩壊の直接的原因となった。 物語後半 - 何故か脱出に成功(脱出の詳細は不明だが、巨大な砲状の装具の封印が解かれた事に起因すると思われる)。脱出後は何らかの理由・目的があるのか、誰にも連絡を取らずに単独で行動している。“キー・オブ・ザ・トワイライト”を探していた理由は未帰還者となった妹を救うためであり、ハセヲは今探し求めている“キー・オブ・ザ・トワイライト”が見つからなかったときための保険的存在だった。そして、今探し求めている“キー・オブ・ザ・トワイライト”が直毘の用意したにせの情報だと分かったとき、ハセヲを“キー・オブ・ザ・トワイライト”にするための行動を開始する。 タビー:豊口めぐみ ハセヲと同時期に“黄昏の旅団”に入団したネコ系獣人PC。“The World”では屈託無く振舞う“天然系”キャラとしてログインしている。リアルではごく普通の女子高生で友達にも恵まれているが、出来る姉と比べられ続ける家庭内に居心地の悪さを感じている毎日。“The World”にログインしたのは、そんな心の片隅にある寂しさを紛らわしたいという思いもあっての事だった。笑顔の狭間でふと垣間見せる憂いに満ちた表情こそが彼女の“本質”なのかもしれない。職業は拳術士(グラップラー)。高レベルキャラなら最前線を任せられるのだが、タビー(のプレーヤー)はゲーム初心者なので、余り戦闘の役には立っていない。 リアルでは16歳の高校生で、本名は久保萌。考える事が苦手・楽が一番と言い張り無闇に明るく振り舞っているが、実はそれは周囲に合わせているだけ。本当の自分は…?という疑問から“The World”を始めたものの結局同じポジションになってしまい、葛藤する事に。最終話で決意を固めてからは看護師になる事を目指し勉強している。 物語前半 - 志乃に誘われたことがきっかけで“黄昏の旅団”に身を置くようになり、持ち前の明るい性格で彼女なりに“The World”を楽しんでいた。ギルド内では匂坂を「師匠」と呼び、慕っていたが本心では志乃と一緒にいたいという思いもあったらしく、良く志乃と二人きりでいるハセヲに軽い嫉妬心を抱くような場面も。しかし、TaNとの戦いのあとオーヴァンが失踪し、黄昏の旅団は解散。更に志乃が未帰還者となり、師匠と慕った匂坂もゲームを去った。ハセヲは単独で志乃探索に没頭し、彼女の周りからは仲間が居なくなってしまう。 物語後半 - “The World”で独りになってしまった彼女は何故かゲームをやめる気になれず、しばらくの間は当ても無く様々なエリアを徘徊していた。その過程において様々なPC達と出会い、自分自身が望むゲームの遊び方を考えるようになる。そしてある日出会ったPC・清作との会話の中で“人を癒す事”こそが自分のやりたい事だと気付き、遂に戦闘で傷付いたPCを癒す為の新ギルド・“(癒し戦隊)肉球団”を立ち上げたが、うまくいかずに消滅。その後自分の進むべき道を決め、それが果たされるまで“The World”を去ることを決意。 直毘(なおび)/八咫(やた):山崎たくみ 物語前半(直毘時代) - "TaN"[2]の実質的なギルドマスター。職業は妖扇士(ダンスマカブル)。外見的には熊っぽい巨躯を持つ獣人キャラだが、戦闘よりは権謀作術を好む。オーヴァンとは因縁があるらしく、何かと“黄昏の旅団”へ策を仕掛けた。オーヴァンを拉致・確保した事で目的の一つを達成したと判断、ゲームの表舞台からは身を引き、無人エリアでオーヴァンのPCデータを精査する作業に没頭する。その時オーヴァンの左手から発見した情報により“何らかの力”の存在を確認した(ブラックボックスの中身は、異なるアーキテクチャに基づくデータとしか判らず、結局は解析できなかった模様)。 物語後半(八咫時代) - オーヴァン精査終了後、PCボディを異国の修行僧の様な(.hack//G.U.に登場するPC“八咫”と同一のもの)姿に変えてプレイを続行。“知識の蛇”と呼ばれる謎のシステムが存在するエリアに篭り、ハセヲとタビー、そして“何らかの力”の正体、及び憑神(アバター)に目覚めようとしているPC達を監視する事に専念している。パイとクーンに憑神(アバター)が発現したことを確認し、真に所属するギルド“レイヴン”に勧誘。そして“何らかの力”を"AIDA"と命名。レイブンとして本格的な活動の開始と共にハセヲの勧誘も決意。その正体は前作「.hack」シリーズに登場したワイズマンで、本名は火野拓海。弱冠17歳ながら株式で成功した資産家にして、CC社の大株主であり、CC社に選ばれ大学に飛び級で入学した超優等生。小学校の頃に熱中していたサッカーは、中学のときに膝を痛めて引退。リアルのパイとは親しく、彼女を「びっくりするほどの美人」と称する男子らしい部分も。 エンダー/パイ:小林沙苗 物語前半(エンダー時代) - 直毘の側近的存在である、妖艶な美貌と残忍な性格を併せ持つ女性PC。職業は斬闘士(ブレイド)。PKしたキャラは数知れないという。TaNでは“裏”の仕事を主に受け持ち、直属の部下たち“暗部”を指揮して直毘の命令のままに各種不正行為やデータ改変も多々行う。“黄昏の旅団”へ実際に工作を行い、何度も剣を交えた。 物語後半(パイ時代) - オーヴァン精査終了後はPCボディを巨大なツインテールと飾りメガネが印象的な姿(.hack//G.U.に登場する“パイ”と同一のもの)に変えて引き続き八咫(直毘)の傍らに身を置く。エンダー時代に比べると妖艶・残忍さは影を潜め、戦闘よりも知略を巡らす知性的なキャラへと豹変。時には“可愛い”と思える素振りすら見せている。しかし旧TaNの暗部メンバーに声をかけ、ハセヲに何らかの揺さぶりをかけようとするなど、各種工作活動は継続して行っている。“エンダー”と“パイ”どちらが彼女の“素”なのか。あるいはどちらもロール(演技)なのか。八咫に絶対の忠誠を注ぐ彼女の本心は未だ見えない。リアルでは24歳のシステムエンジニアで、本名は佐伯令子。元々は大手ソフトハウスのシステムエンジニアを務めていた才女だが、とある事がきっかけで一年前に突然退社しCC社のシステムエンジニアとなる。父親違いの兄が一人いるが、現在はマンションにペットのアビシニアンと二人(?)暮らし。休日に築地まで行くほどの無類のシーフード好きで、鮮度が低いものには目もくれない。趣味はドライブ。仕事の収入はかなりの額であるらしく、高級車を所有している。 俵屋(たわらや)/藤太(とうた):三宅健太 物語前半(俵屋時代) - 直接的には語られなかったがTaNの表向きのギルドマスター(一般メンバーの会話などから推測出来る)。体格のいい、大らかそうに見えるPCボディを有する魔導士(ウォーロック)。レベルはかなり高いが余り戦闘を好むタイプでは無く、自身を“アキンド(商人)”と称し、ギルドの表の顔であるトレーダー(アイテム・情報の売買)行為を取り仕切っている。エンダーとは表裏一体の存在で、「どちらかが表で動けば、片方は裏で動く」関係であった。直毘とエンダーの真意には気付いてはいなかったのだが巻き込まれる形となり、アカウント停止の憂き目にあってしまった。 物語後半(藤太時代) - アカウント停止後はリアルの日常に戻り、本来の姿である大学生として留学の準備を進めていたが、“The World”でTaNの突然の消滅による“後始末”をしなければならないといった義務感から、新規アカウントを入手して“藤太”として再びログインする。以降は旧TaNのメンバーやタビーに助言したり、ハセヲの為に三爪痕の情報収集を行うなどサポート的な役割を担っている。フィロからすべてを託された後、ハセヲにフィロのことを語り、ピロキオ・イータ・三郎に後を任せ“The World”を去った。なお、“藤太”のPCは俵屋時代とは打って変わり、褐色の肌に逞しい体格を有する少しイケメンの青年といったデザイン。キャラネームは俵籐太(たわらのとうた)藤原秀郷から採った模様。完全に新規PCであるためレベルは最低と思われる。リアルでは22歳の大学生で、本名は村上純也。経済学を学んでいる彼は、PCそのままに切れ者で、性格も良く交友関係も広い。いつか上京し、事業を始めようと考えていて、“The World”での活動もその練習台である。オーストラリアに留学が決まり、その出発までの間、一時的に復帰していた。 フィロ:滝口順平 外観は可愛い小型のネコ系獣人だが、声質などから意外と結構な年齢の様に感じる“賢者”系キャラ。職業は呪療士(ハーヴェスト)。戦闘行為は殆どしないが、レベルはかなり高い模様。常に“マク・アヌ”というエリアの運河の橋のたもとに腰を落ち着け、殆ど移動しない。その為か「マク・アヌの置物」という通り名まで付けられている。ハセヲに様々な示唆を与える他、志乃、オーヴァン、タビー、Bセットにゴードと、黄昏の旅団のほとんどがよく会いに来ており、相談役や伝言係とも言える役回り。三爪痕(トライエッジ)と戦って生き延びた数少ないPCでもあり、その経験からハセヲには常に三爪痕への追跡をやめる様に忠告するが、その思いはハセヲには届いていない。最終話にて余命8ヶ月であった事を藤太に語り、ハセヲの事を託して死去した。この事により最終的にハセヲの心が動いたのであった。 リアルでは62歳の男性で、本名は中村小次郎。人生の伴侶を亡くし、自らの意思で老人ホームに入っている。“The World”はR:2開始時からプレイしており、寂しい老後の生活の中で多種多様なPCが話しかけてくれるのが嬉しくてのめり込んでいった。実はただの説教好きという噂も。 蒼炎のカイト ゲーム版第一作、.hackの伝説とまで言われたプレイヤー、カイトの姿をしたPCだがその雰囲気はカイトの物と全く違う。アニメでは第8話の冒頭でウィルスコアが全て発見されたとき初めて姿を見せていたが、フィールドのあちこちにサイン(歪んだ三角形のような傷跡。フィールド移動の機能も付いている。ちなみに命名者は俵屋)があることから、それ以前より姿を見せていた可能性もある。現在のBBSではその噂で持ちきり。バグを修復したり、志乃をPKしたりフィロやオーヴァンに襲いかかったりと行動の意図及び誰が操作しているのか全てが謎に包まれている。一度オーヴァンと戦いDD(データドレイン)が敗れ敗北。今は謎のフィールド(ロストグラウンド?)で体を修復しており、周囲の人々からは「トライエッジは消えたのか」と言われるようになる。しかし後にΔ(デルタ)サーバー『隠されし 禁断の 聖域』で再登場。ハセヲと戦い彼をデータドレインし、同時にデータを初期化した。 物語前半に登場したキャラクター 志乃(しの):名塚佳織 “黄昏の旅団”のサブリーダー。職業は呪療士(ハーヴェスト)。見た目そのままの優しい女性キャラクターだが、芯はしっかりしたモノを持つ。オーヴァンとは現実世界でも面識があるようで深い信頼関係を築いており、その間柄ゆえかオーヴァン不在時はマスター代行を務めることも多く、実質的なリーダーとも言っても差し支えない。リアルでは独り暮らしで狭い部屋に本だけが大量にある部屋に住んでおり、その反動かギルドホーム(拠点)では広い部屋になったときに飾ろうと思っていた観葉植物を飾っていた。 オーヴァン消失後も彼の帰還を信じ、ハセヲと共に行動していたが、ある時、何か(実はオーヴァンが助けを求めて送ったメール)に呼ばれるように“グリーマ・レーヴ大聖堂”へ向かう。そこでトライエッジ(暴走したオーヴァンのAIDA)にPKされ、未帰還者となってしまった。 オーヴァンと知り合ったのはフィロとアイナ(オーヴァンの妹)を介して。そのため、彼の真の目的やいずれハセヲが“キー・オブ・ザ・トワイライト”となり得る存在であることは最初から知っていた。 リアルでは20歳の大学生で、本名は七尾志乃。“The World”を始めたのは自分の殻を破れると思ったからである。オーヴァンとはとある事情でリアルで出会った事があり、今時の男性と違った雰囲気を持つ彼に仄かな憧れを抱いていた。 匂坂(さきさか):置鮎龍太郎 ハセヲよりも前にオーヴァンにスカウトされて入団した“黄昏の旅団”メンバー。職業は銃戦士(スチームガンナー)。何かと問題の多いギルドメンバーに少々振り回され、特にタビーには“師匠”と呼ばれ、なつかれる。だがオーヴァンが行方不明になり、“キー・オブ・ザ・トワイライト”も見つからない事で旅団の存在意義に懐疑的になってしまい、ギルドを抜け、更には思い出が強く残っている“The World”でのプレイを楽しむ事が出来なくなってしまった為に遂に“The World”自体をやめてしまった。現在はリアルの友人と共に「ライアットガン」なる別のネットゲームに参加している模様。また「○○が××なのに呆れ、□□な自分にびっくり」(タビーや志乃に匂坂節と呼ばれている)という口癖を持っている。 リアルでは19歳のフリーターで、本名は坂巻信之介。未だ人生の目標が見出せずネットゲームに逃避を続ける毎日だが、バイト先がパチンコ屋である為それなりに稼いではいる。楽しい事至上主義で、辛い事や下積みの努力を嫌いがちなのが玉にキズ。 Bセット:榎本温子 かつて“黄昏の旅団”のメンバーだった女性キャラ。職業は銃戦士(スチームガンナー)。オーヴァンに惹かれて入団したものの、“黄昏の旅団”の行動思想に付いていけず退団。しかしオーヴァン自身には未練があるらしく。度々ハセヲ達に接触してくる。オーヴァンが居なくなったことで“The World”を離れる意思をフィロに語り、姿を消した。 リアルでは24歳のOLで、本名は三浦静香。何事に対してもためらいがちで、些細な事から重大な事までどんな事でも悩む癖がある。一人暮らしをする大人の女性として自立はしているものの、その寂しさを紛らわす為にThe Worldを始めた。実は意外と美人で、勤め先でも彼女の隠れファンは多いらしい。 ゴード:家中宏 Bセットと同じく元旅団メンバー。職業は拳術士(グラップラー)。自称「弱きを助け強きを挫く正義のPK」。Bセットと旅団で行動を共にしていた時期があり、匂坂とも面識があることから、彼が入団した当時はまだ旅団メンバーだったらしい。打倒オーヴァンを公言し、自らがオーヴァンよりも“上”であると示す為、日夜ゲームフィールドを駆け巡った。オーヴァンが居なくなったことで目的を失い、リアルでの「けじめ」を付ける為に「The World」を引退。 因みにプレイ当時はゲーム内のバイクレースでランキングトップを取り続け、「正義のライダー」という二つ名を持っていた。 リアルでは15歳の中学生で、本名は堀真由美。小さなネット詐欺で小銭を稼いでいたが、不幸にも大きな詐欺グループに目を付けられてしまい、脅されて彼らの活動に巻き込まれていく。何とかそんな状況を脱したいが、勇気が出ずにThe Worldに逃避をする日々を送っていた。呼び出しに怯えるせいか、電話の音が苦手。 なすび:千葉一伸 猿顔の獣人PC。“The World”内で飄々と情報屋を営んでいる。ゴードとは友人関係にあり(と言っても半ばパシリ状態)、またBセットとも顔見知りであった。 リアルでは19歳の浪人生で、本名は佐藤乙彦。自分で物事を判断するのが苦手で、誰かに付いている事が楽で良いと考えている。勉強も余り得意ではないが、浪人生でいる事の焦りは全く無く、ダラダラと“The World”をプレイし続ける日々が続いている。 Iyoten:浪川大輔 初心者を専門的に狙うPK。アスタと共に“The World”を始めたばかりのハセヲに手ほどきをし、油断したところをPKするが、その直後にハセヲを追ってきたオーヴァンにPKされる。その後、PK仲間と集団で行動中に再びハセヲと遭遇、戦いを挑むが、レベルを上げたハセヲに仲間もろとも返り討ちにされてしまう。 アスタ:本名陽子 Iyotenと共に行動するPK。会話の際は古風な言い回しを好み、語尾に必ず「ござる」を付ける。Iyotenと同様、ハセヲを追ってきたオーヴァン、レベルアップしたハセヲにPKされる。女性型PCだが、プレイヤーは男性。 物語後半に登場したキャラクター 三郎 (さぶろう):伊藤静 後半から登場。以前はエンダーの下でTaNの暗部として働いていたが、エンダーがパイにキャラ変更した後パイから新しいPCを受け取った代わりに何か頼み事を引き受けた様子。わかり辛い独特な例え話が好き。女性型のPCを使っているため、名前との矛盾を指摘されるが本人はそれを嫌がっている。18話にて自分の置かれる立場に疑問を覚え、パイと決裂。ハセヲに強い興味を寄せている。最終話にて藤太にハセヲたちのことをすべてを任される。職業は撃剣士(ブランディッシュ)。 リアルでは24歳のトレーダーで、本名は永井康夫。株のネット売買で生計を立てているが、その生活は常にギリギリ。だが、本人に余り欲は無く、自由気ままに生きてさえいければいい、という程度のつもりでいる。その為か物事に対する執着も希薄で、自分の事すらも客観視する所がある。 クーン:三木眞一郎 『.hack//G.U.』におけるメインキャラクターの一人。職業は銃戦士(スチームガンナー)。アニメにおいてはケストレル退団後辺りからの彼の様子が描かれている。未だ初心者気質のタビーやカシミヤ、ウール達にゲームの戦闘スタイルを教えたことがきっかけで初心者も良いものだと感じるようになり、その後初心者支援ギルド“カナード”を立ち上げた。ゲーム版ほどにはチャラついた性格ではない様に描写されている。AIDAと対峙した際アバターを開眼。この力が周りに及ぼす被害を考え、“カナード”を抜ける決意をする。実はシラバス・ガスパーにハセヲを手助けしてくれるよう頼んでいた。 リアルでは石川在住の24歳のフリーターで、本名は香住智成。実はハセヲ同様7年前の未帰還者のひとりで、当時はジークというPCを使っていた(詳細は.hack//ZEROもしくは.hack//Liminalityを参照)。 シラバス:阪口大助 “カナード”メンバーである初心者PC。職業は斬刀士(ブレイド)。冷静で、なかなかの知略家。 ガスパー:矢島晶子 “カナード”メンバーである初心者PC。職業は魔導士(ウォーロック)。口調が幼い。 太白:中多和宏 各アリーナの宮皇達が集うギルド「イコロ」に所属するPC。職業は銃戦士(スチームガンナー)。最高レベルのアリーナ、竜賢宮の現宮皇であり、公式イベント『痛みの森』を攻略中ハセヲと出会う。又フィロとも昔に僅かだが接点があった模様。イベントをクリアしたことによりハロルドの残留思念とおぼしき存在から特殊な武器を与えられる。 清作(せいさく):置鮎龍太郎 『.hack//G.U.』に登場するPC・榊と同タイプの和風PCを使う男性キャラ。物腰柔らかく、基本的に敬語を使って話す。クーンにカナードに入らないかと勧誘されたが、本当に困っているのはゲーム中級者であると考え、誘いを断る。その際にタビーと出会い、以後話相手になった事から意気投合。タビーと共に“肉球団”のメンバーとなる。 英世:菅沼久義 清作とはリアルの友人。清作に誘われ“肉球団”のメンバーになった。 謎の少女 17話にて、八咫の語るフィロの過去の中で登場。誰かを待っている間フィロと話すことでThe Worldを楽しんでいたらしい。フィロは彼女を通じてオーヴァンと知り合ったらしく、重要キャラだと思われるがその外見・性格共に現状ほとんど不明である。 正体はオーヴァンの妹である愛奈のPCアイナであることが「.hack//G.U vol.3 歩くような速さで」によりあかされる。 ウール:川澄綾子 弟のカシミヤと共にプレイする初心者PC。少し気弱で丁寧な口調の優等生タイプ。初ログインの時に偶然ダビーと出会い、フィロの仲介でクーンの指導を兄弟&タビーで受ける。マニュアルをちゃんと読んでいたため最初からタビーより戦い方を知っていた。時々カシミアを本名で呼び訂正させられる。カシミアとは異なり好きなときにプレイできる環境にありながら、常に兄弟でプレイする。たまたま立ち寄った露天で情報屋として活動を始めた籐太に会い、最初のログインで出会ったタビーの消息を調査依頼している。 カシミヤ:斎賀みつき 兄ウールと共にプレイする初心者PC。乱暴な口調で少々反抗的。兄ウールにも時々突っかかっていくが本質的に兄弟仲は良く、口は悪いが性格は素直なタイプ。The Worldをプレイしたがったのはカシミヤで、ウールはそれに付き合って始めた。リアルでは中学受験を控えており、そのため母親からゲームを禁止されているためログイン回数は少ない。 ピロキオ:松田佑貴 元TaNのメンバー。アカウント停止を免れた末端メンバーと思われる。旧所属メンバーの多くがゲームを離れるなかで商人として残留している。表向きギルドマスターだった俵屋に今でも強い憧れを抱いており、藤太が俵屋であることをすばやく察知して以後協力する。最初から商人を演じているためレベルは低く戦闘にはまったく向かない。 イータ:陶山章央 ピロキオとコンビを組むPC。ピロキオと同じくアカウント停止を免れた元TaNのメンバー。 性格も体型もおっとりしている。 オチ:金丸淳一 元TaNのメンバー。ピロキオ、イータと同じくアカウント停止を免れていた。RMT(リアル・マネー・トレードの略称)をするためのギルドを造りその行為を行っていたが、藤太(正確にはそのことを事前に察知していた八咫)によって呼び出されたシステム管理マシンにギルドのメンバーごとアカウントを削除された。 碧:雪野五月 小説.hack//CELLの主人公。蒼い和服タイプの女性PCで、職業は撃剣士(ブランディッシュ)。トライエッジと戦って逃げ切ったPCとの噂が流れており、またトライエッジをあるユーザ(オーヴァン)が撃退した時の目撃者でもある。トライエッジを撃退したユーザの情報を求めるハセヲが戦いを挑むが敗れる。小説版では相棒のアダマスと殴られ屋(制限時間一分の間に好きな攻撃をしても良い。無論回避はする。こちらからの攻撃なし。一太刀でも浴びせれば賞金。前金制。BBSで場所を告知)を営んでいる。受け専門に見られがちだが、その力量は高く、五十人のPKと戦っても一歩も引けを取らなかった(と言ってもシラバスとガスパーなどの援護はあったが)。現時の相棒であるアダマスと出会う前にはPKであり、榊達月の樹のメンバーを次々とキルしていった。何故かその時の記憶及び、リアルでの自分がそのような存在であったかの記憶がなくなっているが…。 銀漢:千葉一伸 最終回でハセヲの前に登場した前作キャラ。ハセヲは自分と同じにおいがするらしく友達になろうと誘うが即座に断られる。その後ハセヲに縁があればまた会おうと言うが再び即座に断られる(前作の活躍・リアルについては.hack//SIGNの銀漢の項を参照)。 ハロルド・ヒューイック:山崎たくみ 独力でThe Worldのプロトタイプ「フラグメント」を作り上げた天才プログラマー。詳しくは.hack//SIGNでの項を参照のこと。残留思念が『傷みの森』最奥部に存在しており、たどり着いた者に「汝に問う。我らが娘は健やかなりしか」と質問を投げかける(娘とはアウラだと思われる)。その返答次第で異なる報奨が与えられる様で、丁重に答えた太白には特殊な武器を授け、まともに答えなかったハセヲには3rdフォームになる力を付与した。 スタッフ 原作:.hack Conglomerate 掲載:.hack//G.U. The World(角川書店) 企画:鵜之澤伸、川城和実、白石誠(テレビ東京) 企画協力:井上伸一郎 監督:真下耕一 シリーズ構成:川崎美羽 脚本:川崎美羽、藤井文弥、広平虫 キャラクター監修:貞本義行 キャラクター原案:細川誠一郎 キャラクターデザイン:大澤聡 コンセプトデザイン:北原サトシ 美術監督:海野よしみ 色彩設計:吉田小百合(アルゴ・ロード) 色指定・仕上検査:吉田小百合(アルゴ・ロード)、中島和子(アルゴ・ロード) タイトルデザイン:ROUND 特殊効果:加茂あゆみ 撮影:スタジオトゥインクル 撮影監督:鎌田克明、青木孝司 編集:黒沢雅之 フォーマット編集:Sony PCL、永井広幸 音響監督:なかのとおる 音響効果:倉橋裕宗(サウンドボックス) 音響制作担当:伊藤巧 録音:常川総一 録音調整:土屋雅紀 音響制作:HALF H・P STUDIO 音楽:ALI PROJECT 音楽プロデューサー:石川吉元 音楽製作:ビクターエンタテインメント 音楽協力:テレビ東京ミュージック 宣伝担当:石井真知子(テレビ東京)、坂口里絵、鈴木未央 宣伝協力:ビッグショット アシスタントプロデューサー:沖訓久 プロデューサー:森本浩二、東不可止(テレビ東京)、清水孝泰 監修:内山大輔、原田真史、中田理生、松山洋 制作協力:サイバーコネクトツー 制作:BEE TRAIN 製作:バンダイビジュアル、TV TOKYO サブタイトル ※ 括弧内は和訳。 Welcome to "The World" (歓迎) Twilight Brigade (黄昏の旅団) Join (入団) Forefeel (予感) Distrust (不信) conflict (葛藤) Intrigue (錯綜) Starting (開始) Melle (混戦) Missing (行方不明) Discord (不一致) Breakup (崩壊) Tragedy (悲劇) Unreturner (未帰還者) Pad (肉球) Resolution (決意) Painful Forest (痛みの森) Limit (限界) Violation (違反) Pursuit (追求) Defeat (敗北) Bonds (絆) Trial (試練) Confront (直面) Truth (真実) Determination (決心) 主題歌 オープニングテーマ 「Silly-Go-Round」 作詞:梶浦由記/作曲:梶浦由記/歌:FictionJunction YUUKA エンディングテーマ 「亡國覚醒カタルシス」 作詞:宝野アリカ/作曲:片倉三起也/歌:ALI PROJECT 最終回エンディングテーマ 「KING KNIGHT」 作詞:宝野アリカ/作曲:片倉三起也/歌:ALI PROJECT 脚注 ^ “たそがれのりょだん”。“The World”内で存在が噂される伝説的レアアイテム“キー・オブ・ザ・トワイライト”を手に入れるため、名うての変人として知られるPC・オーヴァンが作ったギルド。十分な説明のないまま不可解な行動や探索を命じられることからメンバーの離反を招き、ハセヲやタビーが入団した当時、ギルドマスターのオーヴァンとサブリーダー志乃以外には匂坂しか残っていない。第10話でオーヴァンがメンバーの誰にも原因不明な消失を遂げた事を機に、元々決して固くなかったメンバーの結束は分解してしまい、13話で解散した。 ^ “タン”。“The World”では「ケストレル」「月の樹」に次ぐ勢力を誇る巨大ギルド。しかしその本質は直毘とエンダー(のプレーヤー達)が、ある目的の元に“暗部”と呼ばれるPC達を使って過激な不正行為を数多く行うために利用していた組織だった。オーヴァン消失後、事件にTaNが関わっていると見た志乃が彼らの不正行為情報を『The World』に流した事によりギルドは“The World”管理者によって強制解散(直毘の言動から、志乃のリーク情報がなくてもTaN解散は予定されていたらしい)させられた。ギルドメンバーは巧みなデータ操作によって身を隠した直毘とエンダー、そして不正行為に手を染めていなかった一部の末端メンバー以外は全員アカウントを剥奪、多くのメンバーはゲーム世界から姿を消した。しかしアカウントを取り直して再びログインした者もいる模様(詳しくは“俵屋/藤太”の項を参照)。 関連項目 .hack .hack//G.U. .hack//SIGN .hack//黄昏の腕輪伝説 .hack//G.U.RADIO ハセヲセット ウイキペディアより抜粋
プレイステーション2用ソフト.hack//G.U.と主人公が同一人物であり、ゲーム版の過去に起こった出来事を描いている。.hack//SIGNと一部同じ声優が出演している。
尚、地上デジタル放送ではハイビジョンで放送されている。16:9制作。(ただしなぜか放送中および番組表での【HV】表示はなかった。)
ストーリー
『.hack』自体の世界観については “.hackのストーリー” を参照。
西暦2017年、世界最大の大規模オンラインゲームとして栄華を誇る『The World R:2』(ザ ワールド リビジョンツー。以下“The World”)。そのネットワークが放つ力場に引き寄せられた17歳のある高校生は“ハセヲ ”という名のキャラクターを作り、その世界にログインする。しかし、友人から聞いた話と違い、そこはPK行為が認められた殺伐とした雰囲気に満ちていた。ハセヲはすぐにPK行為に遭い、ロスト(ゲーム内での死)してしまう。
ハセヲを蘇生させたのは“オーヴァン”と名乗る見知らぬ男性PC(プレーヤーキャラ)だった。PKに遭った事でこのゲームに不快感を示すハセヲにオーヴァンは『君には“資質”がある』と語る。不可解に感じ、その場を離れるハセヲ。だが、この時からハセヲの前には“The World”での有名プレーヤーが接触してくる様になる。オーヴァンは“The World”内でも特異な存在として知られており、彼らはそんな彼が目を付けたハセヲに何らかの特殊な能力があるのではと考えたのだ。そんな雰囲気を“ウザい”と感じたハセヲは誰も居ないフィールドで一人レベル上げを空しく続ける。そこへ現れるPKキャラ。圧倒的なレベルの差に再びロストの危機に陥ったハセヲを救ったのは、一人の少女キャラ・志乃であった。志乃はオーヴァンが率いるギルド(プレーヤー集団)『黄昏の旅団』のサブリーダー的存在であり、ハセヲを『黄昏の旅団』へと導く為にやって来たと語る。
その後も様々なギルドへの勧誘に戸惑うハセヲだが、最終的には『黄昏の旅団』への入団を選択する。それがどの様な意味を持つのか判らないまま・・・
キャラクター
本作では“黄昏の旅団”崩壊までを描いた物語前半と以降の後半では設定がかなり異なるキャラクターが多い。本項では便宜上、全編を通して登場する主要キャラクターについては前半・後半に分け、その後、前半・後半にしか登場しないキャラクターの詳細の記述をするという形を採った。
主要キャラクター
ハセヲ:櫻井孝宏
本作の主人公。友人から(R1の時代の)“The World”の評判を聴き、なんとなく面白そうだからといわゆる退屈しのぎが目的でゲーム世界にやってくる。暗いという程では無いが余り社交的な性格ではなく、嫌な事があるとすぐログアウトしたりギルドを離れて一人になりたがる傾向がある。物語初期〜中盤まではギルド・“黄昏の旅団”[1]に所属。その後はフリー。ゲーム内の職業(ジョブ)は錬装士(マルチウエポン)。このクラスを究めると様々な種類の武器を自らの力で錬成する事が出来るというのだが、高レベルの武器装備は難しいらしく“中途半端なクラス”という印象が拭えない。実際このクラスのキャラをゲーム内で見かける事も殆ど無い(ハセヲは何でもできそうで、かっこよさそうだと選んだらしい)。 尚、名前の由来は松尾芭蕉の俳号(芭蕉がはせをとも読めることから)。
リアル(現実世界)では都内在住の17歳の高校生で、本名は三崎亮。有名私立進学校に通う優等生。ネットゲーム(周囲にはプレイしている事を隠している)と学業を完璧に両立する傍ら志乃のお見舞いも欠かさない。親が某大手企業の部長クラスで裕福な家庭の育ちだが、両親共に帰りが遅く家ではほとんど一人で過ごす毎日。生活自体に不自由は無いがどこか満たされない思いを抱えながら“The World”をプレイしている。
実はR1時代からの古株プレイヤーなのだが、本人はその記憶の一切を失っている。7年前、楚良というPCを使って単独で“キー・オブ・ザ・トワイライト”について探り、その核心に触れたのだが、深入りしすぎたために未帰還者となってしまった(詳細は.hack//SIGNもしくは.hack//ZEROを参照)。他にも未帰還者は5人いるのだが、1人だけ記憶を失ってしまった。
物語前半 - “黄昏の旅団”に入り、メンバー達と共にレアアイテム“キー・オブ・ザ・トワイライト”を探索する過程において、口にはしないもののメンバーの一人・志乃と過ごす時間の中に“自分の居場所”を見出していく。しかし、志乃がトライエッジによってキルされゲーム内からロストし、現実世界でも意識不明(=未帰還者)となった事を機に、彼の精神は加速的に暴走していく。
物語後半 - 志乃を救い出す為、トライエッジを探索する事を誓った彼だが、周囲の人間に圧倒的なレベルの差を指摘され、“復讐”行為を諭される。だが、その忠告は彼には“強くなれ”としか聞こえなかった。やがてレベル上げの過程で参加した『痛みの森』と呼ばれるイベントで謎の意識的存在と接触した事を境に彼のPCボディは見るも禍々しいディテール(3rdフォーム)へと変貌。その後、PK行為を行うPC達を狩る"PKK"行為に手を染めながらレベルを上げ、トライエッジの情報をかき集める。この頃から彼は他のPC達にとってトライエッジとは違う意味で恐れられはじめ、“死の恐怖”という通り名で呼ばれる様になっていくが、最終的にトライエッジにデータドレイン(DD)されキャラデータが初期化。その後自らの行いを省みて、再び真に進むべき道に向かい歩き出す。因みに最終回(26話)において、アルケ・ケルン大瀑布で一瞬だけ.hack//G.U. Vol.3に登場する新フォームであるXthフォームに変化するシーンがある。この姿になったと同時に自分自身が“キー・オブ・ザ・トワイライト”となり、それこそがオーヴァンの真の目的でもあった。 オーヴァン:東地宏樹 ギルド“黄昏の旅団”のマスター(リーダー)。彼のPCボディはゲーム仕様に無い巨大な砲状の装具を腕に付けている(中身はブラックボックスの為不明)・キャラクターのデータ量がゲームエリア一つ分に相当する(直毘曰く)などの多くの謎を有しており、一説にはチート行為を行っているのではという噂もあるが、少なくとも単純なチート行為でないことは直毘との関係からも明らかである。職業は銃戦士(スチームガンナー)。 物語前半 - “キー・オブ・ザ・トワイライト”を求めて常にあちこちのエリアを探求していたが、第10話で直毘の計略にはまり拘束・監禁される。以後しばらくの間はゲーム内でも現実世界でも連絡不通の状態に陥る。この事が“黄昏の旅団”崩壊の直接的原因となった。 物語後半 - 何故か脱出に成功(脱出の詳細は不明だが、巨大な砲状の装具の封印が解かれた事に起因すると思われる)。脱出後は何らかの理由・目的があるのか、誰にも連絡を取らずに単独で行動している。“キー・オブ・ザ・トワイライト”を探していた理由は未帰還者となった妹を救うためであり、ハセヲは今探し求めている“キー・オブ・ザ・トワイライト”が見つからなかったときための保険的存在だった。そして、今探し求めている“キー・オブ・ザ・トワイライト”が直毘の用意したにせの情報だと分かったとき、ハセヲを“キー・オブ・ザ・トワイライト”にするための行動を開始する。 タビー:豊口めぐみ ハセヲと同時期に“黄昏の旅団”に入団したネコ系獣人PC。“The World”では屈託無く振舞う“天然系”キャラとしてログインしている。リアルではごく普通の女子高生で友達にも恵まれているが、出来る姉と比べられ続ける家庭内に居心地の悪さを感じている毎日。“The World”にログインしたのは、そんな心の片隅にある寂しさを紛らわしたいという思いもあっての事だった。笑顔の狭間でふと垣間見せる憂いに満ちた表情こそが彼女の“本質”なのかもしれない。職業は拳術士(グラップラー)。高レベルキャラなら最前線を任せられるのだが、タビー(のプレーヤー)はゲーム初心者なので、余り戦闘の役には立っていない。 リアルでは16歳の高校生で、本名は久保萌。考える事が苦手・楽が一番と言い張り無闇に明るく振り舞っているが、実はそれは周囲に合わせているだけ。本当の自分は…?という疑問から“The World”を始めたものの結局同じポジションになってしまい、葛藤する事に。最終話で決意を固めてからは看護師になる事を目指し勉強している。 物語前半 - 志乃に誘われたことがきっかけで“黄昏の旅団”に身を置くようになり、持ち前の明るい性格で彼女なりに“The World”を楽しんでいた。ギルド内では匂坂を「師匠」と呼び、慕っていたが本心では志乃と一緒にいたいという思いもあったらしく、良く志乃と二人きりでいるハセヲに軽い嫉妬心を抱くような場面も。しかし、TaNとの戦いのあとオーヴァンが失踪し、黄昏の旅団は解散。更に志乃が未帰還者となり、師匠と慕った匂坂もゲームを去った。ハセヲは単独で志乃探索に没頭し、彼女の周りからは仲間が居なくなってしまう。 物語後半 - “The World”で独りになってしまった彼女は何故かゲームをやめる気になれず、しばらくの間は当ても無く様々なエリアを徘徊していた。その過程において様々なPC達と出会い、自分自身が望むゲームの遊び方を考えるようになる。そしてある日出会ったPC・清作との会話の中で“人を癒す事”こそが自分のやりたい事だと気付き、遂に戦闘で傷付いたPCを癒す為の新ギルド・“(癒し戦隊)肉球団”を立ち上げたが、うまくいかずに消滅。その後自分の進むべき道を決め、それが果たされるまで“The World”を去ることを決意。 直毘(なおび)/八咫(やた):山崎たくみ 物語前半(直毘時代) - "TaN"[2]の実質的なギルドマスター。職業は妖扇士(ダンスマカブル)。外見的には熊っぽい巨躯を持つ獣人キャラだが、戦闘よりは権謀作術を好む。オーヴァンとは因縁があるらしく、何かと“黄昏の旅団”へ策を仕掛けた。オーヴァンを拉致・確保した事で目的の一つを達成したと判断、ゲームの表舞台からは身を引き、無人エリアでオーヴァンのPCデータを精査する作業に没頭する。その時オーヴァンの左手から発見した情報により“何らかの力”の存在を確認した(ブラックボックスの中身は、異なるアーキテクチャに基づくデータとしか判らず、結局は解析できなかった模様)。 物語後半(八咫時代) - オーヴァン精査終了後、PCボディを異国の修行僧の様な(.hack//G.U.に登場するPC“八咫”と同一のもの)姿に変えてプレイを続行。“知識の蛇”と呼ばれる謎のシステムが存在するエリアに篭り、ハセヲとタビー、そして“何らかの力”の正体、及び憑神(アバター)に目覚めようとしているPC達を監視する事に専念している。パイとクーンに憑神(アバター)が発現したことを確認し、真に所属するギルド“レイヴン”に勧誘。そして“何らかの力”を"AIDA"と命名。レイブンとして本格的な活動の開始と共にハセヲの勧誘も決意。その正体は前作「.hack」シリーズに登場したワイズマンで、本名は火野拓海。弱冠17歳ながら株式で成功した資産家にして、CC社の大株主であり、CC社に選ばれ大学に飛び級で入学した超優等生。小学校の頃に熱中していたサッカーは、中学のときに膝を痛めて引退。リアルのパイとは親しく、彼女を「びっくりするほどの美人」と称する男子らしい部分も。 エンダー/パイ:小林沙苗 物語前半(エンダー時代) - 直毘の側近的存在である、妖艶な美貌と残忍な性格を併せ持つ女性PC。職業は斬闘士(ブレイド)。PKしたキャラは数知れないという。TaNでは“裏”の仕事を主に受け持ち、直属の部下たち“暗部”を指揮して直毘の命令のままに各種不正行為やデータ改変も多々行う。“黄昏の旅団”へ実際に工作を行い、何度も剣を交えた。 物語後半(パイ時代) - オーヴァン精査終了後はPCボディを巨大なツインテールと飾りメガネが印象的な姿(.hack//G.U.に登場する“パイ”と同一のもの)に変えて引き続き八咫(直毘)の傍らに身を置く。エンダー時代に比べると妖艶・残忍さは影を潜め、戦闘よりも知略を巡らす知性的なキャラへと豹変。時には“可愛い”と思える素振りすら見せている。しかし旧TaNの暗部メンバーに声をかけ、ハセヲに何らかの揺さぶりをかけようとするなど、各種工作活動は継続して行っている。“エンダー”と“パイ”どちらが彼女の“素”なのか。あるいはどちらもロール(演技)なのか。八咫に絶対の忠誠を注ぐ彼女の本心は未だ見えない。リアルでは24歳のシステムエンジニアで、本名は佐伯令子。元々は大手ソフトハウスのシステムエンジニアを務めていた才女だが、とある事がきっかけで一年前に突然退社しCC社のシステムエンジニアとなる。父親違いの兄が一人いるが、現在はマンションにペットのアビシニアンと二人(?)暮らし。休日に築地まで行くほどの無類のシーフード好きで、鮮度が低いものには目もくれない。趣味はドライブ。仕事の収入はかなりの額であるらしく、高級車を所有している。 俵屋(たわらや)/藤太(とうた):三宅健太 物語前半(俵屋時代) - 直接的には語られなかったがTaNの表向きのギルドマスター(一般メンバーの会話などから推測出来る)。体格のいい、大らかそうに見えるPCボディを有する魔導士(ウォーロック)。レベルはかなり高いが余り戦闘を好むタイプでは無く、自身を“アキンド(商人)”と称し、ギルドの表の顔であるトレーダー(アイテム・情報の売買)行為を取り仕切っている。エンダーとは表裏一体の存在で、「どちらかが表で動けば、片方は裏で動く」関係であった。直毘とエンダーの真意には気付いてはいなかったのだが巻き込まれる形となり、アカウント停止の憂き目にあってしまった。 物語後半(藤太時代) - アカウント停止後はリアルの日常に戻り、本来の姿である大学生として留学の準備を進めていたが、“The World”でTaNの突然の消滅による“後始末”をしなければならないといった義務感から、新規アカウントを入手して“藤太”として再びログインする。以降は旧TaNのメンバーやタビーに助言したり、ハセヲの為に三爪痕の情報収集を行うなどサポート的な役割を担っている。フィロからすべてを託された後、ハセヲにフィロのことを語り、ピロキオ・イータ・三郎に後を任せ“The World”を去った。なお、“藤太”のPCは俵屋時代とは打って変わり、褐色の肌に逞しい体格を有する少しイケメンの青年といったデザイン。キャラネームは俵籐太(たわらのとうた)藤原秀郷から採った模様。完全に新規PCであるためレベルは最低と思われる。リアルでは22歳の大学生で、本名は村上純也。経済学を学んでいる彼は、PCそのままに切れ者で、性格も良く交友関係も広い。いつか上京し、事業を始めようと考えていて、“The World”での活動もその練習台である。オーストラリアに留学が決まり、その出発までの間、一時的に復帰していた。 フィロ:滝口順平 外観は可愛い小型のネコ系獣人だが、声質などから意外と結構な年齢の様に感じる“賢者”系キャラ。職業は呪療士(ハーヴェスト)。戦闘行為は殆どしないが、レベルはかなり高い模様。常に“マク・アヌ”というエリアの運河の橋のたもとに腰を落ち着け、殆ど移動しない。その為か「マク・アヌの置物」という通り名まで付けられている。ハセヲに様々な示唆を与える他、志乃、オーヴァン、タビー、Bセットにゴードと、黄昏の旅団のほとんどがよく会いに来ており、相談役や伝言係とも言える役回り。三爪痕(トライエッジ)と戦って生き延びた数少ないPCでもあり、その経験からハセヲには常に三爪痕への追跡をやめる様に忠告するが、その思いはハセヲには届いていない。最終話にて余命8ヶ月であった事を藤太に語り、ハセヲの事を託して死去した。この事により最終的にハセヲの心が動いたのであった。 リアルでは62歳の男性で、本名は中村小次郎。人生の伴侶を亡くし、自らの意思で老人ホームに入っている。“The World”はR:2開始時からプレイしており、寂しい老後の生活の中で多種多様なPCが話しかけてくれるのが嬉しくてのめり込んでいった。実はただの説教好きという噂も。 蒼炎のカイト ゲーム版第一作、.hackの伝説とまで言われたプレイヤー、カイトの姿をしたPCだがその雰囲気はカイトの物と全く違う。アニメでは第8話の冒頭でウィルスコアが全て発見されたとき初めて姿を見せていたが、フィールドのあちこちにサイン(歪んだ三角形のような傷跡。フィールド移動の機能も付いている。ちなみに命名者は俵屋)があることから、それ以前より姿を見せていた可能性もある。現在のBBSではその噂で持ちきり。バグを修復したり、志乃をPKしたりフィロやオーヴァンに襲いかかったりと行動の意図及び誰が操作しているのか全てが謎に包まれている。一度オーヴァンと戦いDD(データドレイン)が敗れ敗北。今は謎のフィールド(ロストグラウンド?)で体を修復しており、周囲の人々からは「トライエッジは消えたのか」と言われるようになる。しかし後にΔ(デルタ)サーバー『隠されし 禁断の 聖域』で再登場。ハセヲと戦い彼をデータドレインし、同時にデータを初期化した。 物語前半に登場したキャラクター 志乃(しの):名塚佳織 “黄昏の旅団”のサブリーダー。職業は呪療士(ハーヴェスト)。見た目そのままの優しい女性キャラクターだが、芯はしっかりしたモノを持つ。オーヴァンとは現実世界でも面識があるようで深い信頼関係を築いており、その間柄ゆえかオーヴァン不在時はマスター代行を務めることも多く、実質的なリーダーとも言っても差し支えない。リアルでは独り暮らしで狭い部屋に本だけが大量にある部屋に住んでおり、その反動かギルドホーム(拠点)では広い部屋になったときに飾ろうと思っていた観葉植物を飾っていた。 オーヴァン消失後も彼の帰還を信じ、ハセヲと共に行動していたが、ある時、何か(実はオーヴァンが助けを求めて送ったメール)に呼ばれるように“グリーマ・レーヴ大聖堂”へ向かう。そこでトライエッジ(暴走したオーヴァンのAIDA)にPKされ、未帰還者となってしまった。 オーヴァンと知り合ったのはフィロとアイナ(オーヴァンの妹)を介して。そのため、彼の真の目的やいずれハセヲが“キー・オブ・ザ・トワイライト”となり得る存在であることは最初から知っていた。 リアルでは20歳の大学生で、本名は七尾志乃。“The World”を始めたのは自分の殻を破れると思ったからである。オーヴァンとはとある事情でリアルで出会った事があり、今時の男性と違った雰囲気を持つ彼に仄かな憧れを抱いていた。 匂坂(さきさか):置鮎龍太郎 ハセヲよりも前にオーヴァンにスカウトされて入団した“黄昏の旅団”メンバー。職業は銃戦士(スチームガンナー)。何かと問題の多いギルドメンバーに少々振り回され、特にタビーには“師匠”と呼ばれ、なつかれる。だがオーヴァンが行方不明になり、“キー・オブ・ザ・トワイライト”も見つからない事で旅団の存在意義に懐疑的になってしまい、ギルドを抜け、更には思い出が強く残っている“The World”でのプレイを楽しむ事が出来なくなってしまった為に遂に“The World”自体をやめてしまった。現在はリアルの友人と共に「ライアットガン」なる別のネットゲームに参加している模様。また「○○が××なのに呆れ、□□な自分にびっくり」(タビーや志乃に匂坂節と呼ばれている)という口癖を持っている。 リアルでは19歳のフリーターで、本名は坂巻信之介。未だ人生の目標が見出せずネットゲームに逃避を続ける毎日だが、バイト先がパチンコ屋である為それなりに稼いではいる。楽しい事至上主義で、辛い事や下積みの努力を嫌いがちなのが玉にキズ。 Bセット:榎本温子 かつて“黄昏の旅団”のメンバーだった女性キャラ。職業は銃戦士(スチームガンナー)。オーヴァンに惹かれて入団したものの、“黄昏の旅団”の行動思想に付いていけず退団。しかしオーヴァン自身には未練があるらしく。度々ハセヲ達に接触してくる。オーヴァンが居なくなったことで“The World”を離れる意思をフィロに語り、姿を消した。 リアルでは24歳のOLで、本名は三浦静香。何事に対してもためらいがちで、些細な事から重大な事までどんな事でも悩む癖がある。一人暮らしをする大人の女性として自立はしているものの、その寂しさを紛らわす為にThe Worldを始めた。実は意外と美人で、勤め先でも彼女の隠れファンは多いらしい。 ゴード:家中宏 Bセットと同じく元旅団メンバー。職業は拳術士(グラップラー)。自称「弱きを助け強きを挫く正義のPK」。Bセットと旅団で行動を共にしていた時期があり、匂坂とも面識があることから、彼が入団した当時はまだ旅団メンバーだったらしい。打倒オーヴァンを公言し、自らがオーヴァンよりも“上”であると示す為、日夜ゲームフィールドを駆け巡った。オーヴァンが居なくなったことで目的を失い、リアルでの「けじめ」を付ける為に「The World」を引退。 因みにプレイ当時はゲーム内のバイクレースでランキングトップを取り続け、「正義のライダー」という二つ名を持っていた。 リアルでは15歳の中学生で、本名は堀真由美。小さなネット詐欺で小銭を稼いでいたが、不幸にも大きな詐欺グループに目を付けられてしまい、脅されて彼らの活動に巻き込まれていく。何とかそんな状況を脱したいが、勇気が出ずにThe Worldに逃避をする日々を送っていた。呼び出しに怯えるせいか、電話の音が苦手。 なすび:千葉一伸 猿顔の獣人PC。“The World”内で飄々と情報屋を営んでいる。ゴードとは友人関係にあり(と言っても半ばパシリ状態)、またBセットとも顔見知りであった。 リアルでは19歳の浪人生で、本名は佐藤乙彦。自分で物事を判断するのが苦手で、誰かに付いている事が楽で良いと考えている。勉強も余り得意ではないが、浪人生でいる事の焦りは全く無く、ダラダラと“The World”をプレイし続ける日々が続いている。 Iyoten:浪川大輔 初心者を専門的に狙うPK。アスタと共に“The World”を始めたばかりのハセヲに手ほどきをし、油断したところをPKするが、その直後にハセヲを追ってきたオーヴァンにPKされる。その後、PK仲間と集団で行動中に再びハセヲと遭遇、戦いを挑むが、レベルを上げたハセヲに仲間もろとも返り討ちにされてしまう。 アスタ:本名陽子 Iyotenと共に行動するPK。会話の際は古風な言い回しを好み、語尾に必ず「ござる」を付ける。Iyotenと同様、ハセヲを追ってきたオーヴァン、レベルアップしたハセヲにPKされる。女性型PCだが、プレイヤーは男性。 物語後半に登場したキャラクター 三郎 (さぶろう):伊藤静 後半から登場。以前はエンダーの下でTaNの暗部として働いていたが、エンダーがパイにキャラ変更した後パイから新しいPCを受け取った代わりに何か頼み事を引き受けた様子。わかり辛い独特な例え話が好き。女性型のPCを使っているため、名前との矛盾を指摘されるが本人はそれを嫌がっている。18話にて自分の置かれる立場に疑問を覚え、パイと決裂。ハセヲに強い興味を寄せている。最終話にて藤太にハセヲたちのことをすべてを任される。職業は撃剣士(ブランディッシュ)。 リアルでは24歳のトレーダーで、本名は永井康夫。株のネット売買で生計を立てているが、その生活は常にギリギリ。だが、本人に余り欲は無く、自由気ままに生きてさえいければいい、という程度のつもりでいる。その為か物事に対する執着も希薄で、自分の事すらも客観視する所がある。 クーン:三木眞一郎 『.hack//G.U.』におけるメインキャラクターの一人。職業は銃戦士(スチームガンナー)。アニメにおいてはケストレル退団後辺りからの彼の様子が描かれている。未だ初心者気質のタビーやカシミヤ、ウール達にゲームの戦闘スタイルを教えたことがきっかけで初心者も良いものだと感じるようになり、その後初心者支援ギルド“カナード”を立ち上げた。ゲーム版ほどにはチャラついた性格ではない様に描写されている。AIDAと対峙した際アバターを開眼。この力が周りに及ぼす被害を考え、“カナード”を抜ける決意をする。実はシラバス・ガスパーにハセヲを手助けしてくれるよう頼んでいた。 リアルでは石川在住の24歳のフリーターで、本名は香住智成。実はハセヲ同様7年前の未帰還者のひとりで、当時はジークというPCを使っていた(詳細は.hack//ZEROもしくは.hack//Liminalityを参照)。 シラバス:阪口大助 “カナード”メンバーである初心者PC。職業は斬刀士(ブレイド)。冷静で、なかなかの知略家。 ガスパー:矢島晶子 “カナード”メンバーである初心者PC。職業は魔導士(ウォーロック)。口調が幼い。 太白:中多和宏 各アリーナの宮皇達が集うギルド「イコロ」に所属するPC。職業は銃戦士(スチームガンナー)。最高レベルのアリーナ、竜賢宮の現宮皇であり、公式イベント『痛みの森』を攻略中ハセヲと出会う。又フィロとも昔に僅かだが接点があった模様。イベントをクリアしたことによりハロルドの残留思念とおぼしき存在から特殊な武器を与えられる。 清作(せいさく):置鮎龍太郎 『.hack//G.U.』に登場するPC・榊と同タイプの和風PCを使う男性キャラ。物腰柔らかく、基本的に敬語を使って話す。クーンにカナードに入らないかと勧誘されたが、本当に困っているのはゲーム中級者であると考え、誘いを断る。その際にタビーと出会い、以後話相手になった事から意気投合。タビーと共に“肉球団”のメンバーとなる。 英世:菅沼久義 清作とはリアルの友人。清作に誘われ“肉球団”のメンバーになった。 謎の少女 17話にて、八咫の語るフィロの過去の中で登場。誰かを待っている間フィロと話すことでThe Worldを楽しんでいたらしい。フィロは彼女を通じてオーヴァンと知り合ったらしく、重要キャラだと思われるがその外見・性格共に現状ほとんど不明である。 正体はオーヴァンの妹である愛奈のPCアイナであることが「.hack//G.U vol.3 歩くような速さで」によりあかされる。 ウール:川澄綾子 弟のカシミヤと共にプレイする初心者PC。少し気弱で丁寧な口調の優等生タイプ。初ログインの時に偶然ダビーと出会い、フィロの仲介でクーンの指導を兄弟&タビーで受ける。マニュアルをちゃんと読んでいたため最初からタビーより戦い方を知っていた。時々カシミアを本名で呼び訂正させられる。カシミアとは異なり好きなときにプレイできる環境にありながら、常に兄弟でプレイする。たまたま立ち寄った露天で情報屋として活動を始めた籐太に会い、最初のログインで出会ったタビーの消息を調査依頼している。 カシミヤ:斎賀みつき 兄ウールと共にプレイする初心者PC。乱暴な口調で少々反抗的。兄ウールにも時々突っかかっていくが本質的に兄弟仲は良く、口は悪いが性格は素直なタイプ。The Worldをプレイしたがったのはカシミヤで、ウールはそれに付き合って始めた。リアルでは中学受験を控えており、そのため母親からゲームを禁止されているためログイン回数は少ない。 ピロキオ:松田佑貴 元TaNのメンバー。アカウント停止を免れた末端メンバーと思われる。旧所属メンバーの多くがゲームを離れるなかで商人として残留している。表向きギルドマスターだった俵屋に今でも強い憧れを抱いており、藤太が俵屋であることをすばやく察知して以後協力する。最初から商人を演じているためレベルは低く戦闘にはまったく向かない。 イータ:陶山章央 ピロキオとコンビを組むPC。ピロキオと同じくアカウント停止を免れた元TaNのメンバー。 性格も体型もおっとりしている。 オチ:金丸淳一 元TaNのメンバー。ピロキオ、イータと同じくアカウント停止を免れていた。RMT(リアル・マネー・トレードの略称)をするためのギルドを造りその行為を行っていたが、藤太(正確にはそのことを事前に察知していた八咫)によって呼び出されたシステム管理マシンにギルドのメンバーごとアカウントを削除された。 碧:雪野五月 小説.hack//CELLの主人公。蒼い和服タイプの女性PCで、職業は撃剣士(ブランディッシュ)。トライエッジと戦って逃げ切ったPCとの噂が流れており、またトライエッジをあるユーザ(オーヴァン)が撃退した時の目撃者でもある。トライエッジを撃退したユーザの情報を求めるハセヲが戦いを挑むが敗れる。小説版では相棒のアダマスと殴られ屋(制限時間一分の間に好きな攻撃をしても良い。無論回避はする。こちらからの攻撃なし。一太刀でも浴びせれば賞金。前金制。BBSで場所を告知)を営んでいる。受け専門に見られがちだが、その力量は高く、五十人のPKと戦っても一歩も引けを取らなかった(と言ってもシラバスとガスパーなどの援護はあったが)。現時の相棒であるアダマスと出会う前にはPKであり、榊達月の樹のメンバーを次々とキルしていった。何故かその時の記憶及び、リアルでの自分がそのような存在であったかの記憶がなくなっているが…。 銀漢:千葉一伸 最終回でハセヲの前に登場した前作キャラ。ハセヲは自分と同じにおいがするらしく友達になろうと誘うが即座に断られる。その後ハセヲに縁があればまた会おうと言うが再び即座に断られる(前作の活躍・リアルについては.hack//SIGNの銀漢の項を参照)。 ハロルド・ヒューイック:山崎たくみ 独力でThe Worldのプロトタイプ「フラグメント」を作り上げた天才プログラマー。詳しくは.hack//SIGNでの項を参照のこと。残留思念が『傷みの森』最奥部に存在しており、たどり着いた者に「汝に問う。我らが娘は健やかなりしか」と質問を投げかける(娘とはアウラだと思われる)。その返答次第で異なる報奨が与えられる様で、丁重に答えた太白には特殊な武器を授け、まともに答えなかったハセヲには3rdフォームになる力を付与した。 スタッフ 原作:.hack Conglomerate 掲載:.hack//G.U. The World(角川書店) 企画:鵜之澤伸、川城和実、白石誠(テレビ東京) 企画協力:井上伸一郎 監督:真下耕一 シリーズ構成:川崎美羽 脚本:川崎美羽、藤井文弥、広平虫 キャラクター監修:貞本義行 キャラクター原案:細川誠一郎 キャラクターデザイン:大澤聡 コンセプトデザイン:北原サトシ 美術監督:海野よしみ 色彩設計:吉田小百合(アルゴ・ロード) 色指定・仕上検査:吉田小百合(アルゴ・ロード)、中島和子(アルゴ・ロード) タイトルデザイン:ROUND 特殊効果:加茂あゆみ 撮影:スタジオトゥインクル 撮影監督:鎌田克明、青木孝司 編集:黒沢雅之 フォーマット編集:Sony PCL、永井広幸 音響監督:なかのとおる 音響効果:倉橋裕宗(サウンドボックス) 音響制作担当:伊藤巧 録音:常川総一 録音調整:土屋雅紀 音響制作:HALF H・P STUDIO 音楽:ALI PROJECT 音楽プロデューサー:石川吉元 音楽製作:ビクターエンタテインメント 音楽協力:テレビ東京ミュージック 宣伝担当:石井真知子(テレビ東京)、坂口里絵、鈴木未央 宣伝協力:ビッグショット アシスタントプロデューサー:沖訓久 プロデューサー:森本浩二、東不可止(テレビ東京)、清水孝泰 監修:内山大輔、原田真史、中田理生、松山洋 制作協力:サイバーコネクトツー 制作:BEE TRAIN 製作:バンダイビジュアル、TV TOKYO サブタイトル ※ 括弧内は和訳。 Welcome to "The World" (歓迎) Twilight Brigade (黄昏の旅団) Join (入団) Forefeel (予感) Distrust (不信) conflict (葛藤) Intrigue (錯綜) Starting (開始) Melle (混戦) Missing (行方不明) Discord (不一致) Breakup (崩壊) Tragedy (悲劇) Unreturner (未帰還者) Pad (肉球) Resolution (決意) Painful Forest (痛みの森) Limit (限界) Violation (違反) Pursuit (追求) Defeat (敗北) Bonds (絆) Trial (試練) Confront (直面) Truth (真実) Determination (決心) 主題歌 オープニングテーマ 「Silly-Go-Round」 作詞:梶浦由記/作曲:梶浦由記/歌:FictionJunction YUUKA エンディングテーマ 「亡國覚醒カタルシス」 作詞:宝野アリカ/作曲:片倉三起也/歌:ALI PROJECT 最終回エンディングテーマ 「KING KNIGHT」 作詞:宝野アリカ/作曲:片倉三起也/歌:ALI PROJECT 脚注 ^ “たそがれのりょだん”。“The World”内で存在が噂される伝説的レアアイテム“キー・オブ・ザ・トワイライト”を手に入れるため、名うての変人として知られるPC・オーヴァンが作ったギルド。十分な説明のないまま不可解な行動や探索を命じられることからメンバーの離反を招き、ハセヲやタビーが入団した当時、ギルドマスターのオーヴァンとサブリーダー志乃以外には匂坂しか残っていない。第10話でオーヴァンがメンバーの誰にも原因不明な消失を遂げた事を機に、元々決して固くなかったメンバーの結束は分解してしまい、13話で解散した。 ^ “タン”。“The World”では「ケストレル」「月の樹」に次ぐ勢力を誇る巨大ギルド。しかしその本質は直毘とエンダー(のプレーヤー達)が、ある目的の元に“暗部”と呼ばれるPC達を使って過激な不正行為を数多く行うために利用していた組織だった。オーヴァン消失後、事件にTaNが関わっていると見た志乃が彼らの不正行為情報を『The World』に流した事によりギルドは“The World”管理者によって強制解散(直毘の言動から、志乃のリーク情報がなくてもTaN解散は予定されていたらしい)させられた。ギルドメンバーは巧みなデータ操作によって身を隠した直毘とエンダー、そして不正行為に手を染めていなかった一部の末端メンバー以外は全員アカウントを剥奪、多くのメンバーはゲーム世界から姿を消した。しかしアカウントを取り直して再びログインした者もいる模様(詳しくは“俵屋/藤太”の項を参照)。 関連項目 .hack .hack//G.U. .hack//SIGN .hack//黄昏の腕輪伝説 .hack//G.U.RADIO ハセヲセット ウイキペディアより抜粋
Comment
TrackBack
TrackBackURL
→ http://nikonikobun.blog104.fc2.com/tb.php/338-d684bcbc
→ http://nikonikobun.blog104.fc2.com/tb.php/338-d684bcbc
| Home |







