【アニメ】ブラッドプラス 1話 〜 50話(高画質)BLOOD+
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BLOOD+(ブラッドプラス)はProduction I.G制作のアニメ作品。2005年10月8日(一部地域は10月15日)から2006年9月23日(一部地域は9月30日)までMBS・TBS系で放送された。略称は「血+(BLOODの訳が『血』であることから)」「B+」「ブラプラ」。
2000年に劇場公開、及びゲーム化された『BLOOD THE LAST VAMPIRE』の「少女が刀を使って翼手を斬る」というコンセプトをそのままにし、キャラクター・ストーリーを一新して製作された。『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ、『鋼の錬金術師』等の大人気アニメを連発する毎日放送土曜6時枠、通称・土6の新作として話題を集める。作品上での謎があったり、実際の歴史と非常に関係が深く奥深い作品となっている。 メディアミックスとして、小説版・複数のコミック版・ゲーム版が存在する。
翼手との戦いや小夜の出生の謎を追いながら、世界各国をまわって行くストーリーとなっている。大きく分け「沖縄」編(1話〜7話、14、15話)、「ベトナム」編(8話〜13話)、「ロシア」編(16話〜19話)、「フランス」編(20話〜32話)、「イギリス」編(33話〜40話)、「アメリカ」編(41話〜最終話)となっている。
更に2部構成となっており、小夜とハジの沖縄での出会いから赤い盾崩壊までを描いた第1部、そしてその1年後の戦いを描いた第2部に分けられる。人間の血液を栄養源にする翼手、長い眠りに就く翼手の女王、日光を浴びられないシフ等、吸血鬼をモチーフにした部分が幾つか見受けられる。
あらすじ
沖縄県沖縄市コザに住む高校生・音無小夜は一年以上前の記憶を持たないものの、家族である養父宮城ジョージや義兄弟宮城カイ・リク、そして友人に囲まれて平和な日々を過ごしていた。
しかしそんな小夜の日常は、生き血を喰らう獣・翼手に遭遇した事で終わりを告げる。襲い掛かってくる怪物に成す術もない小夜は、辛くもハジと名乗る美貌の青年に助けられる。そしてハジに口移しで彼の血を飲まされるや一変、刀を手にし、たちまち翼手を切り伏せてしまう。そんな自らの能力に困惑する小夜だが、全てを知るハジは多くを語ってはくれなかった。
やがて、小夜は翼手の殲滅を目的とする組織赤い盾の一員デヴィッドにより、自らの『血』が翼手を倒す事の出来る唯一絶対の武器であるという事を知らされ、組織に引き渡される事となる。しかしその最中、新たな翼手の襲撃により、小夜を庇ったジョージは重傷を負ってしまう。ジョージは翼手の研究に携わるヴァン・アルジャーノに指揮された米軍兵士によって拉致され、研究施設にてD67を投与されてしまう。
小夜はハジ、デヴィッドと共にジョージの救出に向かうも、D67により翼手化してしまったジョージは小夜の血によって自らの命を絶つ事を望む。ジョージを喪った小夜は赤い盾の一員として、翼手と戦う事を決意し、カイ・リクの兄弟もまた小夜と同行する道を選ぶ。
その後ベトナムにおける翼手との戦いを経た小夜は、断片的に思い出される、自身の失われた記憶に混乱する。そんな彼女に、ロシアで出会ったアンシェル・ゴールドスミスは「自分自身の過去が知りたければ、動物園に行け」と謎めいた言葉を告げ、姿を消す。今は廃墟と化した動物園に辿り着いた時、小夜は全ての記憶を思い出すのだった。
自らの生い立ち。
歴史の影に隠された人と翼手との永きに渡る戦い。
そして自らが解き放った災厄の源、実の妹であるディーヴァの事を。
用語解説
翼手
人間の体内にはない第5の塩基(ジュリアはD塩基と名づけた)を持ち、擬態能力と驚異的な身体能力を持つに至った生物。食糧とするのは主に人間の血液である。元々D塩基を持つ新種生物の総称だが、劇中ではD67を投与された人工翼手を指している場合が多い。名前の由来はコウモリ目の旧名翼手目。
原作である「BLOOD THE LAST VANPIRE」の設定によると生物学上の分類は霊長類となっており、そこでは長命や飛行といった身体能力の科学的分析もなされている。
弱点は小夜の血であり、血を投与されると結晶化して死に至る。又、コープスコーズやシフが翼手を殺していた事から、脳や脊髄に修復不能なダメージを受けても死に至る。
小夜の血を弾丸に入れて使用することは、ジョエルの日記によれば不可能だという。理由として、始祖翼手(後述)の血液は空気に触れると序々にその効果を失っていくと小説では語られていた。
翼手の女王(始祖翼手)
子を産む事が出来る女性の上位翼手で、双子で誕生する。小夜やディーヴァがこれに当たる。
誕生してから10代後半までは歳相当の容姿で育つが、以降は歳をとらなくなる。シュヴァリエが誕生すると2〜3年の活動期の後、30年間は繭の中で休眠するという周期を繰り返すようになる。翼手の女王はシュヴァリエと交配することで子を宿す(後述)。産まれてくる子もまた双子の女児である。そして子を産むと同時に女王の血には変質が起きる。モデルは社会性昆虫に多い、巣に唯一存在する雌(女王蟻、女王蜂)と思われる。
翼手の繁殖について
アンシェルは、翼手の女王は自らと対になる女王のシュヴァリエとの間でのみ子を成せると唱えたが、監督はこの事を肯定しておらず、翼手の繁殖能力が非常に低いとだけ明言している(参考:電撃プレイステーション)
シュヴァリエ
フランス語で騎士と言う意味。
翼手の女王からの血分によって翼手と化し、翼手の女王と交配する事で子孫を残す。人工翼手とは異なり高度な知能を持ち、翼手と人間の姿を自由に行き来する事が可能。純粋な戦闘能力だけを見れば女王をも凌駕する。又シュヴァリエは全て男性である。
半不老不死の肉体を手にし、擬態能力や驚異的な身体能力も身に付く他、睡眠も必要としなくなる。(但し、シュヴァリエになったリクには特別な身体能力が見られなかった事から、その能力を駆使するにはしばらく時間がかかると思われる)翼手となった後は血液を渇望するようになり、血液以外のものを口にしても喉の渇きや空腹を癒すことは出来なくなる。モデルは女王と同じく社会性昆虫である蟻の一種、“兵隊アリ”と思われる。
弱点は、主である女王と対を成す、もう1人の翼手の女王の血。また再生不能な状態まで破壊されれば死に至る。
シフ
アイスランドのキルベドの実験施設でディーヴァの持つD塩基を使って人工的に造られたシュヴァリエである少年少女達。またはそのグループ名。
失敗作である彼らは日光に弱く、その為、常に黒いローブを被って修道僧のような出で立ちをしている。又、その命には限りが有り、ソーンというヒビが全身に広がると死に至る。体格に見合わない大きな武器を使いこなし、翼手化して爪を武器として使うこともある。通常のシュヴァリエと違って主である女王(ディーヴァのこと)に支配される事は無い。
名前の由来はジェイコブ・シフからであると思われる。また、モーゼス・カルマン・イレーヌ・ギーはロスチャイルド家に関係する人名が由来。
コープスコーズ
対翼手用人型兵器。ブロードソードを主武装とし三位一体による連携を主な戦術としている。
キルベドの実験施設での研究成果とジュリアによって齎された翼手研究の成果によって作られた。生後48日程で実践投入出来るらしい。コープスコーズ(Corpse Corps)と言う名前は死体兵団と言う意味。正式名は戦術特殊強化兵団。外見は人型だが、中身は(翼手関係の)最新の遺伝子工学で作り上げられた生物学的ロボットである。翼手のみを攻撃し、普通の人間は襲わないように改良されている。ソーンをコントロールされており、7日間の生命しか持たないように調整されている(逆に言えば、シフの延命も可能になったことになる)。
シフの中で最も優秀なモーゼスの遺伝子が利用されている為、容姿はみなモーゼスと瓜二つである。
赤い盾
ディーヴァの出奔以後、初代ジョエルの子孫が翼手の災厄を世界中にもたらしてしまったことを悔いて創設した組織。
ディーヴァの打倒と翼手の殲滅を目的とする。ゴルドシュミット家の当主によって、代々『ジョエル』の名と赤い盾長官の地位を受け継いできた。赤い盾に属する者は、結晶化した翼手の血の一部を身につけている。それは、赤い盾のメンバー同士の身分証明としても使われている(現代のデヴィッドは十字架に結晶を填めている。小夜はアンシェルに折られた刀の代わりに用意された、新しい刀の鍔元に亡き義父・ジョージの結晶を、カイはペンダントとして亡き弟・リクの結晶をそれぞれ持っている)。
名前の由来は、「BLOOD THE LAST VANPIRE」においては「翼手を極秘に研究していた一族」という設定で、本作でのシュヴァリエならびにシフの名前の由来にもなっている「ロスチャイルド家」のドイツ語表記、「Rothschildt(ロートシルト)」が、「赤い盾」という意味であることによる。
ジョエルの日記
初代ジョエルによる小夜・ディーヴァの観察日記、及びそれを基に作成したデータベースの事。ディーヴァの逃亡以後、赤い盾の長官によって小夜とディーヴァの戦いの記録が付け加えられている。赤い盾はこの日記の叙述に基づいて、作戦を立案する。また秘密保持の為、この日記を目にした者は赤い盾から元の世界に復帰することは事実上不可能になる。
「ボルドーの惨劇」の日は唯一何も記載されていない。
ボルドーの惨劇
1883年の初代ジョエル・ゴルトシュミットの誕生日パーティで起きた事件。小夜が初代ジョエルを驚かせようと塔に幽閉された少女・ディーヴァを解放した為に初代ジョエルやパーティの来客は皆、彼女により殺され、「動物園」も全焼してしまう。そしてディーヴァはシュヴァリエになった世話係・アンシェルと共に逃走する。後の翼手の厄災の元凶とされる日。
D(デルタ)67
ディーヴァの血液を元に造られた、人間を翼手にする薬品。これにより翼手化した者は人間の頃の知性・記憶・容姿を失い怪物と化す。戦闘能力はシュヴァリエは勿論の事、シフやコープスコーズにも劣る。(それでも常人が勝てる相手ではない)初期の人工翼手はD67の投与から翼手化までに時間を要していたが、シベリア鉄道に乗っていた青年達に投与されたD67では数時間で翼手化に至らせた。
デルタ計画(プロジェクト)
アメリカ合衆国政府とゴールドスミス・ホールディングスが共謀したプロジェクト。アメリカに服さない国に翼手を人為的に発生させ、アメリカへの隷属と引き替えにコープスコーズの派遣を受けるか、翼手に滅ぼされるかの二者択一を強要する事で、アメリカが事実上全世界を支配するのが目的。それだけでなくコープスコーズ派遣による莫大な利益と、真相を知らぬ世界の信頼をも獲得するものである。
しかしその裏側のアンシェルの策略では、全世界生中継させたディーヴァの歌声をきっかけに全世界に翼手を誕生させ、世界を翼手で満たす目的であった。最終的には総人口の30人に1人、およそ2億人が翼手となる(余談だがこの手の計画は、某特撮番組同じく、数年前に作られた同シリーズ別作品の劇場版などにも登場している。)。
サンクフレシュ製薬(サンクフレシュ・ファルマシー)
正式名称・サンクフレシュ・ファルマシー。筆頭株主はゴールドスミス・ホールディングス。
ヴァンが一時、出向していた製薬会社。(ヴァンの所属は、ゴールドスミス・ホールディングス)本社はフランスにある。ベトナム支社にはカールが工場長として就任していた。
元はフランスの片田舎にあった製薬会社だったが、ソロモンがCEOに就任するや僅か5年で世界的な企業に成長した。又、デルタ67を秘密裏に開発しており、米軍などに供給している他、デルタ67を混入した食品を世界中にばら撒いている。
ソロモンがディーヴァに決別を宣言した後、解体され(その際、彼はCEOを解任された)、ヴァンをCEOとするサンクフレシュ・アメリカを中心とする企業グループに再編された。
尚、「サンクフレシュ」はフランス語で「5本の矢」と言う意味で、5本矢を組み合わせたマークは、ロスチャイルド家の家紋でもある。
ゴールドスミス・ホールディングス
二度の世界大戦で財を成し、資本に物を言わせて世界中の名立たる企業の株主になっている企業。サンクフレシュの筆頭株主であり、サンクフレシュ・ファルマシーはゴールドスミス傘下である。
総帥はアンシェル・ゴールドスミス。
動物園
1832年に完成したボルドーにある施設。またジョエル・ゴルトシュミットの屋敷のこと。
ラマルクの「動物哲学」に影響されて生物の進化に興味を持った初代ジョエルが世界中の動植物や化石の類を個人の研究の為に収集していた。その収集品の中にアイスランドに伝わる奇妙なミイラがあった。「SAYA」と呼ばれたこのミイラを解剖して取り出した繭から生まれたのが小夜とディーヴァであり、その後敷地内で小夜はジョエルに愛情深く育てられたが、ディーヴァは薄暗い塔に幽閉され、最低限の食事のみを与えられるだけだった。内部の広さは100エーカー(120000坪、サッカーグラウンド100個分)程である。小夜とディーヴァの決戦の場となった劇場の背景はこの動物園がモデルになっている。
原作との相違点
E(イプシロン)88V
『BLOOD+ ~双翼のバトル輪舞曲(ロンド)~』に登場する。D(デルタ)67に代わる薬品としてアレクセイが開発させた。単体では機能せず翼手の声帯を持つ少女の歌声を聞かせることが必要。E88Vによる翼手は小夜に倒されても結晶化せずまるで桜の花びらのように散ってしまう。
コープスコーズ
コミック版ではシュヴァリエのシャール(ディーヴァ側のシュヴァリエの列に属している間は『カール』という名)をベースとしたものになっており、容姿もシャールと瓜二つである(つまり、シフはコミック版に登場しない)。なお、翼手の再生能力を一時的に低下させる細胞を組み込んだ両手の鉤爪で翼手を攻撃する。この鉤爪は始祖翼手でも自分の眷属を殺せないという法則(小夜ならディーヴァの血で、ディーヴァなら小夜の血で殺すことが出来る)を無視する程の凶器である。通称「翼手殺し」。
サブタイトル
ファーストキス
魔法の言葉
はじまりの場所
アブない少年
暗い森の向こうへ
おとうさんの手
私がやらなきゃ
ファントム・オブ・ザ・スクール
それぞれの虹
あなたに会いたい
ダンスのあとで
白い霧にさそわれて
ジャングル・パラダイス
さいごの日曜日
おいかけたいの!
シベリアンエクスプレス
約束憶えてる?
エカテリンブルグの月
折れたココロ
シュヴァリエ
すっぱいブドウ
動物園
ふたりのシュヴァリエ
軽やかなる歌声
赤い盾
サヤに従うもの
パリ・ジュテーム
限りあるもの
呪われた血
ジョエルの日記
壊れゆく盾
ボーイ・ミーツ・ガール
信じるチカラ
俺達のいる世界
希望のない明日
すれちがう想い
狂おしいまでに
決戦の島
魔法の言葉をもう一度
シュヴァリエの見る夢
私の居場所
響く、歌声
こころ乱れて
光の中に
手のひらを太陽に
あした天気になあれ
全ての血を超えて
摩天楼オペラ
二人の女王
ナンクルナイサ ウイキペディアより抜粋
2000年に劇場公開、及びゲーム化された『BLOOD THE LAST VAMPIRE』の「少女が刀を使って翼手を斬る」というコンセプトをそのままにし、キャラクター・ストーリーを一新して製作された。『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ、『鋼の錬金術師』等の大人気アニメを連発する毎日放送土曜6時枠、通称・土6の新作として話題を集める。作品上での謎があったり、実際の歴史と非常に関係が深く奥深い作品となっている。 メディアミックスとして、小説版・複数のコミック版・ゲーム版が存在する。
翼手との戦いや小夜の出生の謎を追いながら、世界各国をまわって行くストーリーとなっている。大きく分け「沖縄」編(1話〜7話、14、15話)、「ベトナム」編(8話〜13話)、「ロシア」編(16話〜19話)、「フランス」編(20話〜32話)、「イギリス」編(33話〜40話)、「アメリカ」編(41話〜最終話)となっている。
更に2部構成となっており、小夜とハジの沖縄での出会いから赤い盾崩壊までを描いた第1部、そしてその1年後の戦いを描いた第2部に分けられる。人間の血液を栄養源にする翼手、長い眠りに就く翼手の女王、日光を浴びられないシフ等、吸血鬼をモチーフにした部分が幾つか見受けられる。
あらすじ
沖縄県沖縄市コザに住む高校生・音無小夜は一年以上前の記憶を持たないものの、家族である養父宮城ジョージや義兄弟宮城カイ・リク、そして友人に囲まれて平和な日々を過ごしていた。
しかしそんな小夜の日常は、生き血を喰らう獣・翼手に遭遇した事で終わりを告げる。襲い掛かってくる怪物に成す術もない小夜は、辛くもハジと名乗る美貌の青年に助けられる。そしてハジに口移しで彼の血を飲まされるや一変、刀を手にし、たちまち翼手を切り伏せてしまう。そんな自らの能力に困惑する小夜だが、全てを知るハジは多くを語ってはくれなかった。
やがて、小夜は翼手の殲滅を目的とする組織赤い盾の一員デヴィッドにより、自らの『血』が翼手を倒す事の出来る唯一絶対の武器であるという事を知らされ、組織に引き渡される事となる。しかしその最中、新たな翼手の襲撃により、小夜を庇ったジョージは重傷を負ってしまう。ジョージは翼手の研究に携わるヴァン・アルジャーノに指揮された米軍兵士によって拉致され、研究施設にてD67を投与されてしまう。
小夜はハジ、デヴィッドと共にジョージの救出に向かうも、D67により翼手化してしまったジョージは小夜の血によって自らの命を絶つ事を望む。ジョージを喪った小夜は赤い盾の一員として、翼手と戦う事を決意し、カイ・リクの兄弟もまた小夜と同行する道を選ぶ。
その後ベトナムにおける翼手との戦いを経た小夜は、断片的に思い出される、自身の失われた記憶に混乱する。そんな彼女に、ロシアで出会ったアンシェル・ゴールドスミスは「自分自身の過去が知りたければ、動物園に行け」と謎めいた言葉を告げ、姿を消す。今は廃墟と化した動物園に辿り着いた時、小夜は全ての記憶を思い出すのだった。
自らの生い立ち。
歴史の影に隠された人と翼手との永きに渡る戦い。
そして自らが解き放った災厄の源、実の妹であるディーヴァの事を。
用語解説
翼手
人間の体内にはない第5の塩基(ジュリアはD塩基と名づけた)を持ち、擬態能力と驚異的な身体能力を持つに至った生物。食糧とするのは主に人間の血液である。元々D塩基を持つ新種生物の総称だが、劇中ではD67を投与された人工翼手を指している場合が多い。名前の由来はコウモリ目の旧名翼手目。
原作である「BLOOD THE LAST VANPIRE」の設定によると生物学上の分類は霊長類となっており、そこでは長命や飛行といった身体能力の科学的分析もなされている。
弱点は小夜の血であり、血を投与されると結晶化して死に至る。又、コープスコーズやシフが翼手を殺していた事から、脳や脊髄に修復不能なダメージを受けても死に至る。
小夜の血を弾丸に入れて使用することは、ジョエルの日記によれば不可能だという。理由として、始祖翼手(後述)の血液は空気に触れると序々にその効果を失っていくと小説では語られていた。
翼手の女王(始祖翼手)
子を産む事が出来る女性の上位翼手で、双子で誕生する。小夜やディーヴァがこれに当たる。
誕生してから10代後半までは歳相当の容姿で育つが、以降は歳をとらなくなる。シュヴァリエが誕生すると2〜3年の活動期の後、30年間は繭の中で休眠するという周期を繰り返すようになる。翼手の女王はシュヴァリエと交配することで子を宿す(後述)。産まれてくる子もまた双子の女児である。そして子を産むと同時に女王の血には変質が起きる。モデルは社会性昆虫に多い、巣に唯一存在する雌(女王蟻、女王蜂)と思われる。
翼手の繁殖について
アンシェルは、翼手の女王は自らと対になる女王のシュヴァリエとの間でのみ子を成せると唱えたが、監督はこの事を肯定しておらず、翼手の繁殖能力が非常に低いとだけ明言している(参考:電撃プレイステーション)
シュヴァリエ
フランス語で騎士と言う意味。
翼手の女王からの血分によって翼手と化し、翼手の女王と交配する事で子孫を残す。人工翼手とは異なり高度な知能を持ち、翼手と人間の姿を自由に行き来する事が可能。純粋な戦闘能力だけを見れば女王をも凌駕する。又シュヴァリエは全て男性である。
半不老不死の肉体を手にし、擬態能力や驚異的な身体能力も身に付く他、睡眠も必要としなくなる。(但し、シュヴァリエになったリクには特別な身体能力が見られなかった事から、その能力を駆使するにはしばらく時間がかかると思われる)翼手となった後は血液を渇望するようになり、血液以外のものを口にしても喉の渇きや空腹を癒すことは出来なくなる。モデルは女王と同じく社会性昆虫である蟻の一種、“兵隊アリ”と思われる。
弱点は、主である女王と対を成す、もう1人の翼手の女王の血。また再生不能な状態まで破壊されれば死に至る。
シフ
アイスランドのキルベドの実験施設でディーヴァの持つD塩基を使って人工的に造られたシュヴァリエである少年少女達。またはそのグループ名。
失敗作である彼らは日光に弱く、その為、常に黒いローブを被って修道僧のような出で立ちをしている。又、その命には限りが有り、ソーンというヒビが全身に広がると死に至る。体格に見合わない大きな武器を使いこなし、翼手化して爪を武器として使うこともある。通常のシュヴァリエと違って主である女王(ディーヴァのこと)に支配される事は無い。
名前の由来はジェイコブ・シフからであると思われる。また、モーゼス・カルマン・イレーヌ・ギーはロスチャイルド家に関係する人名が由来。
コープスコーズ
対翼手用人型兵器。ブロードソードを主武装とし三位一体による連携を主な戦術としている。
キルベドの実験施設での研究成果とジュリアによって齎された翼手研究の成果によって作られた。生後48日程で実践投入出来るらしい。コープスコーズ(Corpse Corps)と言う名前は死体兵団と言う意味。正式名は戦術特殊強化兵団。外見は人型だが、中身は(翼手関係の)最新の遺伝子工学で作り上げられた生物学的ロボットである。翼手のみを攻撃し、普通の人間は襲わないように改良されている。ソーンをコントロールされており、7日間の生命しか持たないように調整されている(逆に言えば、シフの延命も可能になったことになる)。
シフの中で最も優秀なモーゼスの遺伝子が利用されている為、容姿はみなモーゼスと瓜二つである。
赤い盾
ディーヴァの出奔以後、初代ジョエルの子孫が翼手の災厄を世界中にもたらしてしまったことを悔いて創設した組織。
ディーヴァの打倒と翼手の殲滅を目的とする。ゴルドシュミット家の当主によって、代々『ジョエル』の名と赤い盾長官の地位を受け継いできた。赤い盾に属する者は、結晶化した翼手の血の一部を身につけている。それは、赤い盾のメンバー同士の身分証明としても使われている(現代のデヴィッドは十字架に結晶を填めている。小夜はアンシェルに折られた刀の代わりに用意された、新しい刀の鍔元に亡き義父・ジョージの結晶を、カイはペンダントとして亡き弟・リクの結晶をそれぞれ持っている)。
名前の由来は、「BLOOD THE LAST VANPIRE」においては「翼手を極秘に研究していた一族」という設定で、本作でのシュヴァリエならびにシフの名前の由来にもなっている「ロスチャイルド家」のドイツ語表記、「Rothschildt(ロートシルト)」が、「赤い盾」という意味であることによる。
ジョエルの日記
初代ジョエルによる小夜・ディーヴァの観察日記、及びそれを基に作成したデータベースの事。ディーヴァの逃亡以後、赤い盾の長官によって小夜とディーヴァの戦いの記録が付け加えられている。赤い盾はこの日記の叙述に基づいて、作戦を立案する。また秘密保持の為、この日記を目にした者は赤い盾から元の世界に復帰することは事実上不可能になる。
「ボルドーの惨劇」の日は唯一何も記載されていない。
ボルドーの惨劇
1883年の初代ジョエル・ゴルトシュミットの誕生日パーティで起きた事件。小夜が初代ジョエルを驚かせようと塔に幽閉された少女・ディーヴァを解放した為に初代ジョエルやパーティの来客は皆、彼女により殺され、「動物園」も全焼してしまう。そしてディーヴァはシュヴァリエになった世話係・アンシェルと共に逃走する。後の翼手の厄災の元凶とされる日。
D(デルタ)67
ディーヴァの血液を元に造られた、人間を翼手にする薬品。これにより翼手化した者は人間の頃の知性・記憶・容姿を失い怪物と化す。戦闘能力はシュヴァリエは勿論の事、シフやコープスコーズにも劣る。(それでも常人が勝てる相手ではない)初期の人工翼手はD67の投与から翼手化までに時間を要していたが、シベリア鉄道に乗っていた青年達に投与されたD67では数時間で翼手化に至らせた。
デルタ計画(プロジェクト)
アメリカ合衆国政府とゴールドスミス・ホールディングスが共謀したプロジェクト。アメリカに服さない国に翼手を人為的に発生させ、アメリカへの隷属と引き替えにコープスコーズの派遣を受けるか、翼手に滅ぼされるかの二者択一を強要する事で、アメリカが事実上全世界を支配するのが目的。それだけでなくコープスコーズ派遣による莫大な利益と、真相を知らぬ世界の信頼をも獲得するものである。
しかしその裏側のアンシェルの策略では、全世界生中継させたディーヴァの歌声をきっかけに全世界に翼手を誕生させ、世界を翼手で満たす目的であった。最終的には総人口の30人に1人、およそ2億人が翼手となる(余談だがこの手の計画は、某特撮番組同じく、数年前に作られた同シリーズ別作品の劇場版などにも登場している。)。
サンクフレシュ製薬(サンクフレシュ・ファルマシー)
正式名称・サンクフレシュ・ファルマシー。筆頭株主はゴールドスミス・ホールディングス。
ヴァンが一時、出向していた製薬会社。(ヴァンの所属は、ゴールドスミス・ホールディングス)本社はフランスにある。ベトナム支社にはカールが工場長として就任していた。
元はフランスの片田舎にあった製薬会社だったが、ソロモンがCEOに就任するや僅か5年で世界的な企業に成長した。又、デルタ67を秘密裏に開発しており、米軍などに供給している他、デルタ67を混入した食品を世界中にばら撒いている。
ソロモンがディーヴァに決別を宣言した後、解体され(その際、彼はCEOを解任された)、ヴァンをCEOとするサンクフレシュ・アメリカを中心とする企業グループに再編された。
尚、「サンクフレシュ」はフランス語で「5本の矢」と言う意味で、5本矢を組み合わせたマークは、ロスチャイルド家の家紋でもある。
ゴールドスミス・ホールディングス
二度の世界大戦で財を成し、資本に物を言わせて世界中の名立たる企業の株主になっている企業。サンクフレシュの筆頭株主であり、サンクフレシュ・ファルマシーはゴールドスミス傘下である。
総帥はアンシェル・ゴールドスミス。
動物園
1832年に完成したボルドーにある施設。またジョエル・ゴルトシュミットの屋敷のこと。
ラマルクの「動物哲学」に影響されて生物の進化に興味を持った初代ジョエルが世界中の動植物や化石の類を個人の研究の為に収集していた。その収集品の中にアイスランドに伝わる奇妙なミイラがあった。「SAYA」と呼ばれたこのミイラを解剖して取り出した繭から生まれたのが小夜とディーヴァであり、その後敷地内で小夜はジョエルに愛情深く育てられたが、ディーヴァは薄暗い塔に幽閉され、最低限の食事のみを与えられるだけだった。内部の広さは100エーカー(120000坪、サッカーグラウンド100個分)程である。小夜とディーヴァの決戦の場となった劇場の背景はこの動物園がモデルになっている。
原作との相違点
E(イプシロン)88V
『BLOOD+ ~双翼のバトル輪舞曲(ロンド)~』に登場する。D(デルタ)67に代わる薬品としてアレクセイが開発させた。単体では機能せず翼手の声帯を持つ少女の歌声を聞かせることが必要。E88Vによる翼手は小夜に倒されても結晶化せずまるで桜の花びらのように散ってしまう。
コープスコーズ
コミック版ではシュヴァリエのシャール(ディーヴァ側のシュヴァリエの列に属している間は『カール』という名)をベースとしたものになっており、容姿もシャールと瓜二つである(つまり、シフはコミック版に登場しない)。なお、翼手の再生能力を一時的に低下させる細胞を組み込んだ両手の鉤爪で翼手を攻撃する。この鉤爪は始祖翼手でも自分の眷属を殺せないという法則(小夜ならディーヴァの血で、ディーヴァなら小夜の血で殺すことが出来る)を無視する程の凶器である。通称「翼手殺し」。
サブタイトル
ファーストキス
魔法の言葉
はじまりの場所
アブない少年
暗い森の向こうへ
おとうさんの手
私がやらなきゃ
ファントム・オブ・ザ・スクール
それぞれの虹
あなたに会いたい
ダンスのあとで
白い霧にさそわれて
ジャングル・パラダイス
さいごの日曜日
おいかけたいの!
シベリアンエクスプレス
約束憶えてる?
エカテリンブルグの月
折れたココロ
シュヴァリエ
すっぱいブドウ
動物園
ふたりのシュヴァリエ
軽やかなる歌声
赤い盾
サヤに従うもの
パリ・ジュテーム
限りあるもの
呪われた血
ジョエルの日記
壊れゆく盾
ボーイ・ミーツ・ガール
信じるチカラ
俺達のいる世界
希望のない明日
すれちがう想い
狂おしいまでに
決戦の島
魔法の言葉をもう一度
シュヴァリエの見る夢
私の居場所
響く、歌声
こころ乱れて
光の中に
手のひらを太陽に
あした天気になあれ
全ての血を超えて
摩天楼オペラ
二人の女王
ナンクルナイサ ウイキペディアより抜粋
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