【アニメ】.hack//SIGN(高画質) 1話〜28話 『TV未放映のOVA含む』
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無料ゲーム集
第1話 Role Play
第2話 Guardian
第3話 Folklore
第4話 Wanted
第5話 Captured
第6話 Encounter
第7話 Reason
第8話 Promise
第9話 Epitaph
第10話 Compensation
第11話 Party
第12話 Entanglement
第13話 Twilight Eye
第14話 Castle
第15話 Evidence
第16話 Depth
第17話 Conflict
第18話 Declaration
第19話 Recollection
第20話 Tempest
第21話 Despair
第22話 Phantom
第23話 The Eve
第24話 Net Slum
第25話 Catastrophe
第26話 Return
第27話 Intermezzo
第28話 Unison
第29話 .hack//GIFT
.hack//SIGN(ドットハック サイン)はテレビアニメ作品。Project .hackの一環として製作され、2002年4月から9月にかけてテレビ東京系(テレビ北海道除く)で放送された。放送回数は全26話。TV未放映のOVAを含むと全28話。
キャラクター原案は『新世紀エヴァンゲリオン』で知られる貞本義行が、脚本は『機動警察パトレイバー』の伊藤和典が担当した。
物語は『The World』という名のオンラインゲームの仮想現実世界内で繰り広げられる。原因不明のトラブルによってゲームの世界からログアウト(退出)出来なくなった司は、正規には存在しないはずの外見を持つ猫型PC(マハ)との関係、そして謎のモンスター・ガーディアンとの関連を疑われ、プレイヤー有志によって構成される自治団「紅衣の騎士団」より『The World』を崩壊させる危険人物として見なされ、追われることとなる。
司はゲーム内で出会った仲間であるミミルやベア達と協力しながらログアウトの方法、そして『The World』に隠された謎について探索し、その過程で様々な事件に遭遇する。
登場人物
作中に登場するキャラクターはゲーム世界内におけるプレイヤーの分身であり、現実とは全く違うタイプのキャラクターをゲームキャラクターにすることはごく当たり前のことである。例えば、ゲーム内で男性のキャラクターが現実でも男性とは限らない。
司(つかさ)
(声:斎賀みつき)
呪紋使い(ウェイブマスター)。何者かの手により自意識をネットゲーム『The World』の内部に取り込まれ、ログアウト出来無くなってしまう。その際、カオスゲートを通さずにサーバーやエリア間を直接移動できる能力を身に付けるが、同時にPCが決して感じることの出来ない触感や嗅覚、痛覚を感じるようになるなど、特異な状態に陥ってしまう。取り込まれた後は、アウラを目覚めさせんとするモルガナの企みにより、アウラを歪んだ形で覚醒させるために利用され続けていた。性格は只管(ひたすら)にネガティブ。現実世界の悲惨な環境からか誰にも心を開かず、自分の殻に閉じ篭っているような印象を与える。だが昴やミミル、ベアなどの人々と関わりを持っていく内に周りの人間には徐々に心を開いてゆくようになる。『Δ隠されし禁断の聖域』におけるモルガナ陣営との決戦以降、モルガナと直接対峙した司は自らモルガナと決別する意思と、現実に立ち向かうことの大切さを告白する。この時、司の精神と同調していたアウラが“アウラを作った者”が望むべき正常な姿で覚醒したのは、司自身が成長した結果でもある。
リアルでの名は荘司 杏。昏睡状態の「女の子」であるがゲーム内では自分は男だと主張していた。それはThe Worldに意識を取り込まれた際、自己の記憶を操作されてしまったため。現実に残された肉体の方は、意識がThe Worldに取り込まれて以来、意識障害によって昏睡状態に陥ってしまい入院していた。 母親は杏の幼い頃に逝去したため父子家庭で育つが、無愛想な態度をとっていた為か愛情の欠片も無い(DVの)父親は幼い杏に対して虐待を繰り返す。それが原因で杏は父親を恐れの対象とし、彼女の人格形成にも大きな影響を及ぼした(ゲーム世界では男の「司」と主張するのは、現実世界の女「杏」ではないという妄想で形成されたのだろう)。全てを終わらせた後に現実世界のミミルと再会し、時系列が『SIGN』とゲーム版の間に位置する『ZERO』では、自分の後見人となった佐久間(ベアのプレイヤー)の援助の下(父親は病院で起こした杏殺人未遂の一件で逮捕された(あろうことか杏の生命維持装置のコンセントを抜いた。同時に、親権を剥奪されたものと思われる)、全寮制の学校で学業や心身のリハビリを続けつつ新たな生活を始めている事や、真理子(昴のプレイヤー)との交流など、ログアウト後の彼女の姿が描かれている。
ゲーム版では『Δ隠されし禁断の聖域』やルートタウン等で、思念体として登場。 プレイヤーの意識は既に回復しているので、六人の未帰還者の中の内には含まれていない。後にPCボディが隠しキャラとしても登場するが、PC自体がプレイヤーの手を離れて放浪AI化してしまっており、記憶が曖昧になっている。Lvは低いが、持っている武器「クソみたいな世界」はゲーム中最強の武器。
Unisonでは、長い時間を経てこの世界に帰ってきたプレイヤー。放浪AIだったPCを取り戻し、現在は学校の寮からログインをしている。エルクとの出会いやミア(=マハ)との邂逅、アウラの眠る場所で約束を交わし別れた楚良との再会など、戻って来て間も無い内に様々な経験をした。
ミミル
(声:豊口めぐみ)
本作のヒロインであり司の最初の友達。重剣士(ヘビーブレイド)。前向きだが少々お節介で感情的。しかし何事にも粘り強く、根性の座った性格。群れることは好まないようで、司やベアらと出会う前はソロプレイヤーだった。最初は興味本位で不思議なPC・司を追っていた。険悪なムードで司と出逢い他人のことを考えずに行動し身勝手な言葉を放つ彼の姿を見て一度は決別する。しかしA-20との出会いや昴達との対話により自らの身の振り方を考え、次第に司との距離が縮まり彼に対し“司の身に降りかかる色んなものから司を守る”と誓った。なお現在使用しているこの女性重剣士のPCは2nd以降のPCであり、それ以前は少女趣味な外見を持つ女性剣士のPCを使用していた。ちなみに驚いた時の口癖は「なんですとー!?」。全てが終わった後、現実世界で司と再会する。
ゲーム版ではルートタウン等で登場。現在もThe Worldの現役プレイヤー。ベアと待ち合わせをしていたエリアにて主人公と偶然出会うことになる。 侵食されたルートタウンや鉄アレイ状モンスターの噂を見聞きした彼女は、それに深い関わりを持っていた友人・司の身を案じている。 Unisonでは司や昴など、同年代の交友関係は相変わらずの様子。リアルでもその関係は変わらない。同タイプPCのブラックローズとは自身達のPCのことで言い争いが絶えないが、傍から見れば凸凹コンビとして様になっている。 リアルでは、ごく普通の15歳の女子高校生。兄弟はおらず一人っ子。親とは反りが合わないらしい。 ベア (声:中田和宏) The Worldのプレイ暦は長く、初心者のレクチャーといった役割を引き受けることも多い。剣士(ブレイドユーザー)。そんな本人は生粋のゲーマーであり、かなり古い時代のパソコンゲームをリアルタイムで経験している。 冷静で的確な判断力に行動力を併せ持つ頼もしい人物。若者が多い仲間内では、自分で“おじさん”を自称している。PC名やバーバリアンタイプのエディットからは想像し難いが、意外に博識。また明確にはされていないが、ベアというPC名にはごく単純な由来があるらしい。 ゲーム版ではルートタウン等で登場。この時点でもThe Worldの現役プレイヤー。とあるエリアにて主人公やエルクと偶然出会うことになる。The Worldからの帰還を果たし、自分が後見人となった司の身を案じている。 Unisonでは仕事で多忙な日々が続く中、今回のイベントに参加するべくログインしていた。そんなリアルでの彼の素性は既に他のプレイヤーの知る所となっていたようだ。 リアルでは47歳の小説家。ペンネームは「佐久間亮」。頭が良く、口調も教養を思わせるもの。バツイチらしく、BTの言葉で失敗した子育ての代償行為として司を養子にする事に踏み切る。ちなみに相当のヘビースモーカー。彼の書斎はいつも煙草の煙が漂っており、灰皿には吸殻が一杯になっている。 BT (声:平松晶子) 乱暴な口調の女性プレイヤー。呪紋使い(ウェイブマスター)。いつも横柄な態度を取り、謙ることが全く無い。策士な一面も持ち合わせており、ベアと仲が良いと思いきや楚良と手を組んだり、銀漢を利用したりと一種の暗躍をするが、最終的には司を助ける側に回る。但しそれは自分の為と割り切っての事。普段は男言葉を使う彼女も滅入っている時などには女性らしい素の顔を見せるときがある。本人曰く、BTという存在は“演じている”らしいが、案外ポーカーフェイスは苦手なようだ。名前の由来は、架空の彼女の好きなBLTサンドの中のBacon、Lettuce、Tomatoのうち、彼女の嫌いなLettuceを除いて好きな物だけを名乗ったのが始まり。 ゲーム版では『Δ隠されし禁断の聖域』やルートタウン等で、思念体として登場。PCとしての登場は無い。 Unisonでは 様々な出来事を体験したこの世界に現在もログインを続けているが、ロールプレイ然とする態度は以前よりも薄れている。さり気なくベアと仲睦まじくしている様子から、素の一面が更に見て取れる。 リアルでは派遣会社に勤める20代後半の女性。東北地方出身。元モデルという経歴を持つ。しかしその美貌故に男性からはかえって敬遠されがちらしい。ベアのプレイヤーとはリアルでも長い付き合いがあるようだが、どのような間柄だったかは詳細に描かれていない。 昴(すばる) (声:名塚佳織) 本作のもう一人のヒロイン。重斧使い(ヘビーアックス)。 何者に対しても偏見を持たない心と穏やかな態度で接する、心優しい少女。プレイヤーの有志達によるThe Worldのシステム補助を担う自治団体『紅衣の騎士団』の創設者の一人で紅衣の騎士団の団長でもあり、その団員らにとっては心の拠り所のような存在でもある。昴自身はSIGNより一年半程前からThe Worldを始めた古株のプレイヤーだが、プレイ時間の殆どが騎士団の責務に裂かれており、PCのレベルそのものは高くない。ゲーム内での治安維持に務めようとするが、とある事件がきっかけで司と知り合い、その後は互いに心を通わせていった。しかし自身が不正規のPCである司と交流を持っていることが騎士団内に知り渡り、それを理由に銀漢を筆頭とする団員らに反旗を翻され、さらにPKや不正プレイヤーに対し団員らが容赦無い処罰を行っているという事実を知った昴は、より良い世界を作るための自治から完全なる管理へと目的が半ば変化してしまった騎士団を解散する。自分の存在できる場所を失ってしまった昴だったが、彷徨の末に司の傍らこそが自分の居場所だと見出し、それからは司の心の支えとして常に側に寄り添っていた。 ゲーム版では『Δ隠されし禁断の聖域』やルートタウン等で、思念体として登場。後にPCボディが隠しキャラとしても登場するが、PC自体がプレイヤーの手を離れて放浪AI化してしまっている。司同様こちらもLvは低いが持っている武器「出会いは神の御業」はやはりゲーム中最強の武器。 Unisonでは司や楚良と同様、放浪AIになってしまっていたPCを自分の手に取り戻している。 ネットから離れていた期間はあまり長くなかったらしく、The Worldでの司との再会を心待ちにしていた。 リアルでの本名は御園真理子。脚に障害を持つ少女。四年前から脚が不自由になり、車椅子での生活を余儀無くされた。学業の方は通信制の学校を利用している。The Worldを始めた理由は、どんな境遇・身分・状況等に置かれた人間でも関係無く、同じ立場の一人の人間としていられる世界に興味を持ったため。言い方を変えれば、“自分の足で自由に動き回ることの出来る世界を望んだため”とも言える。実は自分の通院先が司のプレイヤー・荘司杏が入院していた病院と同じだった模様。SIGN最終話にて、真理子は退院した杏と巡り会った。その後も彼女との絆は確かなものとして繋がっている。 クリム (声:三木眞一郎) 『The World』正式稼動時からの古参プレイヤーであり、正義感溢れる熱き心の重槍使い(ロングアーム)。考えるよりも先ず動け、ということを信条としている超行動派の人間。何事にも真正面から真剣に向かい合うが、それに加えて熱血な性格である故によく他人に説教をしてしまう。昴と共に紅衣の騎士団を創設したキャラクターだが、諸事情により脱退している。ただその後も友人として昴への協力は惜しまなかった。楚良に引けを取らない強力なキャラクター。自分の心に対し正直に生きたいという願望があるようで、それを実現できる世界と出来ない世界、つまりゲームとリアルは混同せず切り離して考えている。そのためThe Worldでは自称“紅い稲妻”クリムとしてこの世界観を自由に楽しんでいるようだ。 ゲーム版ではルートタウン等で登場。とあるダンジョンの中で主人公と初めて出会った。その時は既に世界の謎に立ち向かう者としてThe Worldで有名人となっていた主人公に自らの槍を託す。 後に主人公達のパーティーが『アウラ覚醒のその後の役目』という自分達の残したバトンを受け取ったプレイヤー達だと言う事実を知った。 UnisonではThe Worldの古参プレイヤーとして 紅い稲妻の二つ名は今もなお健在。久々に再会した司の成長振りに感心し自分の心中そのままを口にしかけるが、そこでミミルに「お説教はナシ」と釘を刺されてしまう。 ミストラルを捕らえる楚良の前に立ち塞がり、四度相対することとなった。 リアルでは商社に勤める男性。仕事柄、国内外問わず出張が多いらしい。 楚良(そら) (声:家中宏) 奇妙な言動が目立つものの、キャラクターレベルが非常に高い強力なキャラクター。双剣士(ツインユーザー)。そのプレイヤーは小学4年生であるが、子供であることを見抜かれることを非常に嫌う。PCネームの由来は松尾芭蕉の弟子で『奥の細道』の旅の従者・河合曾良(曽良)から取ったものだと言うが、果たして真実であるかどうかは定かではない。"面白いこと"を求めてThe WorldにおいてイリーガルであるPC・司の存在や、それに深く関連すると思われた伝説のアイテムに興味を持ち、BTや紅衣の騎士団と度々接触していた。その最中で偶然発見したアウラの姿を『Key of The Twilight』の正体だと直感し、その後モルガナとも接触し内通する。しかしアウラの覚醒する様子を影から見届けた際、アウラ覚醒に立ち会った司達に対するモルガナの高圧的な態度や行動から彼女を信用できなくなり、裏切り行為に出、司と友達になる約束をする。しかしそのことが逆鱗に触れ、スケィスにデータドレインされてしまう。 ゲーム版では『Δ隠されし禁断の聖域』やルートタウン等で、思念体として登場。六人の未帰還者の中の内の一人でもある。他の未帰還者と違ってスケィスの杖に囚われたままであったが、腕輪所持者である主人公が彼と接触したことにより、その呪縛から解放された。後にPCボディが隠しキャラとしても登場するが、PC自体がプレイヤーの手を離れて放浪AI化してしまっている。他の二人と違い最初からLvが高く、持っている武器「最期の裏切り」もゲーム中最強の武器。 Unisonではルートタウンを騒がしているPK(ゲーム上ではPKは仕様上不可能であるが、アニメ等ゲーム以外の多くの作品ではPK可能として扱われる。またその後のザ・ワールドR2では全面的にPK解禁となった)として登場。ネットスラムでの祭を物寂しげに(仲間に入りたそうに)覗いていたが、その様子に気付いた司が楚良に歩み寄る。この時、楚良はSIGN・TV最終話で司と交わした約束をようやく果たせることとなった。 リアルでは小学四年生の少年。洞察力や微妙な駆け引きなどはとても年齢相応のものとは思えないが、行動の節々に見せる幼稚な言動と奇行がその素性を物語っている。現実世界で司と再会したら友達になる約束をしたが、司やアウラを取り巻く事象に深入りし過ぎたため、スケィスにデータドレインを見舞われて昏睡状態に陥り、未帰還者となる。スケィスの呪縛から解放された後もウィルスバグ事件が完全に解決するまで、その意識は戻っていなかったようだ。 彼のリアルの名前は三崎亮。後に.hackの続編.hack//G.U.の主人公・ハセヲとなる少年。ただし、復活後にそれまでの『The Wrold』での記憶を全て失ってしまい、さらに両親がそれを伏せているので、本人は一切知らない。 銀漢(ぎんかん) リアルではフリーターの男性。23歳(SIGN当時)。アルバイトでレンタルビデオ店に勤務している。『SIGN』終了後の彼の姿は、時系列がSIGNとゲーム版の間に位置する小説版『ZERO』にて一部描かれている。ビデオ店は既に辞めており、その後はアルバイターの身ながら居酒屋の店長代理に就任。正社員の道を模索しながら仕事に従事している。 しかし実際の仕事上はアルバイト扱いのままであり、おまけに他の従業員達から総スカンを喰らっているなど苦労が絶えず、報われない日々を送っている。 なお、.hack//Roots最終回にて、ハセヲ(.hack//G.U.の主人公)と会話をしている場面があった。 A-20 (声:榎本温子) The World歴一週間(当時)の初心者。自分のレベルと掛け離れた難易度のダンジョンに向かうべく、自分の経験を偽って、通りすがりの強そうなプレイヤー(ミミル)を冒険に誘う。わざわざ嘘を吐いてしまったのはリアルの方でそれなりの事情があるためだった。ミミルの世話になってからも、専ら彼女と共に冒険している。 ゲーム版ではルートタウン等で登場。他にもいくつかのダンジョン内で主人公と出会う。相変わらず金のプチグソ像を捜し求めている。ただ金のプチグソを収集している理由は特にないらしい。いざ冒険に出てもモンスターから逃げ回ってばかりで、なかなかレベルが上がらないことが最近の悩みのタネ。それでも最近は同級生のプレイヤー達からも冒険に誘われるようになったという。 リアルでは学生。A-20というPC名は出席番号が由来らしいので、高校生以下の学生と思われる。周囲がThe Worldの話題で盛り上がっている中、その雰囲気に溶け込もうと思ったことが切欠で自分もネットゲームを始めた。しかし飲み込みや要領が悪く、やがて同級生からも相手にされなくなってしまう。『.hack//SIGN』でミミルを高難易度のダンジョンに誘ったのは、その同級生らを見返してやりたい一心が理由だった。 マハ (声なし) 帽子をかぶったネコ型のNPC。モルガナの命令に従って司を誘導していたが、司と触れ合いエノコロ草をもらったりする内に、やがてモルガナに背いて、モルガナが操る青いガーディアンにデータドレインされる。 データを書き換えられて、ゲームではネコ型のNPCミアとして登場。やがて禍々しき波の第六相「誘惑の恋人マハ」になり消滅するが、後に復活。 Unisonでは、マハとしての記憶はなくとも司と再会して涙するミアが描かれている。 黄昏の守護者 (声なし) 通称ガーディアン。ゲル状で鉄アレイのような形をしているモンスター。中央には黄昏の腕輪を有していて、触手を伸ばしてデータドレインをかける。 薄明の放浪者のうちの1体と相討ちになって消滅。 薄明の放浪者 (声なし) 黄昏の守護者と同じ形状だが、色が青い。複数体登場する。 アウラ (声:坂本真綾) 誰も訪れることの出来ないエリアの中で眠り続けているNPC。チートコードの前持主。ザ・ワールドの未来を託す為、コードを司に渡す。モルガナのせいで眠るアウラは司の心と互いにリンクしており、司の心がネガティブな方向に傾くとアウラの性質も歪み、逆にポジティブになれば正常な覚醒に近付くという特殊な状況下にあった。当初、未覚醒のままでモルガナの元に捕らわれていたアウラは歪んだ存在に変化させてられてようとしていた。しかし最終的には心の成長を遂げた司の決意にアウラが呼応し、正常な覚醒を果たす。以上が最終回まで描かれ、その後は、「自分を無力化させようと追っ手を差し向けるモルガナからの逃避行が始まり、カイトとオルカに黄昏の書と腕輪を渡し…」と言うのがゲームへの大まかな流れ。 モルガナ・モード・ゴン (声:田中理恵) ネットゲーム『The World』の管理・運営を行う自律型プログラム。いわばThe Worldにおける神や創造主の如き存在であり、または“The World”そのものであるとも言える。自分の娘のような存在であり、究極AIたるアウラの覚醒を恐れて(自分は必要とされなくなり消滅するのではと考え始めた為)、それを阻止しようと画策している。しかし自身の力ではアウラに直接変化を与えることは出来ないため、アウラを本来とは異なった歪んだ存在として目覚めさせようとした(キャラクターを演ずる放浪AIを排除させるためのAI狩り。そしてネガティブなプレイヤーと感情をリンクさせることによる歪んだ形での覚醒と言う方法)。これを実行すべくプレイヤーの一人であった司に目を留め、彼(彼女)の意識を強制的にThe Worldに取り込み、アウラを異常化させるための道具として利用していた。ところが孤独だった司が友人や理解者を得て、彼(女)のネガティブな精神を利用した計画は破綻。司を廃人同然の状態に陥らせたり、標的を変えて彼の友人らを付け狙うなどするがどれも失敗。様々な人達と関わり合う内に心を成長させていた司には、モルガナの心理作戦も無意味に終わった。最終的にアウラは正常に覚醒し、司たちと共にモルガナの前から去っていった。 以上が最終回まで描かれ、その後なんとかアウラをデリートしようとして八相を送り込み…、と言うのがゲームへの大まかな流れ。ゲームにおいて腕輪所持者(カイト)の活躍によって八相も阻止され、“真の誕生”のための自らの死を選んだアウラと共に自らの最期の相であるコルベニクが消滅。同時にモルガナも死を迎えた。 ヘルバ (声:冬馬由美) 正体不明な伝説のハッカー。自らの目的のため、司がログアウト出来なくなった原因やアウラの謎を探るミミルやベア達を支援する。その手腕で作り出したPCは規定外で独自の物であり(当然不正キャラ。そのため職業もないはずだが、ゲーム版で仲間にしたときはLV99、全てのパラメーターがMAXのウェイブマスターとなっている)、名前も黄昏の碑文に関連した名前を引用している。ゲーム内の異変を察知したのは司がログアウトできなくなるより以前のことであり、The World内のイリーガルデータを収集するために作り出した秘密フィールド『ネットスラム』に、モルガナが作り出した司のPCのコピーデータや、その残滓が流れ着いたことによる。やがて司達にネットスラムを前線基地として提供するも、ウィルスバグ・スケィスに攻め込まれたことにより、ネットスラムは破棄されることとなる。 Unisonではネットスラムの番人として登場。自分の庭でもあるネットスラムにて、禍々しき波との戦いを終えた者達へのイベントとして祭を開催した。いつもと同じ涼しげな顔をしながら、様々な装飾や花火などのアトラクションなど粋な計らいを利かせてくれた。 リアルでは凄腕のハッカーという以外の素性は名前・年齢・性別・経歴などからして一切不明。唯一明確であるものは自身の目的と行動指標だけである。職業も不明とされているが、コンピュータ関連のセキュリティにも精通していることもあって、様々な方面の企業・団体からコンピュータアナリストとしての仕事依頼を引き受けて収入を得ているらしい。 ハロルド=ヒューイック (声:山崎たくみ) The Worldのプロトタイプ、「fragment」を独力で作り上げた天才。彼が愛するエマへの想いを篭めすぎたが為に全ては起こったと思われる。思念体となった彼は、放浪AIやアイテムとしてThe Worldの様々な場所に偏在している。司達が『Θほろ苦き夢幻の鏡像世界』で出会ったハロルドは彼の一部が放浪AI化したものの一つであるが、既にデータとしては壊れているらしく、ただ同じ言葉を繰り返すだけの存在となっていた。 リアルではコンピュータ研究者。『分散処理と人工知性の可能性及びその未来』という人間とコンピュータの未来の姿を提示した論文を発表し、一躍脚光を浴びた。そして自分の仮説を実証すべく究極のAI(人工知性)の開発に取り組むが挫折。後に彼は“知性”というものの根幹を成すものを求めて神智学・人智学の分野に興味の領域を広げる。そのとあるセミナーでエマ=ウィーラントと出会った彼は、彼女の美貌と洗練された感性に強く惹かれる。2006年の夏、ネットゲーム『フラグメント』を開発し、設立されたばかりのCC社にそれを売り込む。ところがその後ハロルドは突如として消息を完全に絶つ。フラグメントは誰も開くことの出来ずにブラックボックス化した謎のフォルダやファイルを残したまま製作が進められ、完成後は『The World』として販売されることになった。ハロルドはゲーム内に存在するAI“アウラ”の開発者でもある。彼はアウラの元となるAIを完成させるまで、いくつもの失敗作が生み出しながらも様々な試行錯誤を繰り返していた。結局、究極AI(アウラの完成体)は独力だけでは作り上げられなかったが、それを真に完成させるためには人間の持つ思考や行動に関するあらゆるデータが不可欠であった事に気付く。フラグメントは、彼が究極AIの揺籃として様々な人々…いわゆるサンプルデータが集う場所に最適なのはネットゲームであると見出したために製作された仮想世界であった。 しかし仮想世界の管理プログラムの暴走という予期せぬ事態が起こり、それを食い止めるべくハロルドは現実の肉体を捨て、自らフラグメントの内部に取り込まれた。その後の彼の意識は思念体となり、様々なデータに形を変えて存在していた。その残留思念が語る言葉は司やカイト達の行動の道標となった。 バルムンク (声:檜山修之) 剛健の剣士。ゲーム版の.hackとの共通キャラクター。蒼天の二つ名と白い翼を持つ有名プレイヤー。紅衣の騎士団長・昴とも面識が有る。昴ら一行の窮地を救うべく、一行の前に立ち塞がったウィルスバグと戦った。 Unisonでは禍々しき波の残滓として残っているウィルスバグを調査・殲滅するべく、カイトと行動を共にしている。 腕輪所持者としての思いを語るカイトに、自らもThe Worldやカイトのために尽力する決意を新たにする。 スタッフ 原作:Project .hack 監督:真下耕一 シリーズ構成:伊藤和典 脚本:伊藤和典、横手美智子、沢村光彦、真下耕一 キャラクター原案:貞本義行 キャラクターデザイン:大澤聡、番由紀子、岩岡優子、芝美奈子 メカニックデザイン:寺岡憲司、岡辰也 色彩設計:小島真喜子 美術監督:海野よしみ 色彩設計:小島真喜子 特殊効果:村上正博 撮影監督:鎌田克明 編集:森田清次 音響演出:なかのとおる 音楽:梶浦由記 音楽プロデューサー:野崎圭一 制作協力:サイバーコネクトツー アニメーション制作:ビィートレイン 製作:バンダイビジュアル、読売広告社 主題歌 OP「Obsession」(See-Saw) ED「優しい夜明け」(See-Saw) 各話サブタイトル Role Play Guardian Folklore Wanted Captured Encounter Reason Promise Epitaph Compensation Party Entanglement Twilight Eye Castle Evidence (1-14話総集編) Depth Conflict Declaration Recollection Tempest Despair Phantom The Eve Net Slum Catastrophe Return [番外編] Intermezzo (TV未放映) [OVA] Unison (TV未放映) [OVA] (.hack//GIFT) (TV未放映) .hack//GIFT ゲーム全巻購入者に送られるおまけのOVA。位置づけこそ.hack//SIGN29話だが、内容は(温泉ギャル以外の)全員がデフォルメキャラとして描かれている、本編の雰囲気ぶちこわしのギャグストーリーである。 温泉ギャルだけはデフォルメされておらず、エンディングではSIGNの女性PC3人の裸の入浴姿が描かれている。 あらすじ ゲーム版の出来事が終わり、禍々しき波を倒した労をねぎらい、ヘルバが「黄昏の温泉」のあるフィールドに案内するというメールがみんなの元に届く「『惑わされし 愚か者の 隠れ家』 に集合。しかし今回に限ってロールプレイを禁ず。」という内容であった。早速集まる面々。しかしそこには、誰かにPKされたオルカ(実はベア)の死体が!ダイイングメッセージであるGIFTの意味とは? 犯人は誰なのか? っていうか温泉のあるフィールドって何処? 今、温泉を巡る熱い戦いの火ぶたが切って落とされる…。 登場人物 SIGNのキャラクター 司(つかさ)(声:斎賀みつき) 主人公の一人として ヘルバの企画により召集されたフィールドでベアの死体を発見。そこから始まった温泉を巡る戦いに巻き込まれる。ミミルに連れ回され戸惑っていた司だが、最後はカイトと一緒に温泉に浸かっていた。ちなみにPCの服装に変化はないが、身体のグラフィックは女性としての仕様になっている。 ミミル(声:豊口めぐみ) 温泉を巡る戦いの参加者として温泉に一番乗りするべく、自分のキャラと被るブラックローズへの対抗心を燃やしながらThe Worldを縦横無尽に駆け巡る。温泉街では何故かバットを手にブラックローズと激闘を繰り広げる。その中で自らの決め台詞「なんですとー!?」をブラックローズに盗られて激昂、ブラックローズと語彙力に乏しい口喧嘩をして、結局温泉一番乗りは果たせず脱落した。 ベア(声:中田和宏) 被害者としてゲーム本編での出番の少なさを不満に持つオルカの手によりPKされてしまう。死体発見者は行動不能状態となったため灰色に染まっていたPCを見て、オルカだかベアだかの判別が出来なかった。再ログインした後は温泉街でオルカとの一騎打ちを繰り広げるが、通りすがりのデフォルメされていない写実的な温泉美女を見てオルカと共に戦意喪失。結局和解し、温泉に浸かりながら愚痴を溢すオルカを慰めた。 BT(声:平松晶子) 被害者の一人で温泉を巡る戦いを余所にベア(に成り代わったオルカ)の相談を受けていたが、企画へのテコ入れを理由にヘルバにPKされてしまう。その後は復活し自らも温泉を求めて温泉街に乱入。追いすがる銀漢をバックに、昴と湿った女の戦いを繰り広げた。 昴(すばる)(声:名塚佳織) 温泉を巡る戦いの参加者となり、今回の争いに躍起になるブラックローズとミミルを見て、この二人だけには負けまいとして他の参加者を出し抜こうと画策し、本編になかった気性の激しさっぷりをさらけ出した。温泉街では温泉を目指して猛ダッシュする姿を見せるが、昴に追いついてきたBTと湿った戦いを繰り広げている内、いつしか争いから脱線していた。 銀漢(ぎんかん)(声:千葉一伸) 温泉を巡る戦いの参加者になるが要らぬことを言っては昴からボコボコにされ、快感を味わっており、本編でも垣間見せていた変態っぷり全開だった。マク・アヌの川に流され藻屑と化したり(でも死んでおらず)、こうして道中酷い目に遭いつつも最後の争いまで残る。昴とBTの熾烈な戦いのバックで自己主張をするが全く相手にされず、そのまま一人寂しく脱落していくというコミカルキャラに仕上がっている。 クリム(声:三木眞一郎) 温泉を巡る戦いの参加者となり劇中は昴のサポートに徹する。温泉街では強くなった昴に呆れて帰って寝ようとするが、リベンジマッチを挑んできた楚良と激しい空中戦を繰り広げる。 ところが空中戦の最中に、いじけていたバルムンクの羽に誤って一太刀浴びせてしまい、羽を切られて逆上したバルムンクと大喧嘩になり、そのまま争いから脱落した。 楚良(声:家中宏) ヘルバの企画など知ったことではないのか、BTをからかったりクリムに喧嘩を売ったりなど終始参加者らを引っ掻き回していた。クリムがバルムンクと大喧嘩になった後はぴろしから一騎打ちを挑まれ、結局最後までまともに企画に参加することは無かった。 ゲーム版のキャラクター .hack (ゲーム)参照。 カイト (声:相田さやか) 主人公の一人としてヘルバの企画により召集されたフィールドでオルカ(実はベア)の死体を発見。そこから始まった温泉を巡る戦いに巻き込まれる。 カイト自身は温泉など興味がなかったようだが、ミミルとブラックローズの戦いに本当に無理矢理巻き込まれる形で参加し、最後は司と一緒にちゃっかり温泉に浸かっていた。腕輪はゲームやゲーム準拠の『Unison』と違い、六角形の腕輪になっている。 ブラックローズ (声:浅野真澄) 温泉を巡る戦いに参加し温泉に一番乗りするべく、自分とキャラ(PCエディットに非ず)が被っているミミルへの対抗心を燃やしながらThe Worldを縦横無尽に駆け巡る。温泉街では得物のラケットを片手にミミルと熱い戦いを繰り広げる。その中でミミルの決め台詞を掠め取るなどして見せ場を持っていくが、ミミルと語彙力に乏しい口喧嘩をすることになり、結局温泉一番乗りは果たせず脱落した。 バルムンク(声:檜山修之) いの一番に登場するも、そのためにオルカ(実はベア)の死体の第一発見者となり、他の企画参加者からPKとして疑いの眼差しを一身に浴びてしまう。 犯人扱いされて沈んだまま真犯人を探してThe Worldを彷徨う内にぴろしに遭遇、案内されて温泉に向かう途中で今度はPKされたBTの第一発見者になって再びPK扱いされてしまう。カイトたちや司たちが腕輪の力やモルガナの力で移動する中、バルムンクもぴろしと共に温泉街に到着するが、そこで楚良とクリムの空中戦に巻き込まれ、誤ってバルムンクの象徴とも言える羽を切り落としたクリムに対して逆上。大喧嘩を繰り広げた。 オルカ (声:増谷康紀) 今回の騒動の責任者。ゲーム本編での出番が極端に少なく影が薄いことに不満を積もらせていた彼だが、PCエディットが瓜二つなベアに「アンタ誰?」と言われてストレスがついに爆発してベアをPK。どうせ誰もオルカの不在を気にも留めず気付かないだろうとベアに成り代わった。カイトらの前で「本当は自分が腕輪所持者になる筈だった」など愚痴を溢したり、再ログインしたベアと対決したりと一悶着を起こすが、最後はベアと和解。共に温泉で心を癒し合う。 エルク(声:斎賀みつき) 単なる傍観者その一としてとりあえずミアと一緒にいられればいいらしく、花畑のフィールドでミアと二人ただくつろいでいる。そのためか出番は一分にも満たない。 出番終了の直前、幸か不幸か発情したミアに襲われる。 ミア (声:高山みなみ) エルクと共に登場。通りがかった司と見つめ合うが、ミミルに司が引っ張られていってしまい、その後エルクに襲いかかる。 ぴろし(声:小野坂昌也) 企画にいきなり便乗し、ベアをPKした犯人扱いされて失意の中にあったバルムンクと共に温泉街に向かう。その後の成り行きで連れのバルムンクはクリムと大喧嘩を繰り広げ、その喧嘩の原因の一端を担った楚良に対して一騎打ちを挑んだ。 ヘルバ(声:冬馬由美) 企画の仕掛人。ロールプレイを全面的に禁ずるというルールで温泉街という憩いの場を用意するが、ベアがPKされたことにより方針を変更。成り行きで発生した温泉一番乗りを巡る戦いを傍観しつつ、BTをPKして争いの火に油を注ぐ。ベアとオルカが和解した後、温泉に浸かりながら話してるのを聞いて、ベアPKの真相をまとめて自分も温泉に浸かる。BTがPKされた件を疑問に思う司にネタばらしした後、一人満足してログアウトした。 アウラ (声:坂本真綾) 最後に登場。「みんな、みんな、(ピー)ばっかり…」と総括する。 Radio .hack//Radio参照。 ウッチー (声:内山大輔) バンダイうちやまだ。バルムンクの行く先々でエリア閉鎖を告げる。 エミー (声:エンディングのクレジットに記載なし、声から恐らく高山みなみだと思われる) 羽で浮く小さな妖精のようなキャラクター。ウッチーと共に登場。決め台詞は「すみすみ」。 ウイキペディアより抜粋
キャラクター原案は『新世紀エヴァンゲリオン』で知られる貞本義行が、脚本は『機動警察パトレイバー』の伊藤和典が担当した。
物語は『The World』という名のオンラインゲームの仮想現実世界内で繰り広げられる。原因不明のトラブルによってゲームの世界からログアウト(退出)出来なくなった司は、正規には存在しないはずの外見を持つ猫型PC(マハ)との関係、そして謎のモンスター・ガーディアンとの関連を疑われ、プレイヤー有志によって構成される自治団「紅衣の騎士団」より『The World』を崩壊させる危険人物として見なされ、追われることとなる。
司はゲーム内で出会った仲間であるミミルやベア達と協力しながらログアウトの方法、そして『The World』に隠された謎について探索し、その過程で様々な事件に遭遇する。
登場人物
作中に登場するキャラクターはゲーム世界内におけるプレイヤーの分身であり、現実とは全く違うタイプのキャラクターをゲームキャラクターにすることはごく当たり前のことである。例えば、ゲーム内で男性のキャラクターが現実でも男性とは限らない。
司(つかさ)
(声:斎賀みつき)
呪紋使い(ウェイブマスター)。何者かの手により自意識をネットゲーム『The World』の内部に取り込まれ、ログアウト出来無くなってしまう。その際、カオスゲートを通さずにサーバーやエリア間を直接移動できる能力を身に付けるが、同時にPCが決して感じることの出来ない触感や嗅覚、痛覚を感じるようになるなど、特異な状態に陥ってしまう。取り込まれた後は、アウラを目覚めさせんとするモルガナの企みにより、アウラを歪んだ形で覚醒させるために利用され続けていた。性格は只管(ひたすら)にネガティブ。現実世界の悲惨な環境からか誰にも心を開かず、自分の殻に閉じ篭っているような印象を与える。だが昴やミミル、ベアなどの人々と関わりを持っていく内に周りの人間には徐々に心を開いてゆくようになる。『Δ隠されし禁断の聖域』におけるモルガナ陣営との決戦以降、モルガナと直接対峙した司は自らモルガナと決別する意思と、現実に立ち向かうことの大切さを告白する。この時、司の精神と同調していたアウラが“アウラを作った者”が望むべき正常な姿で覚醒したのは、司自身が成長した結果でもある。
リアルでの名は荘司 杏。昏睡状態の「女の子」であるがゲーム内では自分は男だと主張していた。それはThe Worldに意識を取り込まれた際、自己の記憶を操作されてしまったため。現実に残された肉体の方は、意識がThe Worldに取り込まれて以来、意識障害によって昏睡状態に陥ってしまい入院していた。 母親は杏の幼い頃に逝去したため父子家庭で育つが、無愛想な態度をとっていた為か愛情の欠片も無い(DVの)父親は幼い杏に対して虐待を繰り返す。それが原因で杏は父親を恐れの対象とし、彼女の人格形成にも大きな影響を及ぼした(ゲーム世界では男の「司」と主張するのは、現実世界の女「杏」ではないという妄想で形成されたのだろう)。全てを終わらせた後に現実世界のミミルと再会し、時系列が『SIGN』とゲーム版の間に位置する『ZERO』では、自分の後見人となった佐久間(ベアのプレイヤー)の援助の下(父親は病院で起こした杏殺人未遂の一件で逮捕された(あろうことか杏の生命維持装置のコンセントを抜いた。同時に、親権を剥奪されたものと思われる)、全寮制の学校で学業や心身のリハビリを続けつつ新たな生活を始めている事や、真理子(昴のプレイヤー)との交流など、ログアウト後の彼女の姿が描かれている。
ゲーム版では『Δ隠されし禁断の聖域』やルートタウン等で、思念体として登場。 プレイヤーの意識は既に回復しているので、六人の未帰還者の中の内には含まれていない。後にPCボディが隠しキャラとしても登場するが、PC自体がプレイヤーの手を離れて放浪AI化してしまっており、記憶が曖昧になっている。Lvは低いが、持っている武器「クソみたいな世界」はゲーム中最強の武器。
Unisonでは、長い時間を経てこの世界に帰ってきたプレイヤー。放浪AIだったPCを取り戻し、現在は学校の寮からログインをしている。エルクとの出会いやミア(=マハ)との邂逅、アウラの眠る場所で約束を交わし別れた楚良との再会など、戻って来て間も無い内に様々な経験をした。
ミミル
(声:豊口めぐみ)
本作のヒロインであり司の最初の友達。重剣士(ヘビーブレイド)。前向きだが少々お節介で感情的。しかし何事にも粘り強く、根性の座った性格。群れることは好まないようで、司やベアらと出会う前はソロプレイヤーだった。最初は興味本位で不思議なPC・司を追っていた。険悪なムードで司と出逢い他人のことを考えずに行動し身勝手な言葉を放つ彼の姿を見て一度は決別する。しかしA-20との出会いや昴達との対話により自らの身の振り方を考え、次第に司との距離が縮まり彼に対し“司の身に降りかかる色んなものから司を守る”と誓った。なお現在使用しているこの女性重剣士のPCは2nd以降のPCであり、それ以前は少女趣味な外見を持つ女性剣士のPCを使用していた。ちなみに驚いた時の口癖は「なんですとー!?」。全てが終わった後、現実世界で司と再会する。
ゲーム版ではルートタウン等で登場。現在もThe Worldの現役プレイヤー。ベアと待ち合わせをしていたエリアにて主人公と偶然出会うことになる。 侵食されたルートタウンや鉄アレイ状モンスターの噂を見聞きした彼女は、それに深い関わりを持っていた友人・司の身を案じている。 Unisonでは司や昴など、同年代の交友関係は相変わらずの様子。リアルでもその関係は変わらない。同タイプPCのブラックローズとは自身達のPCのことで言い争いが絶えないが、傍から見れば凸凹コンビとして様になっている。 リアルでは、ごく普通の15歳の女子高校生。兄弟はおらず一人っ子。親とは反りが合わないらしい。 ベア (声:中田和宏) The Worldのプレイ暦は長く、初心者のレクチャーといった役割を引き受けることも多い。剣士(ブレイドユーザー)。そんな本人は生粋のゲーマーであり、かなり古い時代のパソコンゲームをリアルタイムで経験している。 冷静で的確な判断力に行動力を併せ持つ頼もしい人物。若者が多い仲間内では、自分で“おじさん”を自称している。PC名やバーバリアンタイプのエディットからは想像し難いが、意外に博識。また明確にはされていないが、ベアというPC名にはごく単純な由来があるらしい。 ゲーム版ではルートタウン等で登場。この時点でもThe Worldの現役プレイヤー。とあるエリアにて主人公やエルクと偶然出会うことになる。The Worldからの帰還を果たし、自分が後見人となった司の身を案じている。 Unisonでは仕事で多忙な日々が続く中、今回のイベントに参加するべくログインしていた。そんなリアルでの彼の素性は既に他のプレイヤーの知る所となっていたようだ。 リアルでは47歳の小説家。ペンネームは「佐久間亮」。頭が良く、口調も教養を思わせるもの。バツイチらしく、BTの言葉で失敗した子育ての代償行為として司を養子にする事に踏み切る。ちなみに相当のヘビースモーカー。彼の書斎はいつも煙草の煙が漂っており、灰皿には吸殻が一杯になっている。 BT (声:平松晶子) 乱暴な口調の女性プレイヤー。呪紋使い(ウェイブマスター)。いつも横柄な態度を取り、謙ることが全く無い。策士な一面も持ち合わせており、ベアと仲が良いと思いきや楚良と手を組んだり、銀漢を利用したりと一種の暗躍をするが、最終的には司を助ける側に回る。但しそれは自分の為と割り切っての事。普段は男言葉を使う彼女も滅入っている時などには女性らしい素の顔を見せるときがある。本人曰く、BTという存在は“演じている”らしいが、案外ポーカーフェイスは苦手なようだ。名前の由来は、架空の彼女の好きなBLTサンドの中のBacon、Lettuce、Tomatoのうち、彼女の嫌いなLettuceを除いて好きな物だけを名乗ったのが始まり。 ゲーム版では『Δ隠されし禁断の聖域』やルートタウン等で、思念体として登場。PCとしての登場は無い。 Unisonでは 様々な出来事を体験したこの世界に現在もログインを続けているが、ロールプレイ然とする態度は以前よりも薄れている。さり気なくベアと仲睦まじくしている様子から、素の一面が更に見て取れる。 リアルでは派遣会社に勤める20代後半の女性。東北地方出身。元モデルという経歴を持つ。しかしその美貌故に男性からはかえって敬遠されがちらしい。ベアのプレイヤーとはリアルでも長い付き合いがあるようだが、どのような間柄だったかは詳細に描かれていない。 昴(すばる) (声:名塚佳織) 本作のもう一人のヒロイン。重斧使い(ヘビーアックス)。 何者に対しても偏見を持たない心と穏やかな態度で接する、心優しい少女。プレイヤーの有志達によるThe Worldのシステム補助を担う自治団体『紅衣の騎士団』の創設者の一人で紅衣の騎士団の団長でもあり、その団員らにとっては心の拠り所のような存在でもある。昴自身はSIGNより一年半程前からThe Worldを始めた古株のプレイヤーだが、プレイ時間の殆どが騎士団の責務に裂かれており、PCのレベルそのものは高くない。ゲーム内での治安維持に務めようとするが、とある事件がきっかけで司と知り合い、その後は互いに心を通わせていった。しかし自身が不正規のPCである司と交流を持っていることが騎士団内に知り渡り、それを理由に銀漢を筆頭とする団員らに反旗を翻され、さらにPKや不正プレイヤーに対し団員らが容赦無い処罰を行っているという事実を知った昴は、より良い世界を作るための自治から完全なる管理へと目的が半ば変化してしまった騎士団を解散する。自分の存在できる場所を失ってしまった昴だったが、彷徨の末に司の傍らこそが自分の居場所だと見出し、それからは司の心の支えとして常に側に寄り添っていた。 ゲーム版では『Δ隠されし禁断の聖域』やルートタウン等で、思念体として登場。後にPCボディが隠しキャラとしても登場するが、PC自体がプレイヤーの手を離れて放浪AI化してしまっている。司同様こちらもLvは低いが持っている武器「出会いは神の御業」はやはりゲーム中最強の武器。 Unisonでは司や楚良と同様、放浪AIになってしまっていたPCを自分の手に取り戻している。 ネットから離れていた期間はあまり長くなかったらしく、The Worldでの司との再会を心待ちにしていた。 リアルでの本名は御園真理子。脚に障害を持つ少女。四年前から脚が不自由になり、車椅子での生活を余儀無くされた。学業の方は通信制の学校を利用している。The Worldを始めた理由は、どんな境遇・身分・状況等に置かれた人間でも関係無く、同じ立場の一人の人間としていられる世界に興味を持ったため。言い方を変えれば、“自分の足で自由に動き回ることの出来る世界を望んだため”とも言える。実は自分の通院先が司のプレイヤー・荘司杏が入院していた病院と同じだった模様。SIGN最終話にて、真理子は退院した杏と巡り会った。その後も彼女との絆は確かなものとして繋がっている。 クリム (声:三木眞一郎) 『The World』正式稼動時からの古参プレイヤーであり、正義感溢れる熱き心の重槍使い(ロングアーム)。考えるよりも先ず動け、ということを信条としている超行動派の人間。何事にも真正面から真剣に向かい合うが、それに加えて熱血な性格である故によく他人に説教をしてしまう。昴と共に紅衣の騎士団を創設したキャラクターだが、諸事情により脱退している。ただその後も友人として昴への協力は惜しまなかった。楚良に引けを取らない強力なキャラクター。自分の心に対し正直に生きたいという願望があるようで、それを実現できる世界と出来ない世界、つまりゲームとリアルは混同せず切り離して考えている。そのためThe Worldでは自称“紅い稲妻”クリムとしてこの世界観を自由に楽しんでいるようだ。 ゲーム版ではルートタウン等で登場。とあるダンジョンの中で主人公と初めて出会った。その時は既に世界の謎に立ち向かう者としてThe Worldで有名人となっていた主人公に自らの槍を託す。 後に主人公達のパーティーが『アウラ覚醒のその後の役目』という自分達の残したバトンを受け取ったプレイヤー達だと言う事実を知った。 UnisonではThe Worldの古参プレイヤーとして 紅い稲妻の二つ名は今もなお健在。久々に再会した司の成長振りに感心し自分の心中そのままを口にしかけるが、そこでミミルに「お説教はナシ」と釘を刺されてしまう。 ミストラルを捕らえる楚良の前に立ち塞がり、四度相対することとなった。 リアルでは商社に勤める男性。仕事柄、国内外問わず出張が多いらしい。 楚良(そら) (声:家中宏) 奇妙な言動が目立つものの、キャラクターレベルが非常に高い強力なキャラクター。双剣士(ツインユーザー)。そのプレイヤーは小学4年生であるが、子供であることを見抜かれることを非常に嫌う。PCネームの由来は松尾芭蕉の弟子で『奥の細道』の旅の従者・河合曾良(曽良)から取ったものだと言うが、果たして真実であるかどうかは定かではない。"面白いこと"を求めてThe WorldにおいてイリーガルであるPC・司の存在や、それに深く関連すると思われた伝説のアイテムに興味を持ち、BTや紅衣の騎士団と度々接触していた。その最中で偶然発見したアウラの姿を『Key of The Twilight』の正体だと直感し、その後モルガナとも接触し内通する。しかしアウラの覚醒する様子を影から見届けた際、アウラ覚醒に立ち会った司達に対するモルガナの高圧的な態度や行動から彼女を信用できなくなり、裏切り行為に出、司と友達になる約束をする。しかしそのことが逆鱗に触れ、スケィスにデータドレインされてしまう。 ゲーム版では『Δ隠されし禁断の聖域』やルートタウン等で、思念体として登場。六人の未帰還者の中の内の一人でもある。他の未帰還者と違ってスケィスの杖に囚われたままであったが、腕輪所持者である主人公が彼と接触したことにより、その呪縛から解放された。後にPCボディが隠しキャラとしても登場するが、PC自体がプレイヤーの手を離れて放浪AI化してしまっている。他の二人と違い最初からLvが高く、持っている武器「最期の裏切り」もゲーム中最強の武器。 Unisonではルートタウンを騒がしているPK(ゲーム上ではPKは仕様上不可能であるが、アニメ等ゲーム以外の多くの作品ではPK可能として扱われる。またその後のザ・ワールドR2では全面的にPK解禁となった)として登場。ネットスラムでの祭を物寂しげに(仲間に入りたそうに)覗いていたが、その様子に気付いた司が楚良に歩み寄る。この時、楚良はSIGN・TV最終話で司と交わした約束をようやく果たせることとなった。 リアルでは小学四年生の少年。洞察力や微妙な駆け引きなどはとても年齢相応のものとは思えないが、行動の節々に見せる幼稚な言動と奇行がその素性を物語っている。現実世界で司と再会したら友達になる約束をしたが、司やアウラを取り巻く事象に深入りし過ぎたため、スケィスにデータドレインを見舞われて昏睡状態に陥り、未帰還者となる。スケィスの呪縛から解放された後もウィルスバグ事件が完全に解決するまで、その意識は戻っていなかったようだ。 彼のリアルの名前は三崎亮。後に.hackの続編.hack//G.U.の主人公・ハセヲとなる少年。ただし、復活後にそれまでの『The Wrold』での記憶を全て失ってしまい、さらに両親がそれを伏せているので、本人は一切知らない。 銀漢(ぎんかん) リアルではフリーターの男性。23歳(SIGN当時)。アルバイトでレンタルビデオ店に勤務している。『SIGN』終了後の彼の姿は、時系列がSIGNとゲーム版の間に位置する小説版『ZERO』にて一部描かれている。ビデオ店は既に辞めており、その後はアルバイターの身ながら居酒屋の店長代理に就任。正社員の道を模索しながら仕事に従事している。 しかし実際の仕事上はアルバイト扱いのままであり、おまけに他の従業員達から総スカンを喰らっているなど苦労が絶えず、報われない日々を送っている。 なお、.hack//Roots最終回にて、ハセヲ(.hack//G.U.の主人公)と会話をしている場面があった。 A-20 (声:榎本温子) The World歴一週間(当時)の初心者。自分のレベルと掛け離れた難易度のダンジョンに向かうべく、自分の経験を偽って、通りすがりの強そうなプレイヤー(ミミル)を冒険に誘う。わざわざ嘘を吐いてしまったのはリアルの方でそれなりの事情があるためだった。ミミルの世話になってからも、専ら彼女と共に冒険している。 ゲーム版ではルートタウン等で登場。他にもいくつかのダンジョン内で主人公と出会う。相変わらず金のプチグソ像を捜し求めている。ただ金のプチグソを収集している理由は特にないらしい。いざ冒険に出てもモンスターから逃げ回ってばかりで、なかなかレベルが上がらないことが最近の悩みのタネ。それでも最近は同級生のプレイヤー達からも冒険に誘われるようになったという。 リアルでは学生。A-20というPC名は出席番号が由来らしいので、高校生以下の学生と思われる。周囲がThe Worldの話題で盛り上がっている中、その雰囲気に溶け込もうと思ったことが切欠で自分もネットゲームを始めた。しかし飲み込みや要領が悪く、やがて同級生からも相手にされなくなってしまう。『.hack//SIGN』でミミルを高難易度のダンジョンに誘ったのは、その同級生らを見返してやりたい一心が理由だった。 マハ (声なし) 帽子をかぶったネコ型のNPC。モルガナの命令に従って司を誘導していたが、司と触れ合いエノコロ草をもらったりする内に、やがてモルガナに背いて、モルガナが操る青いガーディアンにデータドレインされる。 データを書き換えられて、ゲームではネコ型のNPCミアとして登場。やがて禍々しき波の第六相「誘惑の恋人マハ」になり消滅するが、後に復活。 Unisonでは、マハとしての記憶はなくとも司と再会して涙するミアが描かれている。 黄昏の守護者 (声なし) 通称ガーディアン。ゲル状で鉄アレイのような形をしているモンスター。中央には黄昏の腕輪を有していて、触手を伸ばしてデータドレインをかける。 薄明の放浪者のうちの1体と相討ちになって消滅。 薄明の放浪者 (声なし) 黄昏の守護者と同じ形状だが、色が青い。複数体登場する。 アウラ (声:坂本真綾) 誰も訪れることの出来ないエリアの中で眠り続けているNPC。チートコードの前持主。ザ・ワールドの未来を託す為、コードを司に渡す。モルガナのせいで眠るアウラは司の心と互いにリンクしており、司の心がネガティブな方向に傾くとアウラの性質も歪み、逆にポジティブになれば正常な覚醒に近付くという特殊な状況下にあった。当初、未覚醒のままでモルガナの元に捕らわれていたアウラは歪んだ存在に変化させてられてようとしていた。しかし最終的には心の成長を遂げた司の決意にアウラが呼応し、正常な覚醒を果たす。以上が最終回まで描かれ、その後は、「自分を無力化させようと追っ手を差し向けるモルガナからの逃避行が始まり、カイトとオルカに黄昏の書と腕輪を渡し…」と言うのがゲームへの大まかな流れ。 モルガナ・モード・ゴン (声:田中理恵) ネットゲーム『The World』の管理・運営を行う自律型プログラム。いわばThe Worldにおける神や創造主の如き存在であり、または“The World”そのものであるとも言える。自分の娘のような存在であり、究極AIたるアウラの覚醒を恐れて(自分は必要とされなくなり消滅するのではと考え始めた為)、それを阻止しようと画策している。しかし自身の力ではアウラに直接変化を与えることは出来ないため、アウラを本来とは異なった歪んだ存在として目覚めさせようとした(キャラクターを演ずる放浪AIを排除させるためのAI狩り。そしてネガティブなプレイヤーと感情をリンクさせることによる歪んだ形での覚醒と言う方法)。これを実行すべくプレイヤーの一人であった司に目を留め、彼(彼女)の意識を強制的にThe Worldに取り込み、アウラを異常化させるための道具として利用していた。ところが孤独だった司が友人や理解者を得て、彼(女)のネガティブな精神を利用した計画は破綻。司を廃人同然の状態に陥らせたり、標的を変えて彼の友人らを付け狙うなどするがどれも失敗。様々な人達と関わり合う内に心を成長させていた司には、モルガナの心理作戦も無意味に終わった。最終的にアウラは正常に覚醒し、司たちと共にモルガナの前から去っていった。 以上が最終回まで描かれ、その後なんとかアウラをデリートしようとして八相を送り込み…、と言うのがゲームへの大まかな流れ。ゲームにおいて腕輪所持者(カイト)の活躍によって八相も阻止され、“真の誕生”のための自らの死を選んだアウラと共に自らの最期の相であるコルベニクが消滅。同時にモルガナも死を迎えた。 ヘルバ (声:冬馬由美) 正体不明な伝説のハッカー。自らの目的のため、司がログアウト出来なくなった原因やアウラの謎を探るミミルやベア達を支援する。その手腕で作り出したPCは規定外で独自の物であり(当然不正キャラ。そのため職業もないはずだが、ゲーム版で仲間にしたときはLV99、全てのパラメーターがMAXのウェイブマスターとなっている)、名前も黄昏の碑文に関連した名前を引用している。ゲーム内の異変を察知したのは司がログアウトできなくなるより以前のことであり、The World内のイリーガルデータを収集するために作り出した秘密フィールド『ネットスラム』に、モルガナが作り出した司のPCのコピーデータや、その残滓が流れ着いたことによる。やがて司達にネットスラムを前線基地として提供するも、ウィルスバグ・スケィスに攻め込まれたことにより、ネットスラムは破棄されることとなる。 Unisonではネットスラムの番人として登場。自分の庭でもあるネットスラムにて、禍々しき波との戦いを終えた者達へのイベントとして祭を開催した。いつもと同じ涼しげな顔をしながら、様々な装飾や花火などのアトラクションなど粋な計らいを利かせてくれた。 リアルでは凄腕のハッカーという以外の素性は名前・年齢・性別・経歴などからして一切不明。唯一明確であるものは自身の目的と行動指標だけである。職業も不明とされているが、コンピュータ関連のセキュリティにも精通していることもあって、様々な方面の企業・団体からコンピュータアナリストとしての仕事依頼を引き受けて収入を得ているらしい。 ハロルド=ヒューイック (声:山崎たくみ) The Worldのプロトタイプ、「fragment」を独力で作り上げた天才。彼が愛するエマへの想いを篭めすぎたが為に全ては起こったと思われる。思念体となった彼は、放浪AIやアイテムとしてThe Worldの様々な場所に偏在している。司達が『Θほろ苦き夢幻の鏡像世界』で出会ったハロルドは彼の一部が放浪AI化したものの一つであるが、既にデータとしては壊れているらしく、ただ同じ言葉を繰り返すだけの存在となっていた。 リアルではコンピュータ研究者。『分散処理と人工知性の可能性及びその未来』という人間とコンピュータの未来の姿を提示した論文を発表し、一躍脚光を浴びた。そして自分の仮説を実証すべく究極のAI(人工知性)の開発に取り組むが挫折。後に彼は“知性”というものの根幹を成すものを求めて神智学・人智学の分野に興味の領域を広げる。そのとあるセミナーでエマ=ウィーラントと出会った彼は、彼女の美貌と洗練された感性に強く惹かれる。2006年の夏、ネットゲーム『フラグメント』を開発し、設立されたばかりのCC社にそれを売り込む。ところがその後ハロルドは突如として消息を完全に絶つ。フラグメントは誰も開くことの出来ずにブラックボックス化した謎のフォルダやファイルを残したまま製作が進められ、完成後は『The World』として販売されることになった。ハロルドはゲーム内に存在するAI“アウラ”の開発者でもある。彼はアウラの元となるAIを完成させるまで、いくつもの失敗作が生み出しながらも様々な試行錯誤を繰り返していた。結局、究極AI(アウラの完成体)は独力だけでは作り上げられなかったが、それを真に完成させるためには人間の持つ思考や行動に関するあらゆるデータが不可欠であった事に気付く。フラグメントは、彼が究極AIの揺籃として様々な人々…いわゆるサンプルデータが集う場所に最適なのはネットゲームであると見出したために製作された仮想世界であった。 しかし仮想世界の管理プログラムの暴走という予期せぬ事態が起こり、それを食い止めるべくハロルドは現実の肉体を捨て、自らフラグメントの内部に取り込まれた。その後の彼の意識は思念体となり、様々なデータに形を変えて存在していた。その残留思念が語る言葉は司やカイト達の行動の道標となった。 バルムンク (声:檜山修之) 剛健の剣士。ゲーム版の.hackとの共通キャラクター。蒼天の二つ名と白い翼を持つ有名プレイヤー。紅衣の騎士団長・昴とも面識が有る。昴ら一行の窮地を救うべく、一行の前に立ち塞がったウィルスバグと戦った。 Unisonでは禍々しき波の残滓として残っているウィルスバグを調査・殲滅するべく、カイトと行動を共にしている。 腕輪所持者としての思いを語るカイトに、自らもThe Worldやカイトのために尽力する決意を新たにする。 スタッフ 原作:Project .hack 監督:真下耕一 シリーズ構成:伊藤和典 脚本:伊藤和典、横手美智子、沢村光彦、真下耕一 キャラクター原案:貞本義行 キャラクターデザイン:大澤聡、番由紀子、岩岡優子、芝美奈子 メカニックデザイン:寺岡憲司、岡辰也 色彩設計:小島真喜子 美術監督:海野よしみ 色彩設計:小島真喜子 特殊効果:村上正博 撮影監督:鎌田克明 編集:森田清次 音響演出:なかのとおる 音楽:梶浦由記 音楽プロデューサー:野崎圭一 制作協力:サイバーコネクトツー アニメーション制作:ビィートレイン 製作:バンダイビジュアル、読売広告社 主題歌 OP「Obsession」(See-Saw) ED「優しい夜明け」(See-Saw) 各話サブタイトル Role Play Guardian Folklore Wanted Captured Encounter Reason Promise Epitaph Compensation Party Entanglement Twilight Eye Castle Evidence (1-14話総集編) Depth Conflict Declaration Recollection Tempest Despair Phantom The Eve Net Slum Catastrophe Return [番外編] Intermezzo (TV未放映) [OVA] Unison (TV未放映) [OVA] (.hack//GIFT) (TV未放映) .hack//GIFT ゲーム全巻購入者に送られるおまけのOVA。位置づけこそ.hack//SIGN29話だが、内容は(温泉ギャル以外の)全員がデフォルメキャラとして描かれている、本編の雰囲気ぶちこわしのギャグストーリーである。 温泉ギャルだけはデフォルメされておらず、エンディングではSIGNの女性PC3人の裸の入浴姿が描かれている。 あらすじ ゲーム版の出来事が終わり、禍々しき波を倒した労をねぎらい、ヘルバが「黄昏の温泉」のあるフィールドに案内するというメールがみんなの元に届く「『惑わされし 愚か者の 隠れ家』 に集合。しかし今回に限ってロールプレイを禁ず。」という内容であった。早速集まる面々。しかしそこには、誰かにPKされたオルカ(実はベア)の死体が!ダイイングメッセージであるGIFTの意味とは? 犯人は誰なのか? っていうか温泉のあるフィールドって何処? 今、温泉を巡る熱い戦いの火ぶたが切って落とされる…。 登場人物 SIGNのキャラクター 司(つかさ)(声:斎賀みつき) 主人公の一人として ヘルバの企画により召集されたフィールドでベアの死体を発見。そこから始まった温泉を巡る戦いに巻き込まれる。ミミルに連れ回され戸惑っていた司だが、最後はカイトと一緒に温泉に浸かっていた。ちなみにPCの服装に変化はないが、身体のグラフィックは女性としての仕様になっている。 ミミル(声:豊口めぐみ) 温泉を巡る戦いの参加者として温泉に一番乗りするべく、自分のキャラと被るブラックローズへの対抗心を燃やしながらThe Worldを縦横無尽に駆け巡る。温泉街では何故かバットを手にブラックローズと激闘を繰り広げる。その中で自らの決め台詞「なんですとー!?」をブラックローズに盗られて激昂、ブラックローズと語彙力に乏しい口喧嘩をして、結局温泉一番乗りは果たせず脱落した。 ベア(声:中田和宏) 被害者としてゲーム本編での出番の少なさを不満に持つオルカの手によりPKされてしまう。死体発見者は行動不能状態となったため灰色に染まっていたPCを見て、オルカだかベアだかの判別が出来なかった。再ログインした後は温泉街でオルカとの一騎打ちを繰り広げるが、通りすがりのデフォルメされていない写実的な温泉美女を見てオルカと共に戦意喪失。結局和解し、温泉に浸かりながら愚痴を溢すオルカを慰めた。 BT(声:平松晶子) 被害者の一人で温泉を巡る戦いを余所にベア(に成り代わったオルカ)の相談を受けていたが、企画へのテコ入れを理由にヘルバにPKされてしまう。その後は復活し自らも温泉を求めて温泉街に乱入。追いすがる銀漢をバックに、昴と湿った女の戦いを繰り広げた。 昴(すばる)(声:名塚佳織) 温泉を巡る戦いの参加者となり、今回の争いに躍起になるブラックローズとミミルを見て、この二人だけには負けまいとして他の参加者を出し抜こうと画策し、本編になかった気性の激しさっぷりをさらけ出した。温泉街では温泉を目指して猛ダッシュする姿を見せるが、昴に追いついてきたBTと湿った戦いを繰り広げている内、いつしか争いから脱線していた。 銀漢(ぎんかん)(声:千葉一伸) 温泉を巡る戦いの参加者になるが要らぬことを言っては昴からボコボコにされ、快感を味わっており、本編でも垣間見せていた変態っぷり全開だった。マク・アヌの川に流され藻屑と化したり(でも死んでおらず)、こうして道中酷い目に遭いつつも最後の争いまで残る。昴とBTの熾烈な戦いのバックで自己主張をするが全く相手にされず、そのまま一人寂しく脱落していくというコミカルキャラに仕上がっている。 クリム(声:三木眞一郎) 温泉を巡る戦いの参加者となり劇中は昴のサポートに徹する。温泉街では強くなった昴に呆れて帰って寝ようとするが、リベンジマッチを挑んできた楚良と激しい空中戦を繰り広げる。 ところが空中戦の最中に、いじけていたバルムンクの羽に誤って一太刀浴びせてしまい、羽を切られて逆上したバルムンクと大喧嘩になり、そのまま争いから脱落した。 楚良(声:家中宏) ヘルバの企画など知ったことではないのか、BTをからかったりクリムに喧嘩を売ったりなど終始参加者らを引っ掻き回していた。クリムがバルムンクと大喧嘩になった後はぴろしから一騎打ちを挑まれ、結局最後までまともに企画に参加することは無かった。 ゲーム版のキャラクター .hack (ゲーム)参照。 カイト (声:相田さやか) 主人公の一人としてヘルバの企画により召集されたフィールドでオルカ(実はベア)の死体を発見。そこから始まった温泉を巡る戦いに巻き込まれる。 カイト自身は温泉など興味がなかったようだが、ミミルとブラックローズの戦いに本当に無理矢理巻き込まれる形で参加し、最後は司と一緒にちゃっかり温泉に浸かっていた。腕輪はゲームやゲーム準拠の『Unison』と違い、六角形の腕輪になっている。 ブラックローズ (声:浅野真澄) 温泉を巡る戦いに参加し温泉に一番乗りするべく、自分とキャラ(PCエディットに非ず)が被っているミミルへの対抗心を燃やしながらThe Worldを縦横無尽に駆け巡る。温泉街では得物のラケットを片手にミミルと熱い戦いを繰り広げる。その中でミミルの決め台詞を掠め取るなどして見せ場を持っていくが、ミミルと語彙力に乏しい口喧嘩をすることになり、結局温泉一番乗りは果たせず脱落した。 バルムンク(声:檜山修之) いの一番に登場するも、そのためにオルカ(実はベア)の死体の第一発見者となり、他の企画参加者からPKとして疑いの眼差しを一身に浴びてしまう。 犯人扱いされて沈んだまま真犯人を探してThe Worldを彷徨う内にぴろしに遭遇、案内されて温泉に向かう途中で今度はPKされたBTの第一発見者になって再びPK扱いされてしまう。カイトたちや司たちが腕輪の力やモルガナの力で移動する中、バルムンクもぴろしと共に温泉街に到着するが、そこで楚良とクリムの空中戦に巻き込まれ、誤ってバルムンクの象徴とも言える羽を切り落としたクリムに対して逆上。大喧嘩を繰り広げた。 オルカ (声:増谷康紀) 今回の騒動の責任者。ゲーム本編での出番が極端に少なく影が薄いことに不満を積もらせていた彼だが、PCエディットが瓜二つなベアに「アンタ誰?」と言われてストレスがついに爆発してベアをPK。どうせ誰もオルカの不在を気にも留めず気付かないだろうとベアに成り代わった。カイトらの前で「本当は自分が腕輪所持者になる筈だった」など愚痴を溢したり、再ログインしたベアと対決したりと一悶着を起こすが、最後はベアと和解。共に温泉で心を癒し合う。 エルク(声:斎賀みつき) 単なる傍観者その一としてとりあえずミアと一緒にいられればいいらしく、花畑のフィールドでミアと二人ただくつろいでいる。そのためか出番は一分にも満たない。 出番終了の直前、幸か不幸か発情したミアに襲われる。 ミア (声:高山みなみ) エルクと共に登場。通りがかった司と見つめ合うが、ミミルに司が引っ張られていってしまい、その後エルクに襲いかかる。 ぴろし(声:小野坂昌也) 企画にいきなり便乗し、ベアをPKした犯人扱いされて失意の中にあったバルムンクと共に温泉街に向かう。その後の成り行きで連れのバルムンクはクリムと大喧嘩を繰り広げ、その喧嘩の原因の一端を担った楚良に対して一騎打ちを挑んだ。 ヘルバ(声:冬馬由美) 企画の仕掛人。ロールプレイを全面的に禁ずるというルールで温泉街という憩いの場を用意するが、ベアがPKされたことにより方針を変更。成り行きで発生した温泉一番乗りを巡る戦いを傍観しつつ、BTをPKして争いの火に油を注ぐ。ベアとオルカが和解した後、温泉に浸かりながら話してるのを聞いて、ベアPKの真相をまとめて自分も温泉に浸かる。BTがPKされた件を疑問に思う司にネタばらしした後、一人満足してログアウトした。 アウラ (声:坂本真綾) 最後に登場。「みんな、みんな、(ピー)ばっかり…」と総括する。 Radio .hack//Radio参照。 ウッチー (声:内山大輔) バンダイうちやまだ。バルムンクの行く先々でエリア閉鎖を告げる。 エミー (声:エンディングのクレジットに記載なし、声から恐らく高山みなみだと思われる) 羽で浮く小さな妖精のようなキャラクター。ウッチーと共に登場。決め台詞は「すみすみ」。 ウイキペディアより抜粋
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