【アニメ】ガン×ソード GUN×SWORD 全26話(高画質)
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第1話 タキシードは風に舞う
第2話 ファニーストリーム
第3話 勇者は再び
第4話 そして、雨は降りゆく
第5話 ツインズ・ガード
第6話 ハートに火をつけて
第7話 復讐するは我にあり
第8話 その絆に用がある
第9話 カルメン故郷に帰る
第10話 海よ サンキュー
第11話 さよならのありか
第12話 帰らざる日々…
第13話 夢の途中
第14話 スウィフト・ブラウニー 第15話 ネオ・オリジナル 第16話 輝くは電流火花 第17話 座標Xを追え 第18話 祈るはサウダーデ 第19話 素懐の果て 第20話 ワンダフル・ユニバース 第21話 空に願いを 地には平和を 第22話 誰がために 第23話 みんなのうた 第24話 夢の終わり 第25話 バカがヨロイでやってくる 第26話 タキシードは明日に舞う
![]() | ガンXソード フルアクションMAX ダン・オブ・サーズデイ (ノンスケール塗装済みアクションフィギュア) (2007/01/31) Max Factory この商品の詳細を見る |
第14話 スウィフト・ブラウニー 第15話 ネオ・オリジナル 第16話 輝くは電流火花 第17話 座標Xを追え 第18話 祈るはサウダーデ 第19話 素懐の果て 第20話 ワンダフル・ユニバース 第21話 空に願いを 地には平和を 第22話 誰がために 第23話 みんなのうた 第24話 夢の終わり 第25話 バカがヨロイでやってくる 第26話 タキシードは明日に舞う
『ガン×ソード』(GUN×SWORD ガンソード)は、2005年7月4日から12月26日までテレビ東京で放送された日本のロボットアニメ作品。全26話。
2006年10月3日からテレビ愛知でも放送開始、2007年1月からはインターネットによる無料動画配信サービス・GyaOでも1月14日より配信開始。他、CS放送局・AT-Xでも2005年8月より数回放送された。
作品概要
キャッチコピーは「痛快娯楽復讐劇」。丁寧な作画や白熱する展開、声優の熱演には定評がある。
秋田書店発行の漫画誌「週刊少年チャンピオン」で、本作の漫画版(脚本:兵頭一歩・作画:ひのき一志)が短期集中連載された(全8話、全1巻)。谷口悟朗監督が関わった『スクライド』『舞-HiME』『舞-乙HiME』と同様に、アニメと漫画とでは設定(特にヴァンの性格、ヨロイ関連など)、物語の展開がまったく異なり、ほぼ別作品と言っても過言ではない。
また、幻冬舎コミックスからも完全描き下ろし単行本として漫画版「ガンソード-another-」(作画:守屋直樹・協力:谷口悟朗・倉田英之・木村貴宏・まさひろ山根)が発売されている。こちらはタイトル通りアニメのアナザーストーリーであり、ほぼ設定も同じである。ヴァン、ウェンディ、カルメン99、カイジ、プリシラの外伝的な話が収録されている。
-------------------------------------------------------------------------------- 注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。 -------------------------------------------------------------------------------- [編集] ストーリー 宇宙の底の惑星、「エンドレス・イリュージョン」は、荒野に夢が、街に暴力が溢れる星である。この惑星にいる流浪人・ヴァンと、少女・ウェンディは、カギ爪の男を追って旅に出る。1人は「絶望」を、1人は「希望」を見つめながら…。 [編集] キャラクター [編集] カギ爪の男を追う者達 カギ爪の男の詳細については別項を参照。以下、特記なき場合“カギ爪”と呼称する。 [編集] ヴァン一行 主人公・ヴァン、及び彼が旅するうちに縁を持ち、行動を共にする事になった者達。ヴァンは本当は独りでカギ爪を追いたいのだが、物語初期を除き彼らを明確に拒絶しようとしなかった。そのため、いつしかグループの様相を為すようになった。彼らは固い結束や信念で結ばれた訳ではなく、また、カギ爪を追うその理由も様々だが、ヴァンの持つ不思議な魅力に引き寄せられたという点では一致している。別名“ヴァンと愉快な仲間たち”。 ヴァン(声:星野貴紀) 数々の通り名を持つ、流浪の男。一部の者からは“欠員(または欠番)メンバー”とも呼ばれている。自分の花嫁であった最愛の女性・エレナを結婚式の教会において自身の目の前で殺した「カギ爪」への復讐を誓って旅をしている。だが、普段はそんな態度を見せる事はなく、長身痩躯の体を猫背に構え、いつも眠たそうにボーッとした顔付きをした、だらしのない風情。見た目は20代前半〜後半くらいだが、行動はほとんど“中年のオッサン”である。 決して脱ぐことのないテンガロンハットを被り、黒いタキシード(復讐心を忘れないために、喪服の意味を込めていると思われる)に身を包んだその姿はガンマンを髣髴とさせる。腰に構えた銃のような武器は、実は蛮刀。刀身は伸縮自在、時に布のようにしなやかに、時に鋼よりも硬く、鋭く振るう事ができる。この剣を自在に操る彼は生身でも充分強いが、いざという時はこの刀で虚空をVの字に斬り(その際テンガロンハットの片側にある輪に指を通し反対側に回す)、最強との呼び名も高い蛮刀の形をしたヨロイ「ダン・オブ・サーズデイ」を呼び寄せ、気合一閃の下に敵のヨロイを斬り捨てる。 天涯孤独の身であり、親がどこの誰なのかも分からず、子供の頃から飢えた獣のように扱われて生きてきた。そのため、世間の常識を学習する機会を得られずに育ち、数々の奇行をあちこちで繰り広げる。主な例として以下が挙げられる。 極端に甘いあるいは極端に辛いものでないと満足できないという、極端な味覚嗜好を持つ。食事の際には料理に合う合わないなどお構いなしにありったけの調味料を大量に掛けて食べ、感歎の声を上げる。これは、体を改造された際の弊害なのかもしれない。 エレナ以外の女性に興味がないため、プリシラ等の一部の例外を除き女性の名前をなかなか覚えない。 粗暴な言動を常とするが、たまに敬語を変なタイミングで混ぜて使う。 前述の通り、様々な通り名を持っているが、本人は一番新しく呼ばれた(一つ前の話で呼ばれた)通り名で名乗っている。また、第8話では、一つ前の話で新しい通り名が生まれなかったので、もう一つ前の話に当たる第6話で呼ばれた「いい人ヴァン」を自分で改変し、「ヴァン・ザ・ナイスガイ」と名乗っていた。 本人の談によると「童貞」であり、エレナ以外の誰にも「純潔」を捧げる気はないらしい。旅の最中、ふとした偶然からウエンディを救い、図らずも彼女と旅をする事になる。 実は亀が苦手である。 ウェンディ・ギャレット(声:桑島法子) ヴァンと共に旅をする少女。13歳。こちらも「カギ爪」を追っているが、目的は誘拐された兄ミハエルを探すためである。叔父に引き取られ、その死後からずっと兄と二人で生活していたため、兄妹の絆は深い。後にカギ爪の思想に染まってしまったミハエルに再会し絶望するが、それを乗り越えて、何が正しくて何が悪いのかを自らの目で確かめるために旅を続ける。「兄の大切なもの」だった背中の銃は、ミハエルとの再会後は「自分の物」として捉えることができるようになり、以後、この銃は兄の思惑を離れて自分の考えで前へ進むというウェンディの意志を表すシンボルとなった。 カルメン99(声:井上喜久子) 本名はカルール・メンドゥーサ。23歳。ヴァンとウェンディの前に現れる謎の女。彼女にも目的があるらしく、「タンダー」と呼ばれるホバースクーターを使用し、多々な情報収集を行っている。仕事柄、危険に巻き込まれる事もあるが、4枚の刃が出るヨーヨー状の武器で応戦する。金には強い執着があり、金目と思われるものは持ち帰り、それらの鑑定や解析を依頼する際にも、その依頼料を強引に値切る。通り名の末尾の99については99cmのバストを持つことと、99の謎を持つことなどから。ただし、ドラマCDによると、秘密の内容は被っていたり新しい秘密を入れるために空欄にしてあるものも存在するため、厳密には99個ではない。ちなみに、第一の秘密は好きな人の名前(おそらくヴァン)である。情報屋を志す以前に一時ダイナーでウェイトレスをしていた経験から、コーヒーを淹れるのは巧いらしい。本名に対して少々のコンプレックスを感じていて、「カルールさん」と呼ばれる度「カルメン99」と釘を刺す。ヴァンに好意を抱いているが、エレナの件を知っているせいか、想いを表現することは殆どない。 ジョシュア・ラングレン(声:野田順子) レイの弟で、唯一の肉親。兄を追って旅に出て、ヴァン達と行動を共にする。ヴァンを友達と思っていて、当のヴァンは鬱陶しく思っているが(実際に怪我をして入院した時に、ヴァンは病院へ置き去りにしようとしていた)、それに気付いていない。かなりの世間知らずで、ウェンディを探して女子トイレに入って行ったり、シャワーを浴びているプリシラにカーテンを開けて話しかけたりする場面も。レイの妻・シノが手掛けていたヨロイ『ヴォルケイン』の開発に兄と共に携わっており、幼少時から既にヨロイ研究室に出入りしていたらしく、ヨロイに関する知識が豊富である。また掃除が得意なため、「ピカピカジョッシュ」の異名を持つ。すべてが終わった後はユキコの協力を得てヴォルケインのサルベージに従事する。 プリシラ(声:千葉紗子) ピンクのネコのようなフォルムを持つヨロイ「ブラウニー」を駆る、ヨロイ乗りの少女。物語の中盤から登場。ヴァンが名前をすぐ覚えた珍しい女性である(ライバルという形でヴァンが興味を持ったからであろうか)。ヨロイバトルのための街・デュエルパークの大会決勝で戦ったヴァンと初めて出会い、気持ちいいバトルができた事からヴァンに興味を持つ。彼が去った後も気にかけていたが、その様子を見かねた子供達[1]の後押しもあり、ヴァンを追いかける。ブラウニーにはパイロットの動作をトレースするシステムが搭載されており、プリシラは彼女自身の高度な身体能力を生かし、コックピットで実際に体を動かして操縦する。華麗かつ俊敏な機動性を誇る反面、若干他のヨロイよりもパワーにおいては劣るようだが、劇中ではオリジナル7用ヨロイに匹敵する戦闘能力を見せており、完全にウィークポイントを克服しているようだ。 ユキコ・スティーブンス(声:雪野五月) メキシコ風の街・グローリアの酒場「ピンク・アミーゴ」を一人で切り盛りする、可憐で器量の良い看板娘。両親を早くに亡くし、祖母・チヅルによって育てられ、祖母亡き後店を受け継ぐ。かつて祖母の仲間であり、店で何かと騒ぎを起こす近所の老人4人組に多少困りながらも、嫌な顔ひとつせずに対応する。後にヴァンに加勢すると息巻く御老人達を放っておけず、また、一度くらいは外の世界を見てみたいと思い、一行に加わる。基本的に平和を愛する普通の女性だが、時に祖母譲りの勇気を振るい、カギ爪の集団に立ち向かう姿も見せる。 ネロ(声:佐藤正治) ホセ(声:清川元夢) バリヨ(声:宝亀克寿) カルロス(声:田口昂) 5身合体タイプのヨロイ「エルドラV( - ファイブ)」を駆ったかつての勇者達で、今は亡きチヅルと共に「ザウルス帝国」と呼ばれる敵と戦って勝利を収め、この世界に平和を取り戻した…という伝説を毎日「ピンク・アミーゴ」で客に強引に聞かせて回る、年の割に少し元気が有り余り気味な老人4人組。ただし、カルロスは一日の大半を寝て過ごしている。第25話の「正義に生きてはや60年」というセリフから、全員60歳前後と推測される。熱血漢、冷静な皮肉屋、大男、小柄、チヅルという名前の女性、といった5人組の特徴は、「超電磁ロボ コン・バトラーV」のバトルチームを彷彿させる。 グローリアの街で騒動が起こった際、たまたま立ち寄ったヴァンが気まぐれで彼らを助けた事からヴァンを“勇者の後継者”と勝手に思い込む。後にカギ爪の集団を悪の組織とみなし、勇者の名においてこれを倒すため、ヴァン一行の元へ押しかけ参戦する。この際、チヅルが欠けているためフルパワーが出せず二足歩行もできなかったエルドラVに、騒動の主である科学者・ブッチが合体機構の排除による軽量化等各種改造を施し、新たなる勇者ヨロイ「エルドラソウル」として生まれ変わらせた。 一行に合流後も、昼間から酒を酌み交わしやや呆れさせるも、最終局面では正義の魂を熱く燃え上がらせ、カギ爪の集団に立ち向かう。その姿は、紛れもなく“勇者”と呼ぶに相応しいものだった。 ブッチ(声:岩田光央) グローリアの街に住む、マッドサイエンティストな青年科学者。家に閉じ篭り怪しげな研究や発明をしていた為、何となく村人達から避けられていて、その状況に耐えられなかったのか、自らヨロイ(バッドローズ)を製作し、自分を除者にした(と本人は思っている)村を破壊しようとしたが、エルドラVによりヨロイを破壊され、ネロ達に叱られた事で反省、以後ネロ達に協力する事になる。フルパワーが出せず二足歩行もできなかったエルドラVをエルドラソウルに強化改造するなど、技術者として高い能力を持っている。 合体機構を排除された事が不満なネロが反対した為、中々ヴァン一行へ呼ばれなかったが、負傷し危険な状態になったヴァンを助ける為、ネロも渋々了承した事で一行に合流、自分の技術を活かし作業の手助けを行う。 [編集] ヴァン達とは別行動で追う者 レイ・ラングレン(声:櫻井孝宏) 武士のような身なりで、腰に刀の形をした銃を携える精悍な顔つきの青年。彼もヴァン同様、妻・シノを殺した「カギ爪」を追う復讐者である。物であれ、人であれ、復讐の障害になるすべてのものを無表情で排除するクールな男であるが、実の弟であるジョシュアを気遣う弟思いの一面も見せる。ジョシュアによれば、昔はもの静かで優しい性格であり(エンディングの1シーンで、そんな頃の彼とジョシュアの過去が描かれている)、復讐のために過去の自分を捨て、修羅となった経緯が窺い知れる。妻が設計を担当した形見と言うべきヨロイ「ヴォルケイン」の特性を活かして、普段は地中を移動・追跡しているが、カギ爪に関する情報では一歩先を行くヴァン達の足取りも利用している。ちなみに、彼がヴァン達を追尾出来るのは対ドラッへ戦で渡した『通信機』の信号を利用しているため。同じ仇を持つヴァンとは敵対関係にあり、当初はどちらが先にカギ爪を殺すかで口論し、何度も刀と銃を交えた。最終的には彼の行動が物語の重要な鍵を握る事になる。第24話エンディングは彼に合わせた特別版となっている。 [編集] カギ爪の男の集団 ファサリナ曰く「別に世界を征服する等の目的はないので組織としての名前はない」。なお、本項では便宜上“組織”と呼称する。 カギ爪の男(声:堀内賢雄) “組織”のリーダーである老齢の男。本名はクー・クライング・クルー(SECRET FILE等の初期設定ではクライング・クライ・クルー)、ウィリアム・ウィル・ウーの父親でもある。 右腕に着脱可能なカギ爪の義手を装着している。地球では総合総庁という、地球(マザー)の政治を管理する仕事に就いていた。しかし、細菌兵器の誤使用によって巻き起こされた“永遠の春休み”[2]により、惑星エンドレス・イリュージョン(“E.I.”)に向けて脱出。途中月の観測チームと合流するも、権力争いの末多くの仲間を殺し人間に絶望する(その際に右手を失った模様)。しかし、わずかな希望を持って惑星E.I.に降り立ち、さらなる絶望にあいながらも、E.I.での初めての友である医者の手により百年単位の延命治療を受け、自らの夢を果たそうとする。 性格は一見温厚で柔和、子供に語りかけるかのような優しい口調で喋る。気に入った人物に“「夢」はあるのか”と問いかけ、“自分と一緒に夢を見ないか”と組織に誘うのが彼の定番のパターンである。喜怒哀楽の怒の感情が何らかの理由で欠けているようで、劇中では怒りの感情を表す事はない(怒りとも取れる感情を全身から発する描写はある)。だが、自分の意思に逆らう者を殺意もないのにうっかり(本人としては逆らうものを許す慈愛の表現として強く抱きしめたら力が入りすぎて)殺してしまったり、殺した数々の人々へ謝罪するどころか「彼らは自分の心の中で生き続けている」などと、比喩や挑発ではなく本気で思い込んでいる等、常軌を逸した行動・思考を劇中で多数披露しており、どこか思考回路が狂ってしまっている人物と言えなくもない。 余命いくばくもないため(寿命・死病など諸説あり)、死ぬ前に人類すべてが自分と同様に争う感情を捨て去り、穏やかに生きる世界を作る事を夢としており、その実現のために「幸せの時」と称する計画[3]実行の準備をする“組織”を作り上げ、その中核メンバーである新生オリジナル7と共に世界各地を巡っている。 ヴァンが自分に突きつける一途な復讐の感情を“馬鹿”と認識し、その“馬鹿”をとても喜び、最終的にはヴァンを「馬鹿代表」と見なし、自分の計画に必要不可欠な人物と言うまでに至った。 [編集] オリジナル7 惑星E.I.はマザーの流刑惑星として開拓された歴史[4]があり、凶悪な犯罪者を監視し、必要ならば処罰する圧倒的な“力”の存在―監視者―が必要不可欠であった。オリジナル7は本来、その監視者としての役目を担う集団である。しかし、世代を重ねるにつれ、その強大な力を私利私欲のために使うものが後を絶たなくなり、オリジナル7は徐々に腐敗していった。 この作品中で語られるオリジナル7は、それら腐敗した旧オリジナル7が一掃された後にカギ爪のもとに集い、カギ爪を同志と仰ぐ者たちである。全員、曜日にちなんだヨロイを持つ。本来名称が示すように7人で構成されるが、欠員メンバーであるヴァンを除き、現在は6名。そのほとんどが電気体質なためヨロイの適応度が高い。ガドヴェド以外はすべてネオ・オリジナルである。 ミハエル・ギャレット(声:保志総一朗) ウェンディの兄。16歳。「カギ爪」に誘拐されたが、彼の思想に共鳴し、いつしか彼を「同志」と呼ぶようになっていた。電気体質なため、新生オリジナル7の中でもっともヨロイとの適合性が高い。若さゆえの素直さと迷いがあり、カギ爪を信じようとする反面、信じ切れない自分の中の矛盾に苦しむ場面も見られる。組織のために尽くすファサリナに対し、信頼と尊敬の念を抱くと同時に、一人の女性としての彼女に対する想いを抱いている(後半に肉体的関係有り)。彼が搭乗する銃剣をモチーフとしたヨロイ「サウダーデ・オブ・サンデイ」はオリジナル7のヨロイの中でも最強の性能を誇っており、また「幸せの時」実現のためのキーとなる重要な存在である。 ガドヴェド・ガオード(声:岸野一彦) ヴァンの師的存在であり、旧オリジナル7のメンバー唯一の生き残り。斧の形をしたヨロイ「ディアブロ・オブ・マンデイ」を駆る。流浪者であったヴァンにオリジナルメンバーの資質を見出し、様々な事を教える。 エレナとの結婚式に現れたカギ爪に瀕死の重傷を負わされたヴァンの命を救うため、彼を「改造」し、半ば強引にダンの乗り手にしたが、それはヴァンを死なせたくないエレナの望みでもあった。 実はヴァンに会う前からガドヴェドはカギ爪と出会い、彼の思想に共鳴していた。当時、旧オリジナル7のメンバーは腐敗しており、彼はメンバーの改革を目的として旧メンバーとカギ爪をヴァンの婚礼の場に招待し、カギ爪の思想に触れさせようと試みた。だが、カギ爪はエレナに加え、ガドヴェド以外のオリジナルメンバーをも全員殺害。ガドヴェドはこれを神による断罪と感じ、以後はあえてヴァンを放置。自身はカギ爪と共に「幸せの時」を遂行するため、新メンバーを見出す事に専念した。 ファサリナ(声:倉田雅世) カルメンの旧友・ハエッタとコンタクトを取るためにトリノリアに現れた後、ゾネットにて初遭遇した謎の女性。組織に必要な特殊な物資の開発を依頼し、受け取りを行っている。元は娼婦でその体質から辛い日々を送っていたが、カギ爪にその悲惨な境遇から救われる。そのため狂信的とも思えるほどのカギ爪の崇拝者となり、心の奥底まで一緒でありたいという思いが非常に強い。なおその時期には身寄りはいないとされているが、毎年差出人不明の日本人形が送られており大切な宝物としていたが火事ですべて焼けてしまった。好きな物は羽ばたく姿が自由を表している蝶である。自分を信頼し、若さ故の迷いを素直に打ち明けてくるミハエルを大人として導きつつ、一人の男性としての彼に特別な想いを抱いている。三節棍の形をしたヨロイ『ダリア・オブ・ウェンズデイ』を操る。 ウィリアム・ウィル・ウー(声:真殿光昭) どことなく高貴な雰囲気を持つ青年。電気体質の上、興奮するとすぐ鼻血が出る。長く一人で古城に暮らしており、常に母を思い出すか、剣の練習しかしていなかった。それはその戦闘スタイルにも表れており、細身の剣を使いフェンシングで騎士のごとく戦う。 真性のマザコンである彼は、母の愛情を独占するため父を亡き者にしようと剣を取る。しかしその刃は父を庇った最愛の母の身体を貫くこととなった。なお、彼の父親はカギ爪本人であり、その血縁関係からか、自分の血液を提供し続けて、ある種の病に侵された彼を延命させていたようだ。レイピアの形をしたヨロイ「メッツァ・オブ・チューズデイ」を駆る。 カロッサ(声:大本眞基子) メリッサ(声:斎藤千和) 二卵性の双子と思われる兄妹で、好戦的な兄カロッサに対し、妹メリッサは非常に内気で対照的。カロッサはツインバレーで研究されていた技術を搭載した、トンファーの形をしたヨロイ「シン・オブ・フライデイ」、メリッサはシンと対で設計された、チャクラムの形をしたヨロイ「セン・オブ・サタデイ」を操り、双子の利点を生かしたコンビネーション攻撃を行う。共にカギ爪が関与していた実験の被験者であったが、互いに引き離されて生活させられるようになったために脱走。森の中で老狼ロボと共に半年ほど文明から離れて生活していたが、後にカギ爪の説得で研究所に戻った(アニメ版の語られなかったエピソードを描いた小説版『ガンソード―夢見るように眠りたい―』参照)。組織に捨てられて以前のような生活に戻る事を極度に恐れ、そのためにカギ爪の役に立とうと必死になっている。兄カロッサは妹メリッサに対し異常に過保護で、近付く者はカギ爪以外なら容赦なく攻撃を仕掛けたりする。特にミハエルを嫌っているようで、主のカギ爪から重要視され、自分の妹のメリッサにも気に入られている彼に対し、カロッサは敵対意識を顕にしている。 [編集] その他 エレナ(声:金月真美) ヴァンの婚約者であった女性。婚礼の当日にカギ爪によって殺害された。この物語の舞台・惑星E.I.において人類が初めて降り立った場所であるオリジナル・ポイントで、ヨロイの研究をしていた。その時に近くの町に偶然いた、流れ者であるヴァンを操縦者のいないダンのテストパイロットにした。ヴァンに人間らしい感情を芽生えさせた女性だった。 カイジ(声:小野坂昌也) 海をこよなく愛する船乗り。カイジを船長として、海賊のような数人のグループで行動している。潜水艦のようなヨロイ「サンキュー海サイッコー号」に乗る。独特な言い回しやキャラクターはインターネット上で絶大な人気を得た。ヴァンにサイッコー号を壊された後、グレートソファー号[5]で旅をしながら、新しい船を探していた。 カメオ(声:桑島法子) ウェンディのペットのカメ。元はミハエルがペットにしていたが、ある出来事によりウェンディに託された。普段は甲羅に糸を通して、ウェンディの首にぶら下っている。その姿はまるでカメオのようである(名前も“カメ”と“カメオ”を引っ掛けて付けられたと思われる)。物語の最後までウェンディと行動を共にし、時には大活躍を見せた。 ラッキー・ザ・ルーレット(声:津久井教生) 盗賊団「ワイルドバンチ」のリーダー。ラッキーにこだわり、ロシアンルーレットやカードなどで常に自分のラッキーを試している。移動砲台のようなヨロイ「ラッキー・ザ・キャノン」を持つ。「いつも人を正面から撃つ」ことを掟とし「人を背中から撃つ奴にラッキーは訪れない」と公言しているが、ヴァンとの戦いで自らそれを破ってしまう。その結果ラッキーは彼に味方せず、ヴァンに敗れる。カギ爪の依頼でミハエルを誘拐した人物。 バロン・メイヤー(声:屋良有作) ブリッジシティの市長。独立国家建設のため、街に足止めしていた多くの女性を誘拐して子作りに利用しようとした。戦艦のような大型のヨロイ「メタルグルー」を操りヴァンと戦うが敗れる。独特のヒゲ型をしており、それを自在に操ることができる。 ザコタ(声:二又一成) 仲間と供に小型のヨロイで暴れているゴロツキ。ウェンディを襲うがヴァンに撃退される。のちにRWCに雇われ、ヨロイ同士を戦わせるイベント『B-1グランプリ』のファイナリストとして「スーパー200000系ライナーガイン」に乗って再登場する。が、手負いのブラウニーにあっさり敗れた。 エル(声:小林優子) アール(声:勝生真沙子) クラット(声:柳沢栄治) バニー(声:豊口めぐみ) トニー(声:飯塚昭三) ナレーター(声:銀河万丈) 常に物語の冒頭で解説をしてからこの番組は始まる。第26話で新聞記者としてウェンディに取材をしていた。ドラマCDではヴァン丈という男としても登場している。 [編集] ヨロイ一覧 [編集] アニメ 惑星E.I.に存在する機械を「ヨロイ」と呼ぶ。ヨロイの形は部品の規格が統一されていないために形状やサイズ等も様々であり、人や地域によっては武装した車両のことをヨロイと呼んだりもする。しかし、ヨロイという言葉に対する普遍的なイメージは存在するのか、劇中で登場するヨロイはほぼ全てが人型に近いフォルムの巨大ロボである。 [編集] オリジナル7用ヨロイ 惑星E.I.において最も初期に作られた7体のヨロイを指す。一覧は別項参照。ヴァンのヨロイ・ダンもオリジナル7用ヨロイである。オリジナル7本来の目的の遂行のため、彼らの乗る専用ヨロイとその付随システムには通常のヨロイとは一線を隔する数々のオーバーテクノロジーが使用されている。 代表的な特徴としては、以下の点を挙げる事ができる。 ヨロイインターフェイスシステム 操縦者の脳神経に流れる電気信号を感知することで操縦者の思考を読み取り、遅延の極めて少ない機動性が得られる(詳細は“オリジナル”の項参照)他、搭乗者のコンディションや周囲の状況をモニタリングしてコックピットに表示したり、サテライトベース(後述)の制御システムと送受信する機能もあるようだ。操縦者の精神が昂るとコックピット内が光輝き、ヨロイに備わった強大なパワーと電磁シールドを発現することが可能となる。 G-ER流体制御システム 詳細調査中。主に駆動系に用いられている。専用ヨロイはG-ER流体がないと動くことはできない。そして、これにより形成される強靭で伸縮可能な筋肉群がオリジナルの直立二足の移動を実現している。オリジナルとレプリカの決定的違いはここにある。後にレプリカである機体もG-ER流体を搭載しての直立二足で駆動を確認。ヨロイの俊敏かつ圧倒的なパワーを支える根源でもあると推察されている。 サテライトベースシステム それぞれのヨロイには惑星E.I.衛星軌道上に一定間隔で設置された人工衛星〈サテライトベース〉が用意されており、普段はそこに収納されている[6]。そして搭乗者が特定の動作[7]をする事でヨロイがベースより射出される。このシステムにより、オリジナル7は惑星E.I.の何処でもヨロイを召喚する事が可能となる。また、ベースにはヨロイの修復機能が搭載されており、破損箇所はベース内で速やかに自動修復される。よって、オリジナル7専用ヨロイを通常は人の手で整備する必要はない。各ヨロイには専用のベースが設定されている様だが、ヨロイ側からの音声入力によって専用のベースを切り替える事も可能らしい。尚、最終話の時点ではディアブロ・オブ・マンデイ及びダン・オブ・サースデイのベースが破壊されている(そのため、ダンのベースはジョシュアの修理によって別のオリジナル7専用ヨロイの物に変更されている)。 [編集] オリジナル オリジナル7用ヨロイは上記の通り、あらゆるヨロイを凌駕する性能を誇るが、その代償として、搭乗者に身体に神経電気の増幅を目的とした改造手術(ヨロイインターフェイスの移植・各種調整)を施さなければならない。人間の脳神経に流れる電流は微弱であり、未改造状態では操縦者の思考を充分には読み取れず、ヨロイの性能を引き出す事はおろか、まともに作動させることすらできなかったため[8]である。本作ではこの手術を受けた者を“オリジナル”と呼称する。現在のオリジナル7で改造手術を施されている者は先代からのメンバーであるガドヴェド、ヨロイ改良(ネオ・オリジナルの項参照)以前にダンの操縦者になった欠員メンバー・ヴァンの2人のみである。 オリジナルになると身体(ヴァンの場合は胸)に刺青の様な痕跡ができ、この有無で一般人と区別できる。また彼らには定期的に該当するヨロイに乗らなければ生命維持ができないという技術的な制約が課せられている。そのため、ヨロイに一定期間(最長で1週間程度)搭乗しなかったり、ヨロイやサテライトベースが破壊されたりすると、生命維持機能が失われ、乗り手には死が待っている。その代わり、この制約を守っている間は限りなく「不死身に近い身体」を得られるようである。 武装は基本として各々の模す格闘専用の武器と、電磁シールドのみであったが、カギ爪の組織が改造を施した機体には火器が追加されている。 [編集] ネオ・オリジナル 現在のオリジナル7用ヨロイはカギ爪が各地から集めたヨロイ研究者・技術者たち“組織”によって追加武装[9]を含め数々の改良が施されている。カギ爪によって失われたオリジナル7のメンバー[10]を補填する際、未改造者でも専用ヨロイに搭乗できる技術の開発が急ぎ求められた[11]ためである。その結果、組織は遂に通常人の微量な神経電気でも乗り手の思考を感知でき、改造手術を不要にする技術を完成させた。 これにより、ファサリナのような女性、果てはカロッサやメリッサといった子供でさえも、機体への適性の良し悪しのみで専用ヨロイに搭乗が可能となった。未改造のオリジナル7メンバーは改造済メンバーとの区別のため“ネオ・オリジナル”と呼ばれている。技術の進歩が「人間をヨロイに合わせる」反倫理的な方法を「ヨロイを人間に合わせる」汎用的な方式へ変化させた例である。 ウイキペディアより抜粋
2006年10月3日からテレビ愛知でも放送開始、2007年1月からはインターネットによる無料動画配信サービス・GyaOでも1月14日より配信開始。他、CS放送局・AT-Xでも2005年8月より数回放送された。
作品概要
キャッチコピーは「痛快娯楽復讐劇」。丁寧な作画や白熱する展開、声優の熱演には定評がある。
秋田書店発行の漫画誌「週刊少年チャンピオン」で、本作の漫画版(脚本:兵頭一歩・作画:ひのき一志)が短期集中連載された(全8話、全1巻)。谷口悟朗監督が関わった『スクライド』『舞-HiME』『舞-乙HiME』と同様に、アニメと漫画とでは設定(特にヴァンの性格、ヨロイ関連など)、物語の展開がまったく異なり、ほぼ別作品と言っても過言ではない。
また、幻冬舎コミックスからも完全描き下ろし単行本として漫画版「ガンソード-another-」(作画:守屋直樹・協力:谷口悟朗・倉田英之・木村貴宏・まさひろ山根)が発売されている。こちらはタイトル通りアニメのアナザーストーリーであり、ほぼ設定も同じである。ヴァン、ウェンディ、カルメン99、カイジ、プリシラの外伝的な話が収録されている。
-------------------------------------------------------------------------------- 注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。 -------------------------------------------------------------------------------- [編集] ストーリー 宇宙の底の惑星、「エンドレス・イリュージョン」は、荒野に夢が、街に暴力が溢れる星である。この惑星にいる流浪人・ヴァンと、少女・ウェンディは、カギ爪の男を追って旅に出る。1人は「絶望」を、1人は「希望」を見つめながら…。 [編集] キャラクター [編集] カギ爪の男を追う者達 カギ爪の男の詳細については別項を参照。以下、特記なき場合“カギ爪”と呼称する。 [編集] ヴァン一行 主人公・ヴァン、及び彼が旅するうちに縁を持ち、行動を共にする事になった者達。ヴァンは本当は独りでカギ爪を追いたいのだが、物語初期を除き彼らを明確に拒絶しようとしなかった。そのため、いつしかグループの様相を為すようになった。彼らは固い結束や信念で結ばれた訳ではなく、また、カギ爪を追うその理由も様々だが、ヴァンの持つ不思議な魅力に引き寄せられたという点では一致している。別名“ヴァンと愉快な仲間たち”。 ヴァン(声:星野貴紀) 数々の通り名を持つ、流浪の男。一部の者からは“欠員(または欠番)メンバー”とも呼ばれている。自分の花嫁であった最愛の女性・エレナを結婚式の教会において自身の目の前で殺した「カギ爪」への復讐を誓って旅をしている。だが、普段はそんな態度を見せる事はなく、長身痩躯の体を猫背に構え、いつも眠たそうにボーッとした顔付きをした、だらしのない風情。見た目は20代前半〜後半くらいだが、行動はほとんど“中年のオッサン”である。 決して脱ぐことのないテンガロンハットを被り、黒いタキシード(復讐心を忘れないために、喪服の意味を込めていると思われる)に身を包んだその姿はガンマンを髣髴とさせる。腰に構えた銃のような武器は、実は蛮刀。刀身は伸縮自在、時に布のようにしなやかに、時に鋼よりも硬く、鋭く振るう事ができる。この剣を自在に操る彼は生身でも充分強いが、いざという時はこの刀で虚空をVの字に斬り(その際テンガロンハットの片側にある輪に指を通し反対側に回す)、最強との呼び名も高い蛮刀の形をしたヨロイ「ダン・オブ・サーズデイ」を呼び寄せ、気合一閃の下に敵のヨロイを斬り捨てる。 天涯孤独の身であり、親がどこの誰なのかも分からず、子供の頃から飢えた獣のように扱われて生きてきた。そのため、世間の常識を学習する機会を得られずに育ち、数々の奇行をあちこちで繰り広げる。主な例として以下が挙げられる。 極端に甘いあるいは極端に辛いものでないと満足できないという、極端な味覚嗜好を持つ。食事の際には料理に合う合わないなどお構いなしにありったけの調味料を大量に掛けて食べ、感歎の声を上げる。これは、体を改造された際の弊害なのかもしれない。 エレナ以外の女性に興味がないため、プリシラ等の一部の例外を除き女性の名前をなかなか覚えない。 粗暴な言動を常とするが、たまに敬語を変なタイミングで混ぜて使う。 前述の通り、様々な通り名を持っているが、本人は一番新しく呼ばれた(一つ前の話で呼ばれた)通り名で名乗っている。また、第8話では、一つ前の話で新しい通り名が生まれなかったので、もう一つ前の話に当たる第6話で呼ばれた「いい人ヴァン」を自分で改変し、「ヴァン・ザ・ナイスガイ」と名乗っていた。 本人の談によると「童貞」であり、エレナ以外の誰にも「純潔」を捧げる気はないらしい。旅の最中、ふとした偶然からウエンディを救い、図らずも彼女と旅をする事になる。 実は亀が苦手である。 ウェンディ・ギャレット(声:桑島法子) ヴァンと共に旅をする少女。13歳。こちらも「カギ爪」を追っているが、目的は誘拐された兄ミハエルを探すためである。叔父に引き取られ、その死後からずっと兄と二人で生活していたため、兄妹の絆は深い。後にカギ爪の思想に染まってしまったミハエルに再会し絶望するが、それを乗り越えて、何が正しくて何が悪いのかを自らの目で確かめるために旅を続ける。「兄の大切なもの」だった背中の銃は、ミハエルとの再会後は「自分の物」として捉えることができるようになり、以後、この銃は兄の思惑を離れて自分の考えで前へ進むというウェンディの意志を表すシンボルとなった。 カルメン99(声:井上喜久子) 本名はカルール・メンドゥーサ。23歳。ヴァンとウェンディの前に現れる謎の女。彼女にも目的があるらしく、「タンダー」と呼ばれるホバースクーターを使用し、多々な情報収集を行っている。仕事柄、危険に巻き込まれる事もあるが、4枚の刃が出るヨーヨー状の武器で応戦する。金には強い執着があり、金目と思われるものは持ち帰り、それらの鑑定や解析を依頼する際にも、その依頼料を強引に値切る。通り名の末尾の99については99cmのバストを持つことと、99の謎を持つことなどから。ただし、ドラマCDによると、秘密の内容は被っていたり新しい秘密を入れるために空欄にしてあるものも存在するため、厳密には99個ではない。ちなみに、第一の秘密は好きな人の名前(おそらくヴァン)である。情報屋を志す以前に一時ダイナーでウェイトレスをしていた経験から、コーヒーを淹れるのは巧いらしい。本名に対して少々のコンプレックスを感じていて、「カルールさん」と呼ばれる度「カルメン99」と釘を刺す。ヴァンに好意を抱いているが、エレナの件を知っているせいか、想いを表現することは殆どない。 ジョシュア・ラングレン(声:野田順子) レイの弟で、唯一の肉親。兄を追って旅に出て、ヴァン達と行動を共にする。ヴァンを友達と思っていて、当のヴァンは鬱陶しく思っているが(実際に怪我をして入院した時に、ヴァンは病院へ置き去りにしようとしていた)、それに気付いていない。かなりの世間知らずで、ウェンディを探して女子トイレに入って行ったり、シャワーを浴びているプリシラにカーテンを開けて話しかけたりする場面も。レイの妻・シノが手掛けていたヨロイ『ヴォルケイン』の開発に兄と共に携わっており、幼少時から既にヨロイ研究室に出入りしていたらしく、ヨロイに関する知識が豊富である。また掃除が得意なため、「ピカピカジョッシュ」の異名を持つ。すべてが終わった後はユキコの協力を得てヴォルケインのサルベージに従事する。 プリシラ(声:千葉紗子) ピンクのネコのようなフォルムを持つヨロイ「ブラウニー」を駆る、ヨロイ乗りの少女。物語の中盤から登場。ヴァンが名前をすぐ覚えた珍しい女性である(ライバルという形でヴァンが興味を持ったからであろうか)。ヨロイバトルのための街・デュエルパークの大会決勝で戦ったヴァンと初めて出会い、気持ちいいバトルができた事からヴァンに興味を持つ。彼が去った後も気にかけていたが、その様子を見かねた子供達[1]の後押しもあり、ヴァンを追いかける。ブラウニーにはパイロットの動作をトレースするシステムが搭載されており、プリシラは彼女自身の高度な身体能力を生かし、コックピットで実際に体を動かして操縦する。華麗かつ俊敏な機動性を誇る反面、若干他のヨロイよりもパワーにおいては劣るようだが、劇中ではオリジナル7用ヨロイに匹敵する戦闘能力を見せており、完全にウィークポイントを克服しているようだ。 ユキコ・スティーブンス(声:雪野五月) メキシコ風の街・グローリアの酒場「ピンク・アミーゴ」を一人で切り盛りする、可憐で器量の良い看板娘。両親を早くに亡くし、祖母・チヅルによって育てられ、祖母亡き後店を受け継ぐ。かつて祖母の仲間であり、店で何かと騒ぎを起こす近所の老人4人組に多少困りながらも、嫌な顔ひとつせずに対応する。後にヴァンに加勢すると息巻く御老人達を放っておけず、また、一度くらいは外の世界を見てみたいと思い、一行に加わる。基本的に平和を愛する普通の女性だが、時に祖母譲りの勇気を振るい、カギ爪の集団に立ち向かう姿も見せる。 ネロ(声:佐藤正治) ホセ(声:清川元夢) バリヨ(声:宝亀克寿) カルロス(声:田口昂) 5身合体タイプのヨロイ「エルドラV( - ファイブ)」を駆ったかつての勇者達で、今は亡きチヅルと共に「ザウルス帝国」と呼ばれる敵と戦って勝利を収め、この世界に平和を取り戻した…という伝説を毎日「ピンク・アミーゴ」で客に強引に聞かせて回る、年の割に少し元気が有り余り気味な老人4人組。ただし、カルロスは一日の大半を寝て過ごしている。第25話の「正義に生きてはや60年」というセリフから、全員60歳前後と推測される。熱血漢、冷静な皮肉屋、大男、小柄、チヅルという名前の女性、といった5人組の特徴は、「超電磁ロボ コン・バトラーV」のバトルチームを彷彿させる。 グローリアの街で騒動が起こった際、たまたま立ち寄ったヴァンが気まぐれで彼らを助けた事からヴァンを“勇者の後継者”と勝手に思い込む。後にカギ爪の集団を悪の組織とみなし、勇者の名においてこれを倒すため、ヴァン一行の元へ押しかけ参戦する。この際、チヅルが欠けているためフルパワーが出せず二足歩行もできなかったエルドラVに、騒動の主である科学者・ブッチが合体機構の排除による軽量化等各種改造を施し、新たなる勇者ヨロイ「エルドラソウル」として生まれ変わらせた。 一行に合流後も、昼間から酒を酌み交わしやや呆れさせるも、最終局面では正義の魂を熱く燃え上がらせ、カギ爪の集団に立ち向かう。その姿は、紛れもなく“勇者”と呼ぶに相応しいものだった。 ブッチ(声:岩田光央) グローリアの街に住む、マッドサイエンティストな青年科学者。家に閉じ篭り怪しげな研究や発明をしていた為、何となく村人達から避けられていて、その状況に耐えられなかったのか、自らヨロイ(バッドローズ)を製作し、自分を除者にした(と本人は思っている)村を破壊しようとしたが、エルドラVによりヨロイを破壊され、ネロ達に叱られた事で反省、以後ネロ達に協力する事になる。フルパワーが出せず二足歩行もできなかったエルドラVをエルドラソウルに強化改造するなど、技術者として高い能力を持っている。 合体機構を排除された事が不満なネロが反対した為、中々ヴァン一行へ呼ばれなかったが、負傷し危険な状態になったヴァンを助ける為、ネロも渋々了承した事で一行に合流、自分の技術を活かし作業の手助けを行う。 [編集] ヴァン達とは別行動で追う者 レイ・ラングレン(声:櫻井孝宏) 武士のような身なりで、腰に刀の形をした銃を携える精悍な顔つきの青年。彼もヴァン同様、妻・シノを殺した「カギ爪」を追う復讐者である。物であれ、人であれ、復讐の障害になるすべてのものを無表情で排除するクールな男であるが、実の弟であるジョシュアを気遣う弟思いの一面も見せる。ジョシュアによれば、昔はもの静かで優しい性格であり(エンディングの1シーンで、そんな頃の彼とジョシュアの過去が描かれている)、復讐のために過去の自分を捨て、修羅となった経緯が窺い知れる。妻が設計を担当した形見と言うべきヨロイ「ヴォルケイン」の特性を活かして、普段は地中を移動・追跡しているが、カギ爪に関する情報では一歩先を行くヴァン達の足取りも利用している。ちなみに、彼がヴァン達を追尾出来るのは対ドラッへ戦で渡した『通信機』の信号を利用しているため。同じ仇を持つヴァンとは敵対関係にあり、当初はどちらが先にカギ爪を殺すかで口論し、何度も刀と銃を交えた。最終的には彼の行動が物語の重要な鍵を握る事になる。第24話エンディングは彼に合わせた特別版となっている。 [編集] カギ爪の男の集団 ファサリナ曰く「別に世界を征服する等の目的はないので組織としての名前はない」。なお、本項では便宜上“組織”と呼称する。 カギ爪の男(声:堀内賢雄) “組織”のリーダーである老齢の男。本名はクー・クライング・クルー(SECRET FILE等の初期設定ではクライング・クライ・クルー)、ウィリアム・ウィル・ウーの父親でもある。 右腕に着脱可能なカギ爪の義手を装着している。地球では総合総庁という、地球(マザー)の政治を管理する仕事に就いていた。しかし、細菌兵器の誤使用によって巻き起こされた“永遠の春休み”[2]により、惑星エンドレス・イリュージョン(“E.I.”)に向けて脱出。途中月の観測チームと合流するも、権力争いの末多くの仲間を殺し人間に絶望する(その際に右手を失った模様)。しかし、わずかな希望を持って惑星E.I.に降り立ち、さらなる絶望にあいながらも、E.I.での初めての友である医者の手により百年単位の延命治療を受け、自らの夢を果たそうとする。 性格は一見温厚で柔和、子供に語りかけるかのような優しい口調で喋る。気に入った人物に“「夢」はあるのか”と問いかけ、“自分と一緒に夢を見ないか”と組織に誘うのが彼の定番のパターンである。喜怒哀楽の怒の感情が何らかの理由で欠けているようで、劇中では怒りの感情を表す事はない(怒りとも取れる感情を全身から発する描写はある)。だが、自分の意思に逆らう者を殺意もないのにうっかり(本人としては逆らうものを許す慈愛の表現として強く抱きしめたら力が入りすぎて)殺してしまったり、殺した数々の人々へ謝罪するどころか「彼らは自分の心の中で生き続けている」などと、比喩や挑発ではなく本気で思い込んでいる等、常軌を逸した行動・思考を劇中で多数披露しており、どこか思考回路が狂ってしまっている人物と言えなくもない。 余命いくばくもないため(寿命・死病など諸説あり)、死ぬ前に人類すべてが自分と同様に争う感情を捨て去り、穏やかに生きる世界を作る事を夢としており、その実現のために「幸せの時」と称する計画[3]実行の準備をする“組織”を作り上げ、その中核メンバーである新生オリジナル7と共に世界各地を巡っている。 ヴァンが自分に突きつける一途な復讐の感情を“馬鹿”と認識し、その“馬鹿”をとても喜び、最終的にはヴァンを「馬鹿代表」と見なし、自分の計画に必要不可欠な人物と言うまでに至った。 [編集] オリジナル7 惑星E.I.はマザーの流刑惑星として開拓された歴史[4]があり、凶悪な犯罪者を監視し、必要ならば処罰する圧倒的な“力”の存在―監視者―が必要不可欠であった。オリジナル7は本来、その監視者としての役目を担う集団である。しかし、世代を重ねるにつれ、その強大な力を私利私欲のために使うものが後を絶たなくなり、オリジナル7は徐々に腐敗していった。 この作品中で語られるオリジナル7は、それら腐敗した旧オリジナル7が一掃された後にカギ爪のもとに集い、カギ爪を同志と仰ぐ者たちである。全員、曜日にちなんだヨロイを持つ。本来名称が示すように7人で構成されるが、欠員メンバーであるヴァンを除き、現在は6名。そのほとんどが電気体質なためヨロイの適応度が高い。ガドヴェド以外はすべてネオ・オリジナルである。 ミハエル・ギャレット(声:保志総一朗) ウェンディの兄。16歳。「カギ爪」に誘拐されたが、彼の思想に共鳴し、いつしか彼を「同志」と呼ぶようになっていた。電気体質なため、新生オリジナル7の中でもっともヨロイとの適合性が高い。若さゆえの素直さと迷いがあり、カギ爪を信じようとする反面、信じ切れない自分の中の矛盾に苦しむ場面も見られる。組織のために尽くすファサリナに対し、信頼と尊敬の念を抱くと同時に、一人の女性としての彼女に対する想いを抱いている(後半に肉体的関係有り)。彼が搭乗する銃剣をモチーフとしたヨロイ「サウダーデ・オブ・サンデイ」はオリジナル7のヨロイの中でも最強の性能を誇っており、また「幸せの時」実現のためのキーとなる重要な存在である。 ガドヴェド・ガオード(声:岸野一彦) ヴァンの師的存在であり、旧オリジナル7のメンバー唯一の生き残り。斧の形をしたヨロイ「ディアブロ・オブ・マンデイ」を駆る。流浪者であったヴァンにオリジナルメンバーの資質を見出し、様々な事を教える。 エレナとの結婚式に現れたカギ爪に瀕死の重傷を負わされたヴァンの命を救うため、彼を「改造」し、半ば強引にダンの乗り手にしたが、それはヴァンを死なせたくないエレナの望みでもあった。 実はヴァンに会う前からガドヴェドはカギ爪と出会い、彼の思想に共鳴していた。当時、旧オリジナル7のメンバーは腐敗しており、彼はメンバーの改革を目的として旧メンバーとカギ爪をヴァンの婚礼の場に招待し、カギ爪の思想に触れさせようと試みた。だが、カギ爪はエレナに加え、ガドヴェド以外のオリジナルメンバーをも全員殺害。ガドヴェドはこれを神による断罪と感じ、以後はあえてヴァンを放置。自身はカギ爪と共に「幸せの時」を遂行するため、新メンバーを見出す事に専念した。 ファサリナ(声:倉田雅世) カルメンの旧友・ハエッタとコンタクトを取るためにトリノリアに現れた後、ゾネットにて初遭遇した謎の女性。組織に必要な特殊な物資の開発を依頼し、受け取りを行っている。元は娼婦でその体質から辛い日々を送っていたが、カギ爪にその悲惨な境遇から救われる。そのため狂信的とも思えるほどのカギ爪の崇拝者となり、心の奥底まで一緒でありたいという思いが非常に強い。なおその時期には身寄りはいないとされているが、毎年差出人不明の日本人形が送られており大切な宝物としていたが火事ですべて焼けてしまった。好きな物は羽ばたく姿が自由を表している蝶である。自分を信頼し、若さ故の迷いを素直に打ち明けてくるミハエルを大人として導きつつ、一人の男性としての彼に特別な想いを抱いている。三節棍の形をしたヨロイ『ダリア・オブ・ウェンズデイ』を操る。 ウィリアム・ウィル・ウー(声:真殿光昭) どことなく高貴な雰囲気を持つ青年。電気体質の上、興奮するとすぐ鼻血が出る。長く一人で古城に暮らしており、常に母を思い出すか、剣の練習しかしていなかった。それはその戦闘スタイルにも表れており、細身の剣を使いフェンシングで騎士のごとく戦う。 真性のマザコンである彼は、母の愛情を独占するため父を亡き者にしようと剣を取る。しかしその刃は父を庇った最愛の母の身体を貫くこととなった。なお、彼の父親はカギ爪本人であり、その血縁関係からか、自分の血液を提供し続けて、ある種の病に侵された彼を延命させていたようだ。レイピアの形をしたヨロイ「メッツァ・オブ・チューズデイ」を駆る。 カロッサ(声:大本眞基子) メリッサ(声:斎藤千和) 二卵性の双子と思われる兄妹で、好戦的な兄カロッサに対し、妹メリッサは非常に内気で対照的。カロッサはツインバレーで研究されていた技術を搭載した、トンファーの形をしたヨロイ「シン・オブ・フライデイ」、メリッサはシンと対で設計された、チャクラムの形をしたヨロイ「セン・オブ・サタデイ」を操り、双子の利点を生かしたコンビネーション攻撃を行う。共にカギ爪が関与していた実験の被験者であったが、互いに引き離されて生活させられるようになったために脱走。森の中で老狼ロボと共に半年ほど文明から離れて生活していたが、後にカギ爪の説得で研究所に戻った(アニメ版の語られなかったエピソードを描いた小説版『ガンソード―夢見るように眠りたい―』参照)。組織に捨てられて以前のような生活に戻る事を極度に恐れ、そのためにカギ爪の役に立とうと必死になっている。兄カロッサは妹メリッサに対し異常に過保護で、近付く者はカギ爪以外なら容赦なく攻撃を仕掛けたりする。特にミハエルを嫌っているようで、主のカギ爪から重要視され、自分の妹のメリッサにも気に入られている彼に対し、カロッサは敵対意識を顕にしている。 [編集] その他 エレナ(声:金月真美) ヴァンの婚約者であった女性。婚礼の当日にカギ爪によって殺害された。この物語の舞台・惑星E.I.において人類が初めて降り立った場所であるオリジナル・ポイントで、ヨロイの研究をしていた。その時に近くの町に偶然いた、流れ者であるヴァンを操縦者のいないダンのテストパイロットにした。ヴァンに人間らしい感情を芽生えさせた女性だった。 カイジ(声:小野坂昌也) 海をこよなく愛する船乗り。カイジを船長として、海賊のような数人のグループで行動している。潜水艦のようなヨロイ「サンキュー海サイッコー号」に乗る。独特な言い回しやキャラクターはインターネット上で絶大な人気を得た。ヴァンにサイッコー号を壊された後、グレートソファー号[5]で旅をしながら、新しい船を探していた。 カメオ(声:桑島法子) ウェンディのペットのカメ。元はミハエルがペットにしていたが、ある出来事によりウェンディに託された。普段は甲羅に糸を通して、ウェンディの首にぶら下っている。その姿はまるでカメオのようである(名前も“カメ”と“カメオ”を引っ掛けて付けられたと思われる)。物語の最後までウェンディと行動を共にし、時には大活躍を見せた。 ラッキー・ザ・ルーレット(声:津久井教生) 盗賊団「ワイルドバンチ」のリーダー。ラッキーにこだわり、ロシアンルーレットやカードなどで常に自分のラッキーを試している。移動砲台のようなヨロイ「ラッキー・ザ・キャノン」を持つ。「いつも人を正面から撃つ」ことを掟とし「人を背中から撃つ奴にラッキーは訪れない」と公言しているが、ヴァンとの戦いで自らそれを破ってしまう。その結果ラッキーは彼に味方せず、ヴァンに敗れる。カギ爪の依頼でミハエルを誘拐した人物。 バロン・メイヤー(声:屋良有作) ブリッジシティの市長。独立国家建設のため、街に足止めしていた多くの女性を誘拐して子作りに利用しようとした。戦艦のような大型のヨロイ「メタルグルー」を操りヴァンと戦うが敗れる。独特のヒゲ型をしており、それを自在に操ることができる。 ザコタ(声:二又一成) 仲間と供に小型のヨロイで暴れているゴロツキ。ウェンディを襲うがヴァンに撃退される。のちにRWCに雇われ、ヨロイ同士を戦わせるイベント『B-1グランプリ』のファイナリストとして「スーパー200000系ライナーガイン」に乗って再登場する。が、手負いのブラウニーにあっさり敗れた。 エル(声:小林優子) アール(声:勝生真沙子) クラット(声:柳沢栄治) バニー(声:豊口めぐみ) トニー(声:飯塚昭三) ナレーター(声:銀河万丈) 常に物語の冒頭で解説をしてからこの番組は始まる。第26話で新聞記者としてウェンディに取材をしていた。ドラマCDではヴァン丈という男としても登場している。 [編集] ヨロイ一覧 [編集] アニメ 惑星E.I.に存在する機械を「ヨロイ」と呼ぶ。ヨロイの形は部品の規格が統一されていないために形状やサイズ等も様々であり、人や地域によっては武装した車両のことをヨロイと呼んだりもする。しかし、ヨロイという言葉に対する普遍的なイメージは存在するのか、劇中で登場するヨロイはほぼ全てが人型に近いフォルムの巨大ロボである。 [編集] オリジナル7用ヨロイ 惑星E.I.において最も初期に作られた7体のヨロイを指す。一覧は別項参照。ヴァンのヨロイ・ダンもオリジナル7用ヨロイである。オリジナル7本来の目的の遂行のため、彼らの乗る専用ヨロイとその付随システムには通常のヨロイとは一線を隔する数々のオーバーテクノロジーが使用されている。 代表的な特徴としては、以下の点を挙げる事ができる。 ヨロイインターフェイスシステム 操縦者の脳神経に流れる電気信号を感知することで操縦者の思考を読み取り、遅延の極めて少ない機動性が得られる(詳細は“オリジナル”の項参照)他、搭乗者のコンディションや周囲の状況をモニタリングしてコックピットに表示したり、サテライトベース(後述)の制御システムと送受信する機能もあるようだ。操縦者の精神が昂るとコックピット内が光輝き、ヨロイに備わった強大なパワーと電磁シールドを発現することが可能となる。 G-ER流体制御システム 詳細調査中。主に駆動系に用いられている。専用ヨロイはG-ER流体がないと動くことはできない。そして、これにより形成される強靭で伸縮可能な筋肉群がオリジナルの直立二足の移動を実現している。オリジナルとレプリカの決定的違いはここにある。後にレプリカである機体もG-ER流体を搭載しての直立二足で駆動を確認。ヨロイの俊敏かつ圧倒的なパワーを支える根源でもあると推察されている。 サテライトベースシステム それぞれのヨロイには惑星E.I.衛星軌道上に一定間隔で設置された人工衛星〈サテライトベース〉が用意されており、普段はそこに収納されている[6]。そして搭乗者が特定の動作[7]をする事でヨロイがベースより射出される。このシステムにより、オリジナル7は惑星E.I.の何処でもヨロイを召喚する事が可能となる。また、ベースにはヨロイの修復機能が搭載されており、破損箇所はベース内で速やかに自動修復される。よって、オリジナル7専用ヨロイを通常は人の手で整備する必要はない。各ヨロイには専用のベースが設定されている様だが、ヨロイ側からの音声入力によって専用のベースを切り替える事も可能らしい。尚、最終話の時点ではディアブロ・オブ・マンデイ及びダン・オブ・サースデイのベースが破壊されている(そのため、ダンのベースはジョシュアの修理によって別のオリジナル7専用ヨロイの物に変更されている)。 [編集] オリジナル オリジナル7用ヨロイは上記の通り、あらゆるヨロイを凌駕する性能を誇るが、その代償として、搭乗者に身体に神経電気の増幅を目的とした改造手術(ヨロイインターフェイスの移植・各種調整)を施さなければならない。人間の脳神経に流れる電流は微弱であり、未改造状態では操縦者の思考を充分には読み取れず、ヨロイの性能を引き出す事はおろか、まともに作動させることすらできなかったため[8]である。本作ではこの手術を受けた者を“オリジナル”と呼称する。現在のオリジナル7で改造手術を施されている者は先代からのメンバーであるガドヴェド、ヨロイ改良(ネオ・オリジナルの項参照)以前にダンの操縦者になった欠員メンバー・ヴァンの2人のみである。 オリジナルになると身体(ヴァンの場合は胸)に刺青の様な痕跡ができ、この有無で一般人と区別できる。また彼らには定期的に該当するヨロイに乗らなければ生命維持ができないという技術的な制約が課せられている。そのため、ヨロイに一定期間(最長で1週間程度)搭乗しなかったり、ヨロイやサテライトベースが破壊されたりすると、生命維持機能が失われ、乗り手には死が待っている。その代わり、この制約を守っている間は限りなく「不死身に近い身体」を得られるようである。 武装は基本として各々の模す格闘専用の武器と、電磁シールドのみであったが、カギ爪の組織が改造を施した機体には火器が追加されている。 [編集] ネオ・オリジナル 現在のオリジナル7用ヨロイはカギ爪が各地から集めたヨロイ研究者・技術者たち“組織”によって追加武装[9]を含め数々の改良が施されている。カギ爪によって失われたオリジナル7のメンバー[10]を補填する際、未改造者でも専用ヨロイに搭乗できる技術の開発が急ぎ求められた[11]ためである。その結果、組織は遂に通常人の微量な神経電気でも乗り手の思考を感知でき、改造手術を不要にする技術を完成させた。 これにより、ファサリナのような女性、果てはカロッサやメリッサといった子供でさえも、機体への適性の良し悪しのみで専用ヨロイに搭乗が可能となった。未改造のオリジナル7メンバーは改造済メンバーとの区別のため“ネオ・オリジナル”と呼ばれている。技術の進歩が「人間をヨロイに合わせる」反倫理的な方法を「ヨロイを人間に合わせる」汎用的な方式へ変化させた例である。 ウイキペディアより抜粋
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