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【アニメ】機動戦士ガンダム (ファースト)Mobile Suit Gundam

第1話 ガンダム大地に立つ!! 第2話 ガンダム破壊命令 第3話 敵の補給艦を叩け 第4話 ルナツー脱出作戦 第5話 大気圏突入 第6話 ガルマ出撃す 第7話 コアファイター脱出せよ 第8話 戦場は荒野 第9話 翔べ!ガンダム 第10話 ガルマ散る 第11話 イセリナ,恋のあと 第12話 ジオンの脅威 第13話 再会,母よ… 第14話 時間よ,とまれ 第15話 ククルス・ドアンの島 第16話 セイラ出撃 第17話 アムロ脱走 第18話 灼熱のアッザム・リーダー 第19話 ランバ・ラル特攻! 第20話 死闘!ホワイト・ベース 第21話 激闘は憎しみ深く 第22話 マ・クベ包囲網を破れ 第23話 マチルダ救出作戦 第24話 迫撃!トリプル・ドム 第25話 オデッサの激戦 第26話 復活のシャア 第27話 女スパイ潜入! 第28話 大西洋,血に染めて 第29話 ジャブローに散る! 第30話 小さな防衛線 第31話 ザンジバル,追撃! 第32話 強行突破作戦 第33話 コンスコン強襲 第34話 宿命の出会い 第35話 ソロモン攻略戦 第36話 恐怖!機動ビグ・ザム 第37話 テキサスの攻防 第38話 再会、シャアとセイラ 第39話 ニュータイプ、シャリア・ブル 第40話 エルメスのララァ 第41話 光る宇宙 第42話 宇宙要塞ア・バオア・クー 第43話 脱出

『機動戦士ガンダム』(きどうせんしガンダム、MOBILE SUIT GUNDAM)は、日本サンライズが制作し名古屋テレビをキー局として放送されたロボットアニメ。「ガンダムシリーズ」の第一作である。テレビ朝日系で毎週土曜日17:30 - 18:00にて1979年(昭和54年)4月7日から1980年(昭和55年)1月26日にかけて、全43話が放送された。

概要
これまでアニメは子供向けとされてきたのに対して、『海のトリトン』や『勇者ライディーン』の監督経験を持つ富野喜幸(現・富野由悠季)が、明確に青年層をターゲットとして作った最初のジュブナイルアニメ。このため、スポンサーの絶対条件としてのロボット以上に、少年から青年への主人公の社会的成長に物語の主軸に据えられている。また、映画スターウォーズをリスペクトし戦争を舞台としたリアリティに富んだ人間ドラマと、ロボットを「MS(モビルスーツ)」とよばれる兵器の一種として扱う設定等を導入したことでその変革の先駆けとなり、後に「リアルロボット」と称される大きな潮流を作った作品である。それらの要素が放映当時の10代以上の視聴者を中心に人気を博し、本放送終了後の1981年から1982年にかけて劇場版3部作の制作に結びついた。

なお、本作は後に続々と制作されていく「ガンダムシリーズ」と呼ばれる一連の作品群の第1作目であることから、ファンからはファーストガンダムの異名でも呼ばれることが多い。

物語
スペースコロニーへの宇宙移民開始を紀元とした未来世界、宇宙世紀0079年が舞台。人類は増え続ける人口のため、半数が月軌道周辺にあるラグランジュ点に浮かぶスペースコロニー群(サイドと呼ばれる)に居住していた。その中で地球に最も遠いコロニー群サイド3はジオン公国を名乗り、宇宙移民であるスペースノイドの独立を求め、人型機動兵器「MS(モビルスーツ)」の開発成功を機に、地球連邦に独立戦争を挑んでいた。そのわずか1週間あまりで双方の陣営は総人口の半分を死に至らしめた。

そんな中、サイド7に住む少年アムロ・レイは、連邦軍が進めていた「V作戦」に対する調査のためサイド7に侵入したジオン軍MS ザク[1]の攻撃に巻き込まれ偶然が重なり、連邦軍の新型MS ガンダムのパイロットになってしまう。ガンダムの性能もあり敵MSを撃退することはできたものの、ガンダムの母艦である最新鋭補給艦(戦闘能力は戦艦並)ホワイトベース(W.B.)は正規乗組員のほとんどを失い、アムロをはじめこれに避難した少年少女たちは、生き残った乗組員達と協力しながらサイド7を脱出する。しかし宇宙には、赤く塗装した専用のザクを駆り数々の戦果を挙げたことから「赤い彗星」と呼ばれるジオン軍パイロット シャア・アズナブルが待ち構えていた。
v この物語は、アムロ達が長年の宿敵となるシャアを初め、様々な人々との出会いや戦い、そして別れを経て数々の困難を乗り越え、閉鎖的な極限状態に悩み傷つき、一時的に逃避しながらも一歩ずつ成長していく少年達の姿を描いている。

作品解説
『機動戦士ガンダム』は、3機合体のロボットが主役の『無敵超人ザンボット3』、3段変形のロボットが主役の『無敵鋼人ダイターン3』に続くサンライズのオリジナル作品第3作として、富野喜幸(現・富野由悠季)を監督に据え、玩具メーカーのクローバーをメインスポンサーとして企画・制作された。

作品の特徴とそれ以前の作品との比較
独自研究:この記事や節の内容は「独自研究」にとどまっているおそれがあります。このおそれを解消するために独自研究は載せないを確認の上で、ある情報の根拠だけではなく、解釈、評価、分析、総合の根拠となる出典を示してください。(このテンプレートについて)
これ以前の1970年代当時は、一般にはアニメとは子供のものであるという認識、そして玩具市場のものでしかないという固定観念が強かった。だが『機動戦士ガンダム』に先立つ例として、『宇宙戦艦ヤマト』の劇場公開を求めた高年齢層のファンの署名活動があったり、高年齢層をターゲットと銘打った劇場版『ルパン三世』の公開といった、ファンサイドの行動や製作サイドの様々な積み重ねにより徐々に市場が広がりつつあった。

そのような中、『鉄人28号』(1963)や『マジンガーZ』(1972)などによって開拓されたロボットアニメは、従来の時代劇や冒険活劇同様、強い正義感を持つ主人公が操縦する強力な巨大ロボットが技と武器を駆使し、「悪の組織」の敵ロボットや敵怪物を撃退し、最後に世界に平和を取り戻すというプロットが基本であった。先にあげた作品のほか『UFOロボ グレンダイザー』や『グロイザーX』『合身戦隊メカンダーロボ』『超電磁マシーンボルテスV』など幾つかの先例では、したたかにその「裏」や「戦争をしているという全体状況」を描き込むような片鱗こそあったが、いずれも「敵」の設定に「異星人」「異文明」という概念を必要としていた。ここに「コロニー」という設定を持ち込み、敵も味方も全く同じ人間としたのは、幼年視聴者主体の当時としてはかなり冒険だったと言える。さらに『宇宙戦艦ヤマト』という先例があるにしろ、1話完結の「戦況」へ加えて1年という放映期間を通した「戦史」といった低年齢層には理解しがたい大枠の概念をかぶせ、主人公とは別に「戦争」という状況を全面的にロボットアニメのシリーズの中で描き出そうとしたのは『機動戦士ガンダム』の重要な試みの一つと言えよう。

またロボットアニメは登場するロボットの玩具がメインスポンサーとなるおもちゃ会社の重要な商材であり、その売れ行きが番組そのものの命運を決めることから、主役ロボットには変形や合体など、玩具として魅力的なガジェット(仕掛け、機構)を備えることが求められた。これらのために主役MS ガンダムは試作品という設定によって、旧来のパワーアップイベントや合体などの要素をクリアしていた。だがむしろ、当時スポンサーにとっては商品化の対象外ともいえる敵ロボット ジオン軍MSに「量産機」という設定上の概念をはっきりと与えたことが作品のミリタリズムを高め、後の評価を決定付けたともいえる。

このように『機動戦士ガンダム』は子供向けの要素を残しながら、より上の年齢層をもターゲットとしつつ制作された。ロボットアニメという枠組を破綻させることなく、現実味を持たせた物語や設定によって、高年齢層の視聴に堪えうる作品作りが可能であることを示すこととなった。主なストーリーは政治的に対立する2つの組織による戦争の中で、偶然、試作の軍用ロボットを操縦することになった主人公とその仲間たちが、戦火が拡大する中で必死に生き延びていく姿を描いた群像劇である。彼らが新劇をベースとしたケレン味・含みを持たせた象徴的なセリフを口にしながら苦悩する一方で、背景に大状況の「戦争」と「政治」が進行する重層的な作りは特に高年齢に訴えた。主人公 アムロはもちろん、彼らをサポートする人々や相対するジオン公国軍の兵士にも、個性的な人物像がセリフや行動で示された。また必ずしも主人公サイドの「連邦軍」が一枚岩でない様子や、敵サイドに配されたもう1人の主人公であるシャア・アズナブルの復讐劇の要素も交えつつ、全体のプロットには直接触れない登場人物まで、それぞれが信念や思想、哲学を持ってこの戦争を生き抜いている様子も描かれていることで作品世界が豊かになり、厚みがあるエピソードやストーリーを生んだのである。


「フリーダム・ファイター」から「ガンダム」へ

ただし、当初の企画『フリーダム・ファイター』ではロボットを登場させるつもりはなかったという。『宇宙戦艦ヤマト』とジュール・ヴェルヌの『十五少年漂流記』にヒントを得て、宇宙戦艦に乗り込んだ少年少女が宇宙戦争の中で協力しながら生き延び成長するという点は『ガンダム』と共通している。この時点では主人公たちは宇宙戦闘機に乗り込み、異星人と戦うという設定であった。[2]

しかしクローバーはあくまで巨大ロボットもの、それも「変形・合体」といったおもちゃとして楽しめる仕掛けを備えたものを要望した。企画に詰まったスタッフに相談を持ちかけられた、SF作家でスタジオぬえの一員でもある高千穂遥は、ロバート・A・ハインラインのSF小説『宇宙の戦士』の一読を薦めた。これに掲載されている、スタジオぬえによる装甲強化服「パワードスーツ」の挿絵を元に考案されたのが全高18mの「MS(モビルスーツ)」である。この時点での仮題は『ガンボーイ』であった。これがアメリカでトラック軍団を指す「コンボイ」と掛け合わせて『ガンボイ』に、さらにチャールズ・ブロンソンがTV-CMで流行語にした「う〜ん、マンダム」のイメージから『フリーダム』のダムとかけて『ガンダム』という名前が生み出された。

最終的に、主役MS「ガンダム」は上半身と下半身の間に小型戦闘機を変形させて組み込むという形を採り、前出のパワードスーツに着想を得たデザインの「ガンキャノン」と、戦車風の「ガンタンク」もこのシステムを取り入れることとした。

これら3機はそれぞれ1機種1体[3]の試作機であるものの、「ザク」をはじめとしたジオン軍のMSは多数の同形機が存在する量産兵器とされた。そしてMSは主役機と言えども一体で戦局が一変することはほとんどない。ザクに続く新型機として登場する「グフ」や「ドム」などや、ガンダムを元に量産された連邦軍の「ジム」もまた数多く登場する。一方、MSの存在意義に説得力を持たせるために、ミノフスキー粒子という架空の粒子が設定された。これはレーダーや電波誘導兵器を攪乱・無効化することでMS同士の白兵戦に説得力を持たせるものである。アニメとしての制約の中でも無重力状態の描写などにも注意が払われ、細かい設定によって作品世界に奥行きと現実感が持てる作品となっている。こうした設定から近年では、『ガンダム』は(いわゆる「スーパーロボット」作品とは一線を画す、「リアルロボット」作品の元祖と言われる事もある。[4]。

もうひとつ、『機動戦士ガンダム』において重要なキーワードが、「人類の革新『ニュータイプ』」である。超能力にも似た特別な感覚を得た人々として設定されたニュータイプは、当初は主人公 アムロに超人的活躍をさせるためのアイデアであったが、やがて宿敵シャアもまたニュータイプであることが明かされ、そして同じくニュータイプである少女 ララァ・スンとの出会い、そして3人の間で起こる悲劇を通じて、「人類の革新」とは何なのかと問いかけるに至っている。

初回放映時の評価と後の社会現象
当時、現代劇やスペースオペラでならともかく、よもや巨大ロボットという荒唐無稽の代名詞のようなガジェットを用いて通り一遍な勧善懲悪ものではないシリアスな作劇が可能だとは全く予想もされていなかった。このような従来タイプのロボットアニメとのギャップのため、ターゲット層はこれを見ず、置いていかれた幼児はついてこれず、ガンダムは初回放送時の視聴率は名古屋地区で平均9.1%、関東地区で5.3%[5]と振るわなかった。その結果、従来通りの子供の視聴者をターゲットにした関連玩具の売上も伸びなかった[6]ことで、全52話の予定が全43話に短縮される形の打ち切りとなった。[7]

しかしその一方で、放送当時からアニメ雑誌がたびたび熱意ある特集記事を組んだり、終盤からハイティーンを中心に口コミで徐々に評判が高まり、シリーズ後半の視聴率は、放映時間帯としては健闘したといえる。

本放送終了後も当時盛んだったアニメファンによる再放送要請嘆願署名が行われ、またアニメ誌が放送終了後もなお特集記事を組むなど熱意は衰えず、これらを受けて再放送、再々放送が重ねられ、世間一般へ「ガンダム」が浸透していった。再放送では平均視聴率も10%を超え、1982年における再放送では名古屋地区で25.7%(最高視聴率29.1%)を記録するなど、視聴率からもガンダム人気の上昇ぶりを伺うことが出来る。

また、放送終了後に商品化権を取得したバンダイから半年後に発売されたMSのプラモデルが、『ガンプラ』と呼ばれ、低年齢層も含めて爆発的な売れ行きを見せ、ガンダム人気を広げる一助となった。ガンプラは大変な人気を得たことで「モビルスーツバリエーション」と呼ばれる派生シリーズを産み、それらにおける種々の設定はアニメ雑誌において生み出された設定と合わせてガンダムの世界観をより深く掘り下げるものとなった。一方で『機動戦士ガンダム』の作中における描写や「ニュータイプ」の存在に対して、高千穂遙がSF考証の観点から批判する意見を述べ「ガンダムSF論争」を巻き起こした。

劇場版三部作と「アニメ新世紀宣言」
TVシリーズの再編集に新作カットを加えストーリー、設定を一部変更した劇場版の制作が発表されたのは1980年10月のことである。第1話から第13話までを再編した第一作の題名は数字等を付けず単に『機動戦士ガンダム』とされ(ただし公式リリース以外では、便宜上『砂の十字架編』と呼ばれる場合もある)1981年3月14日全国松竹系にて公開された。これに先立つ1981年2月22日、新宿にて「アニメ新世紀宣言」と呼ばれるイベントが開催され、1万5千人ともいわれる数多くの若者が詰めかけた。中にはシャアとララァなど登場人物の(今で言う)コスプレをして現れた者達もいたほどである。[8]彼らを前に富野は、これだけの若者がアニメ映画のイベントのために集まった事を通じて、アニメを低俗、俗悪と決めつける社会の認識を問う発言をしている。

第一作の成功を受けて、『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』(第16〜31話前半を再編、1981年7月11日公開)、続けて『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙(そら)編』(第31話後半〜第43話を再編、1982年3月13日公開)が公開された。またこれらの映画の主題歌がオリコンチャートの上位にランキングされる[9]など、様々な要素が組み合わさって大きな社会現象にまで発展した。

その後も本作と世界観や設定、歴史などを踏襲、あるいは共有する小説や漫画が数多く制作された、メディアミックスの先駆けともいえるアニメ作品でもある。後年、本作の7年後を舞台とするTVアニメ『機動戦士Ζガンダム』を始め、その歴史に連なるアニメ作品、あるいは世界観をモチーフに「ガンダム」の名を冠したアニメ作品や、小説、漫画、コンピュータゲームなどが、様々なクリエイターの手によって制作された。

アニメ史上の評価と後続作品への影響
『機動戦士ガンダム』は複雑な人間模様を描き出したドラマ性が初回放送から四半世紀を経てなお高く評価される作品である。戦争賛美でもなければ安易な「反戦」でもない、独特の戦争観は「ガンダム世代」と呼ばれる当時の視聴者達の戦争観に影響を与えたとされる。

また『機動戦士ガンダム』のヒットは新たなアニメブームをもたらし、これに影響されたアニメも玉石混淆で無数に製作されることになる。特にロボットアニメは『機動戦士ガンダム』同様に、登場人物や世界観の描写に力を注ぐことで高年齢層も意識した作品作りがなされるようになり、後述するような数多くの作品を生み出した。ガンダムシリーズ自身は『機動戦士ガンダム』以来のファンを維持しつつ、新しい設定のガンダムが若いファンを獲得して親子二世代にわたって人気があるシリーズとなっている。またガンプラや各種トイも今なお初代ガンダムやザクの新型アイテムが発売されるなど根強い人気を保っている。

「アニメ新世紀宣言」に集まるなどしてガンダムブームを支えた視聴者達の中からは、数多くのクリエイターが生まれている。例えばそこでシャアとララァのコスプレをした二人も、後にメカニックデザイナー 永野護と声優 川村万梨阿として『機動戦士Ζガンダム』の制作に参加している(さらに言えば、2人は物語の中で結ばれる事の無かったシャアとララァとは異なり、現実の夫婦となっているのだが、それはまた別の話)。

「MS(モビルスーツ)」と「ミノフスキー粒子」という、有人ロボットに意義を持たせる設定はアニメファンや制作者に大きな衝撃を与えた。以降のロボットアニメにおいては、ロボットが人型をしている理由、それが車両や航空機などの従来兵器を凌ぐ理由、絵になるショートレンジ戦闘の起きる必然、なぜ主人公とその乗機が頭一つ(圧倒的ではいけない)抜きん出るかの理由などを設定する事が多くなった。そうして生まれた有人ロボットとして、「バトロイド、デストロイド(『超時空要塞マクロス』)」、「コンバットアーマー(『太陽の牙ダグラム』)」、「ラウンドバーニアン(『銀河漂流バイファム』)」「アーマードトルーパー(『装甲騎兵ボトムズ』)」、「レイバー(『機動警察パトレイバー』)」などが挙げられる。

MS同様ロボットを主役といえども唯一無二の存在として描かないロボットアニメが出現した一方で、それ以前からの主役ロボットをヒーロー同様に描きロボットの格好良さと痛快さを売りにしたタイプのロボットアニメも、相応の論理性を取り入れながら発展している。やがてそれぞれの流れは、古今のロボットアニメのロボットが一堂に会するゲームソフト『スーパーロボット大戦シリーズ』において、「リアルロボット」「スーパーロボット」と呼ばれるようになった。

また等身大のロボットを描いた最初のTVアニメ『鉄腕アトム』がロボット研究者の大きな目標になったように、MSもロボット研究者にとって大きな目標の1つとなっている。

主要登場人物
『機動戦士ガンダム』の登場人物も、従来のアニメの登場人物とは異なった性格、あるいは描かれてこなかった立場から描かれており、それぞれの残した名台詞と相まって後の作品に多大な影響を及ぼしている。

アムロ・レイ
主人公 アムロ・レイは当初一介の民間人、それも機械いじりの好きな内気な少年として登場する。この点において従来のロボットアニメの典型的な主役像である熱血漢・正義漢とは一線を画している。しかしその反面、操縦法もわからないままMSに乗り込んだり、武器を放り投げたりするなど、無謀な一面も存在する。彼は急遽リーダーとなった士官候補生 ブライト・ノアとの衝突や、サイド7脱出以来の宿敵 シャア・アズナブルやMSパイロットとしても人間としても経験豊富な強敵であるベテラン軍人 ランバ・ラルとの戦い、初恋の女性 マチルダ・アジャンや兄貴分 リュウ・ホセイの死といった現実を経て人間的に成長してゆく。 さらに、人類の革新「ニュータイプ」として覚醒し、超人的・英雄的活躍を遂げる過程は、SFヒーローアニメとしての制約からはじまったといえるが、人類の進化の過程と意義、個人のもつ戦争参加への葛藤など普遍的な問題をも触れられており当時としては画期的であった。
シャア・アズナブル
アムロのライバルとなるシャア・アズナブルは、仮面をかぶりつつも従来からのいわゆる「美形悪役」の流れにあるキャラクターではあるが、ジオンの独裁者 ザビ家に対する復讐のためにこの戦争を巧妙に利用する人物として設定されている。ホワイトベースに乗る妹 セイラ・マス(本名 アルテイシア)の存在に悩む一方でニュータイプの少女 ララァ・スンと出会い、さらに彼もまたニュータイプとして覚醒することによって、従来型の悪役を脱して、人類の進化のため独立戦争を利用するに過ぎないという高い理念を抱くようになってゆく。 アムロとシャアとの戦いは、本作では完全には決着が付かず、後に劇場版『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』において、人類の進化を企てるシャアとそのための破壊を阻止しようとするアムロとの間で、その戦いに決着が付くこととなる。
その他の人物
カイ・シデン、ハヤト・コバヤシ、フラウ・ボゥ、ミライ・ヤシマといったホワイトベースの仲間達もそれぞれに成長を遂げてゆく姿が描かれる。また、戦争を嫌悪する元軍人、戦争に加担する民間人、スパイ、武器開発者、主人公に殺される学徒動員パイロットなどそれまでのアニメーションでは無視されていたキャラクターを描ききっている。この方向性はサンライズとして最初に手がけた『無敵超人ザンボット3』でも試みられたものであったが、後の作品にまで影響を及ぼすほど徹底したのは、本作の非常に大きな特徴である。
詳細については、下記のページを参照のこと。
機動戦士ガンダムの登場人物 地球連邦軍
機動戦士ガンダムの登場人物 ジオン公国軍
機動戦士ガンダムの登場人物 民間人
スタッフ
企画:日本サンライズ
原作:矢立肇、富野喜幸(現 富野由悠季)
総監督:富野喜幸(現 富野由悠季)
プロデューサー:関岡渉、大熊信行、渋江靖夫
アシスタントプロデューサー:神田豊 脚本:星山博之、松崎健一、山本優、荒木芳久、富野喜幸 キャラクターデザイン:安彦良和 メカニカルデザイン:大河原邦男 動画チェック:浜津守 特殊効果:土井通明、山本公 美術設定:中村光毅 音響監督:松浦典良 音楽:渡辺岳夫、松山裕士 整音:日向国雄 効果:松田昭彦 背景:アートテイクワン、アップル 仕上:シャフト、ディーン 撮影:斎藤秋男、平田隆文 編集:鶴渕友彰、小谷地文男 現像:東京現像所 アニメーションディレクター:安彦良和 作画監督:安彦良和、山崎和男、青鉢芳信、富沢和雄、大泉学、中村一夫、鈴村一行、 絵コンテ:斧谷稔(富野喜幸)、山崎和男、貞光紳也、久野弘 演出:貞光紳也、藤原良二、小鹿英吉、横山裕一郎、斧谷稔(富野喜幸)、行田進、関田修、久野弘 製作進行:豊住政弘、草刈忠良、植田益朗、望月真人、八木岡正美、深田節雄、神田豊、滝口雅彦 制作:名古屋テレビ、創通エージェンシー、日本サンライズ 主題歌 オープニングテーマ『翔べ! ガンダム』 作詞:井荻麟 作曲:渡辺岳夫 編曲:松山祐士 唄:池田鴻 (キングレコード) エンディングテーマ『永遠にアムロ』 作詞:井荻麟 作曲:渡辺岳夫 編曲:松山祐士 唄:池田鴻 (キングレコード) 劇場版I 主題歌『砂の十字架』 作詞・作曲:谷村新司 編曲:青木望 唄:やしきたかじん 劇場版II 主題歌『哀戦士』 『風にひとりで』 作詞:井荻麟 作曲・編曲・唄:井上大輔 劇場版III 主題歌『めぐりあい』 『ビギニング』 作詞:井荻麟、売野雅勇 編曲:鷺巣詩郎 作曲・唄:井上大輔 挿入歌 『シャアが来る』 作詞:井荻麟 作曲:渡辺岳夫 編曲:松山祐士 唄:堀光一路 『きらめきのララァ』 作詞:井荻麟 作曲:渡辺岳夫 編曲:松山祐士 唄:戸田恵子 『いまはおやすみ』 作詞:井荻麟 作曲:渡辺岳夫 編曲:松山祐士 唄:戸田恵子 放送リスト 各サブタイトルは画面上の表記どおり。また映画化においては、各エピソードに対し主に以下の変更点が加えられた。 ボトルショー(シリーズ全体で構成に影響の無い、一話完結エピソード)はカット。ただし31話以降の『めぐりあい宇宙編』の部分については打ち切りが決定した為、ボトルショーを入れる余裕が無かった。 TVシリーズでは2回にまたがっていたエピソードや戦いを、1回分に集約。これによる演出上の矛盾は極力修正されているが(9話でガンダムが持っていた武器など)、修正されず矛盾が残っている所もある(29話と30話におけるシャア専用ズゴックの被弾位置など) エピソードを前後で入れ換え。 反映分は全てがTVシリーズの映像でなく、同じシーンをわざわざ劇場用に描き直した部分もある。特に『めぐりあい宇宙編』では、TV版制作時に安彦良和が病気で作画から外れていたため、全面的に安彦による新規作画が行われている。 話 サブタイトル 初放送日 (名古屋テレビ) 劇場版での編集反映 1 ガンダム大地に立つ!! 1979年4月7日 物語の発端である為反映。 2 ガンダム破壊命令 1979年4月14日 物語の基本設定が固まる話の為反映。 3 敵の補給艦を叩け! 1979年4月21日 ボトルショーの為カット。 4 ルナツー脱出作戦 1979年4月28日 時間の都合ですぐ出港。パオロ艦長は戦死せず降艦。 5 大気圏突入 1979年5月5日 新舞台とガルマ登場の為反映。ガンダムの大気圏突入機能は大幅に変更。 6 ガルマ出撃す 1979年5月12日 9話に統合。 7 コアファイター脱出せよ 1979年5月19日 ボトルショーの為カット。 8 戦場は荒野 1979年5月26日 ボトルショーの為カット。 9 翔べ! ガンダム 1979年6月2日 一応ボトルショーだがアムロの心理描写が重要な為反映。 10 ガルマ 散る 1979年6月9日 ガルマやマチルダがからむ話の為反映。 11 イセリナ、恋のあと 1979年6月16日 イセリナが敵討ちをしようとするが、時間の都合でカット。 12 ジオンの脅威 1979年6月23日 グフとランバ・ラル隊登場の為反映。一作目のラストシーン。 13 再会、母よ 1979年6月30日 12話の前に入れ換え。 14 時間よ、とまれ 1979年7月7日 ボトルショーの為カット。 15 ククルス・ドアンの島 1979年7月14日 名エピソードだがボトルショーの為カット。 16 セイラ出撃 1979年7月21日 『哀・戦士』の導入部。セイラやコズンの投獄がある為反映。 17 アムロ脱走 1979年7月28日 投獄やアムロの脱走がある為反映。 18 灼熱のアッザム・リーダー 1979年8月4日 アムロ脱走中の話だがボトルショーの為カット。 19 ランバ・ラル特攻! 1979年8月11日 グフやアムロの伏線がある為反映。 20 死闘! ホワイト・ベース 1979年8月18日 ランバ・ラル隊の伏線がある為反映。 21 激闘は憎しみ深く 1979年8月25日 25話の後に入れ換え。 22 マ・クベ包囲網を破れ! 1979年9月1日 一応ボトルショーだが反映。 23 マチルダ救出作戦 1979年9月8日 新兵器Gファイターが始動する重要な話だが、劇場版ではコア・ブースターとなった為カット。 24 迫撃! トリプル・ドム 1979年9月15日 マチルダが死ぬ他、名シーンである為反映。 25 オデッサの激戦 1979年9月22日 一年戦争全体の伏線の為反映。黒い三連星は劇場版では初戦で全滅。 26 復活のシャア 1979年9月29日 シャア、水陸両用モビルスーツなど伏線が多く反映。 27 女スパイ潜入! 1979年10月6日 26話に統合。 28 大西洋、血に染めて 1979年10月13日 カットが検討されたが、カイの成長を描く話の為反映。 29 ジャブローに散る! 1979年10月20日 シャアに伏線や名シーンがある為反映。ただし30話と統合された。 30 小さな防衛線 1979年10月27日 カツ、レツ、キッカやセイラの伏線がある為反映。 31 ザンジバル、追撃! 1979年11月3日 冒頭の大気圏離脱部が『哀・戦士』のラスト。宇宙の戦いは『めぐりあい宇宙』で。 32 強行突破作戦 1979年11月10日 シャアがドレンやブライトとからむ為反映。 33 コンスコン強襲 1979年11月17日 テムが関係する為反映。なおテムとの出会いは一回に統合された。 34 宿命の出会い 1979年11月24日 テムやララァが関係する為反映。 35 ソロモン攻略戦 1979年12月1日 一年戦争全体の伏線の為反映。作戦開始シーンがかなり短縮されている。 36 恐怖! 機動ビグ・ザム 1979年12月8日 一年戦争全体の伏線の為反映。 37 テキサスの攻防 1979年12月15日 37・38話は35話の前に移動。ただしギャンとマ・クベはカット。 38 再会、シャアとセイラ 1979年12月22日 サブタイトル通り伏線にからむ為反映。 39 ニュータイプ、シャリア・ブル 1979年12月29日 上映時間の不足と安彦の意見により全面カット。 40 エルメスのララァ 1980年1月5日 以後最終回までニュータイプにからむ話の為全て反映。 41 光る宇宙 1980年1月12日 42 宇宙要塞ア・バオア・クー 1980年1月19日 43 脱出 1980年1月26日 放送局 同時ネット:名古屋テレビ(キー局)、テレビ朝日、北海道テレビ放送、東日本放送、静岡けんみんテレビ(現・静岡朝日テレビ)、広島ホームテレビ 時差ネット:青森放送(26話で打ち切り。再放送は青森テレビで放映)、テレビ岩手、秋田放送、山形テレビ、福島テレビ(後にテレビ朝日系専門の福島放送が開局、以後の再放送はこちらで放送)、新潟総合テレビ、長野放送、富山テレビ放送、石川テレビ放送、福井テレビ、朝日放送(※同時刻にローカル放映ドラマ『部長刑事』が放映されていた事情による)、山陰放送、瀬戸内海放送、テレビ山口、南海放送、テレビ高知、九州朝日放送、長崎放送、熊本放送、宮崎放送、沖縄テレビ放送   ウイキペディアより抜粋
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